癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

素晴らしかった三浦眞理子さんの講演

2012年10月16日 | Weblog

 

 

 

 

 

今日は、三種町の染織家三浦眞理子さんの講演を

聞くチャンスに恵まれました。

 

お目にかかったら、なんと着物姿でした

「自分で染められたお着物?」と、お尋ねしたら、

「そう・・・・。今日は動く広告塔でね。」ですって・・・

三浦眞理子さんの笑顔に、素敵な魅力を感じました。

 

 


この着物は、三浦眞理子さんが

すおうとロッグウッド(幹材)で染めたものだそうです。

木目絞りという模様で

丸い絞りは洗濯挟みを使って作ったものだそうで

デザインの見事さに驚くばかりでした

さすがは数々の受賞に輝いた三浦眞理子さんですね

 

 

 

身近な素材で

新しい変化を楽しんでおられる

三浦眞理子さん。


わび・さび・粋など

日本人の美意識

四季折々の移りゆく季節を感じる心、

色彩の変化を感じる豊かな感性

それらが

どんなに素晴らしいことかを

あらためて認識させてくれました

 



おしろい花で染めたものを織物にしたという

三浦眞理子さんの素晴らしい作品です。

 

“草木染は色が生きている”

草木染は

どんな色でも合うのが魅力。

はかない命の染めもいいもの。

身にまとうために自分だけの世界の色を染めてきた女性たち。

自分が生きてきた素晴らしい世界がそこにある。

など、など・・・

楽しい印象的な草木染のお話で

あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 

草木染作家の山崎斌(あきら)さんの月明竹青のお話は

感動的でした

 

 

息子の山崎青樹さんから三浦先生に贈られた本です。

山崎青樹さんは1923年、東京都生まれの日本画家、染色工芸家。

「草木染」の命名者であり、手染め手織りの復興に努めた父・斌さんとともに、

長野県佐久市に「月明手工芸指導所」を設立、

1948年には草木染研究所を併設。

卓越技能者(現代の名工)や

群馬県重要無形文化財保持者に認定されています。


 

装丁は紫根染でできていました。


本の箱は山漆の藍染めです。
 

草木染の命名者である山崎斌さんは

紫草を求めて当地に足を運んだことがあるそうです。

三浦先生は、それを記した文も紹介してくださいました。

 

久々に格調の高い講演を拝聴することができて

幸せ気分が体中にじわっときてしまいました

 

 

 


講演が終わってから、

当地で紫根染・茜染の古代技法を守り伝えてくださったお宅に

案内いたしました。

素晴らしい伝統文化に大満足の三浦先生でした。

 

手で染め織り、心で染め織り、

素敵な感性と豊かな知識で染め織りを

されておられる三浦先生の人柄は

実に温かく

きらきらまぶしいくらい輝いていました

 

 

 

紫根染を手にする三浦さん 

 

茜染を手にする三浦さん

 

 立枠絞り模様の紫根染

 

郷土にこのような誇り高い伝統文化があったことを

嬉しく思う一方で

今は貴重な古代技法が途絶えてしまったことが

悲しくも思えたひとときでした。

 


 

素晴らしい染織家三浦眞理子さんに感謝をこめて

癒しの庭から今日の輝くバラを花束にして・・・

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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癒しの庭にキノコが生えました!

2012年10月15日 | Weblog

 

 


 この水辺に

キノコが生えました


癒しの庭のこの場所には、ここ数年ちょうど今頃に

キノコが生えるんですよ

 

 

こちらの地方では、「サモダシ」と言っているキノコです。

三本あるだけでダシが出るというくらい

美味しいキノコです。

 

 

 

癒しの庭のこの場所、見覚えがあるでしょうか?

以前にもご紹介しましたが、特別な場所なんです。

そう、初夏の頃に

ホタルが飛び舞う舞台となるのです

 

 

 

 

この水辺は

池の水の取入れ口になっていて、

鯉たちにも居心地の良い場所を作ってくれるし、

ホタルには晴れ舞台を提供してくれるし、

我が家の食卓には美味しいキノコをくださるし・・・と

自然の恵みいっぱいの宝庫なんです

 

 

 今晩は美味しいキノコ汁といたしましょう

秋の味覚を楽しんで、

癒しの庭の恵みに感謝しながら・・・

 

 

  

 アジュガとキノコのコラボ、

これもまた渋い味わいがあっていいものですね。

水辺の横では秋のバラがしなだれて・・・

 

 

 

  

 

 

 

 

癒しの庭のスモークツリーや

ナツハゼ、ライラック

紅葉が進んできました

 

 

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ポポーの実が落ちました!

