癒しの庭Ⅲ

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昨日の初冠雪を考えると

2008年12月23日 | Weblog

 

 今日は積雪は無く、我が家自作の積雪量計によると昨日より減っています。

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   窓の外を見ると良い天気で、昨日の屋根の雪が今朝になって滑り始めています。


 
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  こういう時は一番上の道具の出番です。雪に切り目を入れてドサッと落とします。外に出る前に朝日につららが光り始めたのでカメラを向けた瞬間に、屋根の雪の全てがドサッと落ちてしまいました。まだシャッターは押しておらず名写真ならずで残念でした。我が家の屋根は南向きの屋根なので、陽が照ると必ず流れ落ちてしまいます。(裏の小屋への通路となっている所は雪の滑り止めがついています。昨日の雪が今日になって落ちるとは昨日は随分寒い一日だったのだと思います。

  今日の当市ローカル誌のコラムに、昨日の大雪について次のような記事がありました。


   時間がおありの方はご覧下さい。  
          
 一面白いベールを被ったようになったこの朝(22日)、あちこちで枝折や倒木が発生、大木が道をふさぐ事態も発生したという。折れたり倒れたりするは決まってアカシアの木だ。樹木に柔軟性がなく、根の張りも浅いため、雪や風には弱い。台風が来襲する度に決まって倒れるのはアカシアだ。ほかの木は全身に雪を背負いながら、体を精一杯「く」の字にして耐えているのに、アカシアだけは何ともだらしがなくこらえ性がない。すぐに「ポキリ」と折れてしまう。
 そんなアカシアを見ていると、世渡りの下手な無骨で昔気質の男の姿が浮かんでくる。周囲に迎合することを知らず一本気。今の若い子ら、さしずめ「KY(空気が読めない)男」と言うだろう。  昔から「柳に枝折れなし」と言う通り、この日も柳は涼しい顔。こちらは如才のない世渡り上手と言ったところ。腰の低い渡世の優等生。ただ、中年の男は、何となくアカシアに似ているネ。
 
  「中年の男がアカシアに似ている」かどうかは私は分かりませんが、我が家の木は1本も折れませんでしたが、枝が折れたり傷んだのは「ヒムロヒバ」でした。
 
     

   以前からこの「ヒムロヒバ」(左)は雪にも剪定にも弱く、「サワラヒバ」(右)に代えたいものだと思っていました。この「ヒムロヒバ」は、私が30年程前に挿し木して生け垣に加えたものです。坪庭部分5本と西側の一部7~8本です。いよいよ「サワラヒバ」(右)への交換の時期が来たようです。
   私が生まれる前から我が家の生け垣は全て「サワラヒバ」(右)でした。昔の人はこの土地に合う樹木のことをよく知っていたのだと思います。

   昨日の初冠雪の大雪で考えたことは、今育てている「サワラヒバ」(右)を大切に育てたり、補植をし、柳の木ほどではないにしても丈夫な生け垣にして快適な冬の生活ができるようにしようということでした