能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

最低賃金は1050円を目指して調整が行われています・・・最低でも5%以上上げていかないと国民が困窮することになります

2024年06月26日 | 社会・経済

厚生労働大臣の諮問機関である中央最低賃金審議会での議論が始まりました。

昨年大幅な最賃の引き上げがあり全国平均時給は1004円です。

ただ、この1年の間の物価上昇、円安などにより、賃上げ額を物価高が上回り、実質賃金が下がってくるという業況です。

最賃審議会の議論では、1050円あたりに着地点を見出そうとしています。

ただ、この額では、大企業と中小零細企業との格差は開くばかりです。

岸田首相は2030年半ばまでに最低賃金1500円を目指しているようですが、ちょっとスピード感がなさすぎです。

人件費コストが上がると懸念していた日本商工会議所などの中小企業4団体も最賃の引き上げを受け入れている様子・・・もっと政府に強い申し入れをしていただきたいものです。

現在、最低賃金が最も高いのが東京都で1113円、最も低いのが岩手県の893円。

200円以上の差があります。

ただ、昨今の未曾有の人手不足。

中小企業では恐ろしいくらいに人が採用できません。

最低賃金では、優秀な人材、欲しい人材を採ることが出来ません。

企業格差は、人材の格差。

中小企業は、生産性を高め、高い付加価値を産み出す努力が必須です。

経営者は、粗利を上げ、利益剰余金を積み、当座比率を上げて行くことを日々努力しなければなりません。

最低賃金を巡る議論が、1年先、2年先の働く人たちの生活、日本経済を読んだものになっていただきたいものです。


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神社のお社で雨宿りするネコちゃんたち・・・飲み屋街に住む保護猫たち・・・元気で、とりあえず元気で!

2024年06月26日 | まち歩き

広島の街も梅雨入り・・・シトシト雨が降っています。

広島市の中心部にある新天地公園。

西日本で最大級の飲み屋街、流川、薬研堀にあります。

 

その公園の中にある神社のお社。

境内の中で、ネコちゃんたちが雨宿りしていました。

お昼寝中です。

このネコたちは、保護猫。

地域、コミュニティの方たちの餌やりやお世話で生き延びています。

さらには、この地の神さま、氏神様にも守られているんですね。

幸せなネコちゃんたちです。

梅雨の季節・・・雨や台風でネコたちも大変だと思います。

元気で、とりあえず元気で!


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