2012年10月14日 | Weblog

  

 このフルーツ ご存じかな?

 

 

 そう、そう、ポポーの実です

 

今日、庭にポポーの実が落ちていたんです

アケビに似ているでしょ。

完熟すると自然に木から落下するんです。

えっ、もう、そんな時期になったんですね

 

ポポーの実は

あと数日もしたら軟らかくなって、

クリーム色に変わり、

独特な甘い香りが強くなってくるんです。

そうしたら食べ頃なんです

 

どんな味がするかというとね

黄色い果肉がやわらかな食感で、

甘い、トロピカルフルーツといった感じかしら・・・

中には黒い種子がたくさんありますけど、

南国系のバター質でクリーミーな味が楽しめますよ

 

 

 

我が家のポポーの木です。

ポポーは北アメリカ原産なんですって。

バンレイシ科の中で唯一の温帯果実だそうですが、

耐寒性が強いので、

日本ではほとんどの地方の栽培が可能だそうです。

 

いつ頃、我が家にやってきたのでしょう。

庭師の父は明治44年生まれですが

植えたのは知らなかったそうですから

きっとおじいさんの時かもしれませんね。

ポポーの木は

明治27~28年頃小石川植物園に植えられたのが最初だそうです

 昔は広範囲の地方で栽培され、 

癒しの庭でも、

相当早い時期に植えたのでしょう。

そう言えば、おじいさんは植物に詳しい人だったようですし、

明治時代に作った押し花も残っていますから・・・

(後で紹介したいと思っています

おじいさんは、きっと、

栄養価が高くて

優れものの果物ということで植えたのでしょう。

ご先祖様も

南国系の素晴らしい香りを楽しんでいたんでしょうね

 

 

ポポーの葉っぱは、秋の紅葉も楽しめますが

まだまだ紅葉には早過ぎるようです。

 

 

紅葉を待てずして、落ちた葉っぱがありました。

 

 

 ポポーの木を見上げると、

まだ実がついていましたよ

でも、今年は、実が少ないです。

厳しい夏の暑さのせいでしょうか。

 

 

 

実生から育ったポポーの木が

こんなに大きくなりました

実がつくのはあと何年後でしょう。

実生からだと6年もすれば実がつくそうですから

楽しみに待ちましょう。

 

ポポーの花

 

ポポーの果実からはワインもできるらしいです。 

きっと、ポポー特有のふくよかな芳香を楽しめるでしょう

 

先日、

庭師の弟から、

癒しの庭から送った

ポポーの実の種を蒔いて育てた木に、

初めて実がついたという

嬉しいメールが届きました

 

 

 

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ペンステモンとクイーン・エリザベス、どちらに軍配?

2012年10月13日 | Weblog

 

 

朝からどんよりとして冷え込んで

今朝は早くも暖房にスイッチを入れてしまいました

 

寒露が過ぎて秋も深まりました。

葉っぱの朝露も直に霜に変わっちゃうんでしょうね。

八幡平の紅葉も進んでいることでしょう

  

 

しっとり静かな秋のバラ庭に

ペンステモンが咲き出しています

バラの足下で 

花を咲かせたペンステモン

寒くなってきたのに頑張ってくれていたんですね。

気持ちを和らげてくれています

  

 

 

近くで咲くクイーン・エリザベスの背がぐんぐん伸びて

2メートルをこすほどです

どこまで伸びるのでしょうね。

この元気いっぱいのペンステモンとクイーン・エリザベス

軍配はどちらに?

