テクテク散歩。
ご近所のお寺さんの掲示板の言葉に、ふと目がとまりました。
なかなか哲学的なフレーズです。
ヤン・ウェンリー(Yang Wen-li)は、田中芳樹さんのSF小説(スペース・オペラ)「銀河英雄伝説」の自由惑星同盟側の主人公とのこと。
このお寺のお坊さんは「銀河英雄伝説」を熟読されているようです。
なかなか粋なお坊さんです。
そして、もう一つのフレーズ。
人類の暗黒面を語っています。
選挙に行きましょう!
テクテク散歩。
ご近所のお寺さんの掲示板の言葉に、ふと目がとまりました。
なかなか哲学的なフレーズです。
ヤン・ウェンリー(Yang Wen-li)は、田中芳樹さんのSF小説(スペース・オペラ)「銀河英雄伝説」の自由惑星同盟側の主人公とのこと。
このお寺のお坊さんは「銀河英雄伝説」を熟読されているようです。
なかなか粋なお坊さんです。
そして、もう一つのフレーズ。
人類の暗黒面を語っています。
選挙に行きましょう!
古書店で、昔、読んだことのある本に再会しました。
バブル経済の全盛期にブームとなった一冊です。
懐かしい~。
ホイチョイ・プロダクション作品 馬場康夫作 松田充信・絵
小学館刊
奥付を見ると、昭和58年、1983年です。
日本経済がバブルを迎えようとする年です。
この時、誕生したのがホイチョイ・プロダクション。
東京・成蹊学園で小学校から大学まで16年間過ごした同級生11人が、遊びでホイチョイという仮想国家を造り、映画製作を中心に活動を続けていたことが土台となっているとのこと。
育ちの良い都会のお坊ちゃま、お譲さんが、カッコよく日々を暮らすためのノウハウ、テクニックを世に出しました。
見栄テニス、見栄スキー、見栄フランス料理、見栄海外旅行、見栄オートバイ、見栄軽井沢、見栄キャリアウーマン、見栄湘南、見栄シティーボーイなどのウンチクを並べていきます。
イヤな奴らですね(笑)。
今でいうとニセ・セレブに変身するためのノウハウ、テクニックを短時間で習得しようというハウツー本です。
当時、たくさんいた怪しい人たち・・・笑。
今で言う、港区女子でしょうか。
ホイチョイ・プロダクションは、この一冊をベースとして本来の仕事である映画に進出していきます。
『私をスキーに連れてって』 (1987年)
『彼女が水着にきがえたら』 (1989年)
『波の数だけ抱きしめて』 (1991年)
バブル経済時、若者たちのココロを鷲づかみにしました。
スキーやテニス、サーフィンやヨットで遊ばなければ、人にあらず・・・という雰囲気でした。
マル金(金持ち)、マルビ(貧乏人)という言葉も流行りました。
当時、人生で一番ビンボーだった頃・・・涙。
地方から江戸に出てきた身分としてはしょうがないですよネ。
大学の同級生でも、付属高校からエスカレータで上がってきた人たちは、BMWやサーフボードを乗せたマツダの赤いファミリアで通学、遊びに行っていました。
住む世界が違う・・・遊び方か違う・・・お金の使い方が違う・・・。
うらやましいという感情を超えていました・・・これは格差!
持つもの、持たざる者がいるということを体感した次第です。
でも、今にして思うと、あの時のハングリー精神で今があると思っています。
大学生の頃、ビッグコミックスピリットに掲載されていた「気まぐれコンセプト」を読み、なんと広告代理店に入社することになります。
花のお江戸のど真ん中にある広告代理店・・・実に楽しかったです。
実に単純です(笑)。
ホイチョイ・プロダクション作の「気まぐれコンセプト」は、今もスピリッツに連載されています。
もう半世紀に及ぶ超ロングセラー・・・マンガの最長不倒ではないでしょうか?
見栄講座が出版されて、早42年。
その後、日本の経済は急降下・・・国際競争力も低下し、一人あたりのGDPも目をふさぎたくなる下位に低下。
円安は進み、海外旅行にも行けなくなりました。
ビンボーな国、貧しいニッポンになってしまいました。
悔しいですが、足るを知る、清貧の思想で、当面、地道な努力をしていくしかないと思います。
でも、あの頃と比べると少しは大人になった気がします。
ただ、いまだに軽薄短小、ミーハーですが・・・笑。
明るい未来に向けて、まずは行動、行動、行動!です。