銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



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12月19日

2013-12-19 | 経済動向
東京市場は全面高か。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて米国株が上昇したことで、買い安心感が広がる公算が大きい。期待先行できのう上昇した分、反応が鈍くなるケースも想定されるが、年末高を警戒して先物ベースのショートカバー続きそうだ。大型株全般に注目したい。
 
日経平均株価の予想レンジは15800円-16150円。

25日線(15398円)や12/3高値14794円を起点とした上値抵抗線を強くブレークする展開となり、「陰の陰はらみ」から大陽線が続いた。基準線(15142円)の上昇が続くポジティブな環境が続きそう。ただし、12/3高値を前に伸び悩むと次第に押し戻される公算が大きい。18日のダウ平均は終値で16167.97ドルまで上昇し、再び史上最高値を更新した。FOMCは毎月の資産買い入れ額を従来の850億ドル(長期国債とモーゲージ担保証券の合計)→750億ドルに縮小することを発表した。ダウ平均は一時、66.34ドル安まで売られる場面もあったが、今後も小幅な縮小ペースにとどまる可能性があるとの見方が台頭したことや、2016年12月時点のフェデラル・ファンド(FF)金利の予想が2.00%から1.75%へ引き下げられたことで低金利が続くとの見方なども後押しした。
 
NASDAQは前日比46.38ポイント高、S&P500は29.65ポイント高となり、両指数ともに終値ベースの高値を更新。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ305円高の15895円、ドル建ては395円高の15985円で終えた。