 

やっぱり、どちらも「頑張っているで賞」ですよね

  

  

 

 

 

 

たくさんの蕾をつけているバラたち

これからもう少し楽しませてくれるでしょう

 

癒しのバラ庭では、今年の夏剪定を

8月19日に行いました。

とっても残暑が厳しくて

どうなることかと心配しながら

秋バラの開花を待ちました。

幸いまずまずのバラの開花で、

色と香りも楽しむことができ、本当にラッキーです

やっぱり癒しの庭の夏剪定は

8月20日前が良いみたいです

一番忙しいときなんですが、頑張らなくてはネ

 

 

 

 

  

春のような華やかさがなくて

ちょっと淋しいバラ庭ですが

これはこれで、また味わいがあります

深みのある秋色がじんわりと心に沁みてきます

 

 

  

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こもせ通りに万葉の香りが

2012年10月12日 | ガーデニング

 

 

 

町のこもせ通りに吹く風に

布がしなやかにそよぎ

和の心を絵にしたような風景を作った

草木染の実習

今日は、万葉の香を楽しんできましたよ 

 

町通りにある旧酒造り屋で

草木染の実習があったので、久しぶりの外出でした。

今回の草木染は

紫根染と茜染です。

紫根染・茜染は山野に自生するムラサキとアカネの根を

 染材とする天然の草木染です。

 

崇高優美な憧れの色として称えられる

「紫根染」と「茜染」ですが、

残念ながら、当地に伝わる古代の染め技法を伝承する人は、

いなくなってしまいました。

平安朝から伝えられてきたという伝統の文化に思いをはせ

今日は、ムラサキとアカネの色との出会いを楽しんできました。

 

今では幻の花と呼ばれるムラサキです。

アカネを集めるのも大変難儀な仕事です。

今回はムラサキは栽培ものと中国紫根、

アカネは先生自ら山々で採集したものを使って実習しました。

 

 

左はアカネ根、右は紫根です。

 

紫根の染液 

アカネの染液 

 

アカネのチップも準備してくださいました。

 

 

 

紫根には植物染料の抽出材ユニソルブを加えて染液を作りました。

媒染は明礬の先媒染でした。

古代技法ではサワフタギを使って

何度も何度も下地染をするのですが・・・

 

鮮やかな色合いに染まった茜染にみんな大満足

 

 

 

先生が準備してくれた100均のマフラーを使って染めた

紫根染とアカネ染ですが

まんざらでもないですね 

  

 

草木染を教えてくださった先生の作品です。

やわらかな自然の色合いに

ふんわり優しい心が広がって

穏やかな時間が流れているような感じがしました。

 

 

 

 

 

残りの染液を使って、家に帰ってからもう一度染めてみました。

色は薄いけど、なかなかいい感じに・・・

こんなやわらかなムラサキとアカネの色も味わい深いでしょ。

 草木染の温もりから活力と癒しをもらいました。

自然の恵みと素敵な仲間に感謝、感謝 

 

 

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バラを花束にして届けたい

2012年10月11日 | Weblog

  

京都大学教授山中伸弥氏がノーベル賞受賞に

輝きました

この素晴らしい快挙に

日本中から大きな拍手がわき起こり、

希望と元気をもたらす明るい話題に

胸が熱くなりました

ips細胞は、私には難しくてよくわかりませんが、

山中氏の謙虚で誠実な人柄が印象的でした。

「邪魔なか」「山ちゅう」と呼ばれ、挫折を重ねても研究を続け、

夢の扉を開くまでには、どんなに苦労が多かったことでしょう・・・。

これからが勝負と話しておられましたが

世界から期待が高まっていることでしょう。

山中氏の“感謝”と“責任”の言葉に感動しました

ノーベル賞受賞を心からお祝いしたいです

 

 

 

癒しの庭の輝くバラたちを、

ぜ~んぶ花束にして

贈り届けたい気持ちになっています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  

   

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

   

 

 

おめでとうございます

 

嬉しいことに

ノーベル賞受賞の他にも

喜ばしいニュースがありました

遠くからいつも応援している

テニス界の貴公子、錦織圭選手

男子テニスツアーのジャパン・オープンで優勝し、

同時に日本男子初めてというツアー2勝目を飾りました

凄いですね

 錦織選手、おめでとう

 

 

 

私までたくさんの元気をもらった気分です

 今日は、思い切って庭の草取りを頑張ってみました

 

 

 

きれいになったロックガーデンを前に

気持ちがだんだんに明るくなってきました

  

 

                          

 

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今日の砂紋は花車を中心に・・・

2012年10月10日 | Weblog

 

 

 

きゅっと身震いしたくなるほど冷え込んだ朝でした。

今日の最低気温は5℃以下だったみたいです

 

今朝の庭には、静寂に包まれた中に

凛とした気勢を感じる砂紋がありました

 

