京都大学合格者数、16年連続日本一の名門、洛南高校。洛南でも今ごろになって、履修漏れが見つかったようですね。いや~驚きました。補習が間に合うんでしょうか。心配ですが、とにかく、早く全部表に出て欲しいですね。受験生も不安でしょう。
ついでといってはなんですが…、“洛南高校” といえば、あのドラゴンイングリッシュの竹岡先生の母校で、やはり京大OBですね。竹岡先生の教え子は大丈夫でしょうか。がんばっていただきたい。
竹岡先生の著作もこれまで、
『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』
『入試超難関突破!解ける!英語長文』
『センター英語[文法・語句整序・リスニング]の点数が面白いほど取れる本』
をご紹介しました。よろしければ参考にして下さい。
さて、今日は、古文の2冊目、あのゴロゴです。受験と関係ない方は、ヘンなコミック本に見えるでしょうが、実はこれが人気の単語暗記用テキスト。よく売れているんです、本当に。ちょっとエッチな語呂合わせまで入れて、イラスト+CDで記憶に残す作戦です。
書評・ 解説を書いてくれたのは、代々木の美人先生!プラ~ス、超実力派 K先生です。厳しいですよ。よ~く読むように!
以下が、K先生の書評・解説です。どうぞ。
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はじめまして。代々木教室で国語と社会を教えておりますKです。
ここで紹介する板野博之氏による 『ゴロで覚える古文単語565(ゴロゴ)』 は古文単語を語呂にあわせて覚えることを提案したものですが、すでにその標題からして予感させるように、そこで挙げられている「語呂」は、たとえば「こぼちゃんつっぱり皿壊す(こぼつ→壊す)」や「大橋巨泉ますますいらっしゃる(おはす、おはします→いらっしゃる)」といった、無意味な言葉の連なりによる異化効果がなければ、すらすら読めてしまって頭に残らないということなのかと疑いたくなるほど、日本語の文章として当惑せざるを得ないものがほとんどです。
文章だけからは何もイメージできない「語呂」を補完するため視覚、聴覚に訴えるべしと考えたのかどうか、それぞれに挿絵が添えられ、また必要とあらば著者自ら吹き込んだCDも、とまさに至れり尽くせりの感があります。
この本に限らず、参考書がかつてのしかめつらしい体裁を放棄し、「親しみやすさ」や意外性を強調する傾向は近年ますます顕著になりつつありますが、かつての日本語に他ならない古文の中に現れる言葉と現代の言葉は、著者のこうしたサービス精神を媒介せねばならぬほど今や隔たってしまったのでしょうか。
これまでの参考書は、学ぶべき事項が良く整理されているか、しかるべき知識を伴った解説が施されているか、そしてその本を学ぶことが大学入学後の勉強の礎となるか、という三点においてその価値が測られてきたように思われますが、板野氏の単語集が大変な好評を得ているという事実に鑑みると、昨今愛される参考書の条件とは、先に挙げたもののうち、第一の点に関しては水準を満たしているとしても、第二、第三の点に関しては、別の価値基準が導入されているのではないかと思われてなりません。
ともあれ、受験勉強であっても、「学力」は時間をかけて机に向かい、反復して学習することで身体化できるものだと分かっているでしょう学生の皆さんが、それでもなお古文に違和感を抱いてしまうようなら、手に取って驚いてみるのも一興かもしれません。
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あ~、私は古文が苦手でしたので、生徒の持っていた本書を見て、『おもしろいなこれ、なかなかやるじゃないか~、ケケケ…』 などと 喜んで見ておりましたが、お恥ずかしい。
ビシッと怒られた気分です。当塾の名前は “個人 特訓 教室” です。K先生、ありがとうございました。
さて、受験生諸君!
【学問に王道なし】
There is no royal road to learning !
と言います。紙に書いて張っておこう!
というわけで、今日は、 王道歩め!受験生!としておきましょう。
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