癒しの庭Ⅲ

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ここを掘ったら、水が噴き出す!

2006年12月09日 | Weblog
  忘れていることがありました。
  11月23日のことです。

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  小屋の左脇、延べ段の始まりの所を掘ったら水が噴き出したのです。ここには裏庭の小さな池に滝を落とすためのパイプが埋めていたことを忘れていました。
  小屋の屋根には雨樋は付いて無く、この場所に落ちた雨水が溜まるので、簡単な暗渠排水を作ろうとトンガ(先がトンガっている掘る道具)で掘ったら、塩ビパイプに穴を開けてしまいました。

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  穴から水が噴き出しなかなか止まりません。いくら待っていても止まりません。裏の川から水がパイプの中に入り込んでいるからです。裏の川のせき止めの板(高さ20cm位)を外したらやがて止まりました。

  水は高い所から低い所に向かって流れ、パイプに入ると圧が高まります。金沢の兼六園(石川県)にある噴水を思い出してしまいました。
            
           https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/9f/f020d1e253dde93c64245b13d7978952.jpg     https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/dc/27fe307fec52e4b796e64838521817b9.jpg   

  兼六園の噴水は日本最古(江戸時代)といわれ、上の池を水源としてその落差を利用して作られています。今は塩ビのパイプが使われていますが、昔は木製の樋が使われていました。
  木製の樋と言えば、当市隣町地区では飲料水の水道が町内に引かれていたという古老のお話があり、実際その絵図面も残されています。
    山側の3ヶ所の湧き水を、松の木の幹の中をV字型に堀り、その上に蓋をして 、V字の溝の中を水が流れていくという仕組みです。この木製の樋は当市の「民族資料室」に保存展示されています。
       

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   さて、穴のあいたパイプの修理ですが、丁度小屋の前で曲がる部分なので、曲がりのパイプを入れ替えれば良いだけです。自分でも出来たのでしょうが、丁度ロードヒーティングの仕事で水道屋さんがいらしていたのでお願いしたら、あっという間になおして下さいました。
    良かった ・・・  良かった

   今後我が家の地面を掘る予定の方にお知らせしておきます。
   我が家には3つの池があり、その池の水の入り口までは川から全てパイプが埋まっています。裏庭の大きい池の滝までと、前庭池の水の入る所まではおじいちゃんが黒いパイプを埋めました。裏庭の小さな池の滝までは、10年前に私と仙台の庭師さんで埋めたパイプが入っています。今回決壊させたパイプはこのパイプです。
   現在我が家の池まで3本のパイプが埋まっています。地面を掘る時にはご注意ください

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