久しぶりに、庭師がひいてくれた砂紋です。

今回の砂紋は、花車を中心にして描いたようです。

くっきりとした力強い砂紋が

自然と花車に目がいくようになっていて

なかなかいい感じの砂紋に仕上がっていました

 

禅寺では、納得のいく砂紋を描くまでには、

3年はかかると言われるそうですが、

雲水さんの修行のように

いろいろな砂紋を描きながら

少しずつ腕をあげてきた庭師です

 

仙台からいらしたおばあちゃんに

「楽しい花車ですね。」

褒めていただいて、庭師もご満悦の様子でした

 

蛇足ですが・・・

砂紋は、戦国時代に忍者の侵入を防ぐために

庭園に白砂を敷いて、箒目をつけたことが始まりのようです。

我が家の砂紋は、歩いているうちになくなってしまいますが、

禅寺では

雨風にさらされて砂紋がつぶれたり、

落ち葉などが目立ったりするので

庭清掃も「雲水の修行」になっているそうです。

ご多忙の我が家の庭師には

こちらの修行までは望めそうにありませんけどね・・・。

 

 

コルチカムが咲き出して、

枯れ川の淋しくなった庭が、少し明るくなりました

  

 

 

仙台からいらしてくれたかわいい姪っ子から

お土産にいただいたハーブティーです

いつも細やかな気遣いをしてくれる本当に優しい姪っ子で、

帰った後まで、ほんわかとあったかいに包まれるんです

 

 

11種類もブレンドされたハーブティーなんて初めてです

 

                                      パリサー・チャーム

                                   ポールドアプリコット

 

 素敵なお客様たちを喜んで迎えてくれた

今日のかわいいバラたちです

 

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オータム・ガーデンに誘われて

2012年10月09日 | Weblog

  

 

シモツケが真っ白なお花をつけているのを発見

「オータム・ガーデンに私も入れてよね。」って・・・

遠慮がちにたった1輪だけなんです

 

 

オトギリソウも、「私も仲間にね」って・・・

秋の庭散策も楽しみがいっぱいです。

 

 

 

いつもホワイトガーデンで待ってくれている

我が家のかわいいペットです

いつのまにか、庭師が頭の上のお花をよせてくれていました。

ハマギクに囲まれた猫ちゃん

えっへん、どうだい

なんて顔に見えません

 

 

ガウラの花が次々と咲いて大賑わいになっています。

今秋は、畑作りもやれないので

その分、キッチンガーデンの前で頑張ってくれているのかも・・・

 

 

 

こちらの青いお花は、クロホウズキです。

毎年こぼれ種で庭のあちこちに咲くのですが

今年は、なんとセンターガーデンの一等席を陣取ってしまいました。

このままにしていると、まもなく通行止めになってしまいそうです。

小道の向かいのフジバカマとお手々つないで

 

 

 

 

 

小道をはさんで向い側のボーダーまでは大分離れているのですが

ど根性クロホウズキの逞しさに圧倒されています。

この勢いを見習わなくては・・・

 

オータムガーデンに彩りを添えている

お花や葉っぱ、実などを・・・

  

  

  

 

  

  

 

 

 

  

  

 

  

 

  ロックガーデンのあたりも秋色が深まって

ドウダンの紅葉も進んできました。

 

 

今日は、朝から快晴の体育の日

仙台からいらしたお客様も

澄み渡った青空の下で

秋の庭を楽しんでくださいました

 

 

 

 

 あれっ、こんなとこにもペットがいたかしら・・・ 

 

 

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大文字草やホトトギスが咲く玄関

2012年10月08日 | Weblog

  

 

大文字草が

玄関前で

静かに咲いています

  

 

 

 

  

白いホトトギスも

野に咲く花のように・・・

 

我が家の玄関は北向きで、シェードガーデン

と、言えば聞こえは良いのですが、

手入れ要らずの宿根草を植えっぱなしの

ナチュラルガーデンとでも言いましょうか、

ま、ちょっと恥ずかしいコーナーになっています

 

 

 

大文字草は、ナルコユリやリョウメンシダ、

ユキノシタなどと一緒に自然いっぱいの感じで

 

 

少し足を進めても、まだまだワイルドな感じが続きます 

 

 

 

 

