きまぐれ雑記帳

きまぐれに日々の思いを綴ります。

2019年イタリア ② 

2019-03-10 20:24:22 | 旅行

 2日目も霧でした。日本で調べた天気予報では、最高気温が10℃。

ダウンのコートを着ていくと何かとかさばります。薄着で行ってしまいました。

やはり曇り空、寒かった!!でも我慢です。

時間が早いせいかドゥカーレ宮殿空いてます。

大潮で海水が押し寄せるとこの台を並べてこの上を歩くそうです。

ヴェネツィアはカーニバルの時期でした。皆さん準備中。

聖マルコを象徴する有翼の獅子。

なんか男前です。

サン・マルコ寺院。

エジプトのアレキサンドリアで殉教して埋葬されていた聖マルコの遺骸を密かに買収し、

運び出してヴェネツィアに移されました。

当時のアレキサンドリアはイスラム圏だったため、彼らの目をごまかすため

聖マルコの遺体は、ムスリムが忌み嫌う豚肉の中に隠されて運び出されました。

・・・・臭そうです!!

極上の聖遺物である聖マルコは、熱狂を持ってヴェネツィアの市民に迎えられ

すぐさまそれをお祀りするために大聖堂が建立されました。

遺体を運んだ請負人、幾らもらったのでしょうかね!!

死体の検証ではありません。聖マルコ様でございます。

定番のガラス工房見学です。

昼食の時間調整で、30分のフリータイム。

今回はカフェには入りませんでした。高いもん!!

 

カバの指輪です。

宝石箱?タバコ入れ?

紺色が流行っているのでしょうか?

いつものブチェラッティ

サンマルコ広場から歩いて3分のサン・ジュリアーノ教会。

豪華です。

昼食は、1930年創業の老舗レストラン「アンティコビニョーロ」で

昼食後4時半までフリータイム

リアルト橋を渡ります。

皆さんこの風景を撮影中。

反対側には誰も興味なしみたいです。

今回は、サンタ・マリア・グローリオーザ・ディ・フラーリ聖堂を目指します。

ペーパーウエイト。私一人だったら買ってるわ!!

ナビがあるからこんな道でも大丈夫。

こんなところで柴犬ちゃん。

15分程で到着。この教会の鐘楼はサン・マルコ寺院に次ぐ高さだそうです(70m)

ティッツィアーノの傑作「聖母被昇天」

作品は大きく3つの部分からなっています。

絵画の最上段は、聖母を迎える天の父。

中段は光の中で昇天していく聖母マリア。

下段は聖母の昇天という奇跡に驚く使徒たち。

こちらもティッツィアーノの「カ・ペーザロの聖母」

この赤いマントを羽織った人物は、この絵の寄進者ヤコポ・ペーザロ。

その直ぐ後ろに描かれているのは、彼の孫のレオナルド。どの位置から見ても

彼と視線が合います。

聖具室にある聖遺物の祭壇。子の祭壇の中には、キリストの死後、マグダラの

マリアがキリストの体から採取したといわれている「キリストの血」が収められて

いたそうです。知らなかった!!

ジョヴァンニ・ベッリーニによる祭壇画。

ティッツィアーノは彼の弟子だそうです。

ヴェネツィア共和国のドージェ(元首)の職にあったジョヴァンニ・ペーザロ

の墓廟

 ティッツィアーノの墓廟

アントニオ・カノーバの墓廟。

こちらの教会には、多くの素晴らしい美術品が溢れておりました。

 フラーリ教会のすぐ裏手にある「スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ」

スクオーラとはイタリア語で学校や同業者組合の事で、特定の守護聖人を祀った

建物を集会所として、ヴェネチア共和国時代は地域を纏めるために大きな役割を

はたしました。サン・ロッコは聖ロッコ守護聖人として建てられたヴェネチアを

代表するスクオーラです。内部はティントレットの美術館でした。

こちらの同信会は15世紀のペスト流行時にペストの守護聖人ロッコの名を冠して

病人の看護を目的に設立されたそうです。

ティントレットの罪のない人の大虐殺。

この逞しい白い腕に惹かれます。女性の腕だと思いますが・・・誰かを助け出そうと

していると思うのですが。隣に描かれている赤い衣装の女性は子どもと共に

男によって突き落とされようとしているのか?

2階に続くこの階段の絵画はペストを扱った作品群です。

ティントレットの作品ではありません。

2階の天井には旧約聖書を題材に描かれた21点の作品。大迫力です。

アダムとイブ・・・でしょう。

イブ・・・なんか胸がペチャ・・・筋肉?

 

キリスト磔刑

サン・ロッコ・・・ティントレットの美術館でした。彼が46歳から69歳まで

をかけて描いた、聖書を題材にした油絵70余点、見応えありました。

ヴェネチア賃貸物件、1カ月63万円・・・・ヒェ~!!

売り家8千5百万円・・・・ギョエ~です。

合気・・・・日本人経営じゃないな!!

 

ヴェネチア大学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする