東京市場は続伸か。欧米市場はそろって大幅上昇。月末のポジション調整の動きなどから買い戻しが優勢となった。円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ165円高の17495円、ドル建ては265円高の17595円で取引を終えた。寄り前に発表される9月調査日銀短観が注目材料。市場では6月からの悪化を予想しており、悪い結果はある程度織り込み済みと想定されるが、欧米株高を受けて高寄りの展開が予想されるだけに、上値を抑える材料となる可能性がある。また、中国9月製造業・非製造業PMIや中国9月財新PMIなども警戒材料。全体的には海外市場の上昇を好感し、日本株も週前半の下落からの戻りを試す動きが強まると考えるが、これら日中の経済指標がやや重しとなる格好で伸び悩む展開を予想する。日経平均の予想レンジは17350円-17550円。
トレーダーズウエブより
トレーダーズウエブより