美しい庭作りをするガーデナーでしたら

玄関にこそ力を入れて素敵に見せたいところですよね。

でも、当地は雪が多く積もるので、

玄関前はロードヒーティングにしているし、

昔からの池もあるし・・・

ガーデニングを堪能するスペースはそんなに多くありません。

それでも、アイデアと実行力のあるガーデナーでしたら

ちょっとのスペースでも

素晴らしいガーデニングをしていますよね。

実のところ、全然手入れをしていないのは

前庭をじっくり眺めて楽しむことをしないからかも・・・。

これではいけませんね。

家の顔は玄関ですから・・・

玄関前のガーデニング、来年の宿題といたしましょう

昔から、私、宿題は苦手だったんですよ・・・

ま、やるしかないですね。

 

 

でも、この延べ段だけはちょっといい感じに見えません?

これは、我が家の庭師の自慢の手作りです。

草は生えないし、歩きやすいし

もっともっと作って欲しいと思っているのですが

何せ忙しい方ですから

庭仕事が出来ない庭師なのです。

3月まで講師依頼が6回もあるそうですから

庭仕事をしないカメラマンにでも転職でしょうかね。

 

 

 

裏庭にまわってみると

ボーダーガーデンに植えた

サルビアが色鮮やかになって

キクの白色と絶妙なコラボを楽しめるようになりました

サルビアは、雪降る前には掘りあげてやらないとね。

 

 

   

ムラサキシキブの実が彩りを添えているバラ庭です。

やはり、足は自然とバラ庭へ向いてしまうようです  

 

 

 

 

大好きなヘリテージも咲き出して、

バラ庭はいちだんと華やかさを増してきました

   

 

 

こちらは名前不詳のバラですが

チャーミングなお花が気に入っています。

 

秋のバラは小さいけれど、色の鮮やかさは格別です

 

 

 

 

レッチフィールド・エンジェル

抱きしめたくなるような可愛さです

 

青空高く心地いい今日の庭散策も

やっぱりバラ庭にいる時間が多くなってしまいました。

そろそろお庭仕事頑張ろうかな。

 

 

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秋バラを楽しんでいます

2012年10月07日 | Weblog

   

 

待ちに待っていた

メアリーローズが 

やっと咲き出しました。

明るく華やかな雰囲気がとても素敵なバラです。


四季咲きのイングリッシュローズで

春には牡丹のような豪華な花を咲かせ、

秋はまた秋で

優しい花色がなんとも言えない美しさです。

花数は少ないですけど・・・

 

 

 

甘くて心地よいオールドローズの香りと

花の美しさは、今日の一押しでしょうか

 

いえいえ、我が癒しの庭のバラたちは、

みんな、みんな一押しばかりなんです(笑)

かわいい、かわいいバラたちですからね

 

  

こちらのバラは
 
ナポレオン1世のジョセフィーヌ妃が
 
丹精込めたバラ園にあったマルメゾン宮にちなんで
 
名前がついたという四季咲きの

スヴニール・ド・ラ・マルメイゾンです。
 
 
雨に弱く、病気になりやすいのですが
 
繰り返し咲いて楽しませてくれています。

ダマスク系の強い香りの人気品種のバラで

我が家ではバラコーナーの真ん中に植えて楽しんでいます。


 
 
 
次々と純白のお花を咲かせているのは
 
グラミスキャッスル
 
シェークスピアの戯曲「マクベス」の舞台にもなった
 
お城の名前が「グラミスキャッスル」の名前の由来です。
 
 
 
 
 
 
このグラミスキャッスル
 
花つきが抜群で、香りもよく
 
純白のフルカップの房咲きの花は
 
アーチの足下で心地よい気分で迎えてくれます
 
確か、sunnmi さんも大好きなバラだったような・・・
 
グラミスキャッスル・・・心ときめくバラですね
 
 
 
 
 

 

 

園路を進む足どりが弾んでくる秋のバラです
 
 
 
そう、そう
 
ブラッシュ・ノワゼットも咲きました。
 
日陰で咲くオールドローズというので
 
今年癒しの庭に迎え入れたバラです。
 
枝が細かくしなやかで、棘もないし
 
とにかく可憐なかわいいピンクの花が魅力的です。
 
 
 

 

 

 

 

最後に、今日のピノキオを
 
 

 

 

 

 

 

庭に来ていたリスの姿は見えなくなり、虫の音もか細く消えて

いちだんと肌寒くなってきました。

みなさま、どうぞ温かくしてお過ごしくださいね。

 

