電車の中で、東京国立博物館の「仏像」展のつり看板(というのかな)を見つけました。最終日には是非見たい思って上野に行くと、「旧岩崎邸」で11時よりガイドの説明があるとの案内、ちょっと遅刻したけれど、十分に説明を聞くことができました。
この庭は素晴らしい。
ガイドさんに、「どこの石でしょうか」と聞いたら、「岩崎さんは回船業をしていたのですから全国から集めたのでしょう」というお答え、確かに京都鞍馬石や伊予(四国)青石などの巨大な物ばかり・・・、贅をつくしています。
ガイドさんに庭のことを聞くと当を得た返事が返ってきません。
庭の隅に巨大な、素晴らしい石が放置されています。どうも変です。
緑色の所が現在の岩崎邸です。灰色の所が以前の岩崎邸の広さです。建物は赤い撞球室、お客様を迎える洋館、住居の和館の3つしかありませんが、以前はもう17の和館(濃い灰色)があったのだそうです。
広い芝生の周囲を歩くといにしえの(旧藩邸を買い取った)お庭の名残がたくさんありました。灯籠が意味もなくたくさん立てられています。狭い所に集めて立てているという感じです。
もったいないですね
岩崎邸から宿題を一ついただきました。この紐結びができるようになること・・・。秋田市の「如斯亭」から頂いた竹を庭に生かすためにはこの紐結びができなければなりません。
この紐結びなどができると竹垣も簡単に作れます。今日別件でホームセンターに行ったら竹(冬囲い用か)をたくさん売っていました。
どこにどんなものを作るのかは決まっているのですが、技術がまだ・・・今冬~来春の課題です
公園の大噴水は清掃中でした
東京国立博物館本館
十一面観音菩薩立像(岐阜)
宝誌和尚立像(京都)
裏庭の庭園が公開されていました。
広大で端正な庭です。 さすがは国立です。
帰りの新幹線のドアーが仙台で一部開かなくなり、49分遅れて盛岡に着きました。
最終の我が市行きのバスは発車していました(切符は事前に買っています)。
JRさんはタクシーを手配してくれました。お母さんと2人で2万8千円位のタクシー旅行で帰りました。岩手秋田県境ではみぞれが降り始めました。
冬厳しい故郷へ帰ってきました 。
旅行中素晴らしいものをたくさん見ることができました。とても楽しく新たな勇気を頂きました。
有り難うございました