 

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オータム・ガーデンから・・・エキナセアやキクたち

2012年10月06日 | ガーデニング

 

 

 

今年も真っ赤なウメモドキの実が見られる季節になりました。

我が家には5本のウメモドキがあります。

その中の2本は雄木で実がつきません。

残りの3本には、やがて雪が積もり小鳥たちの餌がなくなると

ヒヨドリが群れてこの実を食べに来ます。


 hiyodori5.jpg   ヒヨドリ  ヒヨドリ

                           

2日程で全ての実がなくなってしまいます。

今年もヒヨドリの訪問が楽しみです

 

 

ウメモドキの真っ赤な実を楽しむ頃になると

色鮮やかに咲いていたエキナセアはご覧のとおり・・・

 

 

まさにオータム・ガーデンです

 

さて、庭を見渡してみましょうか・・・

 

 

ハッとするようなダイナミックな色

秋の庭にぴったりな

キクの花です

 

カクテルマムの名前がついていました。

 

 

こちらは、ぽんぽんと楽しそうに咲き出したポット・マム

この二種類のキクは、鉢植えです。

 

大分前に買い求めていましたが

植え込まないでいるうちに、こんな素敵な色に

この花の魅力を引き出すには

どこに植えたらいいのでしょうね。

早いとこ考えなくては・・・

 

 

 

こちらのキクは、シオギクです。

このシオギクは

ずうと、ずうと前に、実家に遊びに行ったとき

まだ元気だった母と一緒に散歩に出かけたときに

私が通っていた小学校のグラウンドの

雑草がぼうぼう生い茂っていた斜面に生えていたものを

一本頂いてきたものです。

内陸部で自生のシオギクを目にすることはありませんが、

やはり海沿いなんですね。

 

まもなく開花しそうなシオギク

母のことや故郷のことを懐かしく思い出させてくれるお花です。

 

 

 

 

 

こちらは

三種町からお嫁入りしてきたハマギク

今年もきれいに咲き出しましたよ 

  

     

 

庭を見渡せば、もうすっかり秋色

一雨ごとに寒くなってきました。

 

 

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フイリノブドウとキミシフーガ

2012年10月05日 | ガーデニング

 

  

久しぶりに外出してみたら

街行く人たちの服装はすっかり厚着の装い

胸の赤い羽根に移りゆく季節を感じました。

 

我が家の庭では

今、フイリノブドウが紫色の実をたわわにつけて

ガゼボを賑わしています。 

秋の庭を華やかに彩るバラたちには

負けておられないと言わんばかりです。

 

 

 

バラ庭のガゼボは

新しいポールズ・ヒマラヤンムスクになってから

まだまだ日が浅く、

もの淋しい風景ですから

フイリノブドウの頑張りに思わず笑みがこぼれます。

 

 

まるでコバルトブルーの宝石をつけているみたいでしょ

 

  

こんな素敵な宝石が本物だったらどうしましょう。

そんな馬鹿な・・・

ありえない、ありえない

 

とにかく

今年のフイリノブドウは

ガゼボの北側いっぱいに広がって

エヴリンと仲良く絡み合っていきそうな勢いなんです

 

 

左上のエヴリン見えるかな・・・?

 

フイリノブドウの実は食べられませんが

淡い紫色からだんだんに青色に変化する楽しみがあり、

葉っぱにもまた独特のかわいらしさがあります。

白やピンクの斑が入った葉っぱが

いろいろな模様や形をしていて

茎の色がこれまたまた赤味を帯びた色合いで

とにかく全体がカラフルでおしゃれな感じ

 魅力いっぱいのフイリノブドウです

 

 

こちらは、純白の花穂をつけた

キミシフーガ

ひんやり冷たくなった空気も清々しく感じる光景です。

  

   

 

夏の暑さを忘れた頃に咲き出したキミシフーガ

しばらくの間楽しませてくれましたが

そろそろ終盤を迎えそうです。

 

  

 

キミシフーガは

キンポウゲ科の耐寒性多年草サラシナショウマです。

キリタンポのような形をした面白い花でしょ。
 
美味しそうに見えません?
 
切れ込みの大きな葉っぱはカラーリーフとしても楽しめるので
 
秋のお庭にお薦めの花です。

  

 

 

 

秋の庭には心ときめくお花が多いですね。

こちらは、たおやかに秋風にゆれながら咲いている

秋明菊の花

秋の風情たっぷりの大好きな花です

ふーちゃんのお庭で見た大株の秋明菊

見事に咲いている頃でしょうね。

 

                            カンパニュラ・ロシンディフォリア・ホワイトジェム

 

ホワイトガーデンでは

穏やかに奥ゆかしい姿で

カンパニュラ・ホワイトが、ずうっと咲き続けています

 カンパニュラは種類が多くて

咲く時期もまちまちですが、

このカンパニュラは丈夫で長く楽しめてとても重宝なお花です。

 

 

 最後は・・・

小滝の水しぶきをあびたダイモンジソウ

きょうも静かな佇まいです

 

 

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清楚に咲くオケラの花

2012年10月04日 | Weblog

 

 

   ロックガーデンに

オケラの白い花が咲きました。 

地味な花ですが、清楚な感じがします。

 

おけらだって~ のオケラと同じ名前ですが

ある植物園では絶滅危惧種Ⅱ種に入っているお花です。

今はもう秋の野山で見かけられなくなったのでしょうか。

野山の自然は人間の手によって

どんどん破壊されていくばかり

紫根染の原料になるムラサキも

野山から姿を消してしまいました・・・

 

癒しの庭にオケラを迎え入れたのは、

かれこれ15年も前のような気がします。

茶道の先生をしていらした方のお庭にお邪魔したときに

ひそやかに咲いている珍しいお花に目がとまり

頂いてきた貴重なオケラなのです。

 

 

 

白いひげのような頭花は

アザミの花をぐっと小さくしたような感じに似ています。

古名は「うけら」だったのが、次第に「おけら」になったらしいです。 

 

京都の八坂神社では「おけら詣り」という行事もあるらしく

薬効のあるオケラを使って、無病息災を祈るようです。

おけらは”厄除け”の植物なんですね。

 

そう言えば、思い出したのですが・・・

そのお茶の先生

90歳の時にお子さんたち家族がハワイ旅行に連れて行ってくれて

(終始車椅子だったからとっても楽だったそうです。)

あまりに楽しかったから、また行きたいと話していました。

何と言っても憧れのハワイ航路ですからね

二度目の旅が実現できずに亡くなられたのがとても残念。

今頃は天国で楽しいお話をしているでしょうか・・・。

清楚に咲くオケラとは全然関係ないお話でした・・・

 

さて、さて、

地味なオケラの話だけでは寂しいので、最後にバラ庭から

 

 

咲き出したオールドファンタジー

小さなかわいらしいお花を咲かせるバラです。

  

 

 

あれっ

パット・オースチンに止まっているのは

 ウマオイですね。

虫もやっぱりバラが好きなんでしょうね・・・

 

秋の夜長に鳴き通す

ちょんちょんちょんちょん すいっちょん~

今夜の虫の鳴き声はウマオイかしら・・・ 

 

 

 

 

女の子と一緒に微笑んでいるバラ

ライラックローズです

            

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オータム・ガーデンを彩るエヴリンやレッチフィールド・エンジェルたち 

2012年10月03日 | Weblog

 

 

 

オータム・ガーデンを

華やかに彩っているのは、やはりバラ庭でしょうか。

お気に入りのバラを集めたコーナーですので

赤あり、黄色あり、白色ありと

センスなど何処吹く風・・・賑やかな庭になっています。

 

                                                                  

昨年雪で枝が折れたので心配だったエヴリンですが

秋の庭にも素敵な花を咲かせてくれました

エヴリンは

香水メーカーのクラブツリーとエヴリン社とのタイアップによって、

作出されたイングリッシュローズです。

香りの強さがイングリッシュローズの中でNo.1といわれ、

甘くて強い芳香を楽しめるバラです。

ガゼボの入り口で香りを楽しめるのは

まだまだこれからのようです。

 

  

              

庭師がお気に入りのダブルデライトの写真を撮ってきました。

満足げな様子が見えそうでしょ

 


                              

                                             名前不詳の赤いバラ

 

 

                           グラミス・キャッスル

 

    

                                 パットオースチン

 

                       蕾をいっぱいつけたパット・オースチン

     次々と花を咲かせて楽しませてくれそうです。

 

                      ニュー・ドーン

 

 

                              ピノキオ

 

                                       レッチフィールド・エンジェル                            

 

小さなカップ咲きからロゼットへと花開いて

枝から花がしなだれかかるように咲く

レッチフィールド・エンジェルです。

 

純白に近い花がうつむいているように咲く姿は

なんとも言えないやわらかさを醸し出して

大好きなバラのひとつです。

 

 

 

レッチフィールド・エンジェルは

四季咲き性のバラで

赤いクリスチャン・ディオールや黄色のインカともうまく調和し

秋の庭にも素敵な風景を作り出して

優しい雰囲気を漂わせています

 

 

                            プリンセス・ミチコ

 

 このバラは美智子妃殿下に捧げられた銘花です。

温かさが伝わってくるようなオレンジ色の花は

とても優しく上品な感じがして

秋の花色は格別に素晴らしいですよ

 

 

 

 

最後は、枯れ川の庭から・・・

ナナカマドやコハゼの木も少しずつ色づいて

優しい木漏れ日に包まれて

静かに秋色を楽しめるようになりました  

                           

 

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風にそよぐ吾亦紅

2012年10月02日 | Weblog

 

列島を縦断した台風17号

被害に遭われたみなさまに心からお見舞い申し上げます。

こちらは被害もなく、

一夜明けた穏やかなお天気に胸をなでおろしています。

 

今日は、癒しの庭から秋を代表する吾亦紅を・・・

 

 

 

吾亦紅(われもこう)

優しい秋風にそよぐ姿になぜか郷愁を感じます。

実のように見えるけど

実は小花が密集した花穂なんです。

 

 

 

暗赤色の花穂は

楕円形の小さなタンポのような形をしておもしろいのですが、

花言葉は

物思い、愛して慕う、感謝など・・・

風にさらさらそよぐ、ふんわりとしたやさしい感じのイメージです

 

 

母への思慕を歌ったすぎやままさとの吾亦紅

心にじーんと沁みる歌です

                                               すぎもとまさと 吾亦紅

 

 

                         8月27日撮影の吾亦紅

 

さて、吾亦紅について  

小林一茶の句をひとつ・・・

吾亦紅 さし出て花の つもりかな 

なぜかおもしろくなってしまいます。 

 

吾亦紅はバラ科の植物です。

見た目には地味でバラの仲間なんて思えませんけどね。

 

 

小さい花ながら紅の花をつけることから

「我も紅」と主張しているというので名付けられたという説があります。

 

吾も亦(また)  紅(くれない)なりと  ひそやかに

これは高浜虚子作の句で

秋の庭に咲く吾亦紅にピッタリな感じがします

 

 

 

吾亦紅の名前の由来は、他にもいろいろあります。

いくつか紹介してみましょう。

まず一つは、神様が赤い花を呼び集める時に、

この花を加えるのを忘れたので、

花が自ら、「吾もまた紅なり」と

申し出た言葉が短縮されたという説です。

この説には異論があるようですが・・・。

 

 

 

次の由来は

家紋のモッコウ紋が、割れたような形に似ているという説です。

織田信長の家紋が木瓜紋(モッコウ紋)です。

 

花の蕾が、宮中の御簾の上部の帽額の模様である木瓜紋に似ていて

真ん中から割れて花が咲く様子から

「割れ木瓜」という名がついたという説です。

吾亦紅の和名が「割木瓜」ですから、この説が有力かも・・・

 

 

 

他にも

吾亦紅には、

我もこうありたいという切なる思いをこめて

名づけられたという説もあります。

 

この家紋は

 大和の国の柳生の里で剣術修行に明け暮れ、

新陰流を極めた剣豪として有名な

柳生宗厳の

「吾亦紅に雀紋」です。

柳生氏の切なる思いを表しているかのような家紋に見えてきます。

 

 

秋の野山にひっそりとたたずむ吾亦紅

なぜ、秋の七草に選ばれなかったのでしょうね。

 

ワレモコウは、いろいろ理屈を並べたら

吾も恋う・・・と考えられなくもありませんよね。

吾も乞う・・・だって有りでしょう。

でも、やはり、ひそやかに佇む吾亦紅には

「われもこうなりたい」がぴったりな感じがします

 

秋の夜長、いろいろ考えてみるのも楽しいかもしれませんね。

 

最後に本物の実をひとつ

 

   

ユキザサの実も真っ赤になりました

 

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