野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
某月某日「北アルプス・笠ヶ岳」
「北アルプス・笠ヶ岳」
北アルプスの笠ヶ岳はどこから見ても笠の形に見える山です。槍ヶ
岳の初登頂でおなじみの播隆上人が笠ヶ岳に登り、ここから見た槍
ヶ岳に感激し、槍ヶ岳を開山を決意した話は有名です。
江戸も後期の1823(文政6)年、笠ヶ岳再興を果たした播隆は翌年、
笠ヶ岳の登山道に8体の石仏を4キロごとに建て、山頂に阿弥陀仏
を祀ったといいます。
この登山は大阪や西国からも大勢の信者が集まり、計66人もの集団
登山になったといわれます。いまも笠ヶ岳山頂にはなごりの祠があ
ります。
笠ヶ岳山頂に立った播隆は、東の空に浮かぶ荒々しい穂高連峰の岩
峰の中に、ひときわ天を突く槍ヶ岳を見ました。「おお!あの山こ
そ、絶好の修行の場所だ。」播隆はそう確信、なんとかして槍ヶ岳
に登ることを決意するのでした。
この瞬間から槍ヶ岳開山に挑む播隆の人生が始まるのでありまし
た。そして案内人中田又重郎とともに槍ヶ岳登頂を果たしたのは3
年後のことだったといいます。
・岐阜県上宝村。
▼【本文】と【イラスト】は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi01.html
・【山のはがき画読者募集】: http://toki.moo.jp/hagakiga/
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
…………………………………
★おわり
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北アルプスの笠ヶ岳はどこから見ても笠の形に見える山です。槍ヶ
岳の初登頂でおなじみの播隆上人が笠ヶ岳に登り、ここから見た槍
ヶ岳に感激し、槍ヶ岳を開山を決意した話は有名です。
江戸も後期の1823(文政6)年、笠ヶ岳再興を果たした播隆は翌年、
笠ヶ岳の登山道に8体の石仏を4キロごとに建て、山頂に阿弥陀仏
を祀ったといいます。
この登山は大阪や西国からも大勢の信者が集まり、計66人もの集団
登山になったといわれます。いまも笠ヶ岳山頂にはなごりの祠があ
ります。
笠ヶ岳山頂に立った播隆は、東の空に浮かぶ荒々しい穂高連峰の岩
峰の中に、ひときわ天を突く槍ヶ岳を見ました。「おお!あの山こ
そ、絶好の修行の場所だ。」播隆はそう確信、なんとかして槍ヶ岳
に登ることを決意するのでした。
この瞬間から槍ヶ岳開山に挑む播隆の人生が始まるのでありまし
た。そして案内人中田又重郎とともに槍ヶ岳登頂を果たしたのは3
年後のことだったといいます。
・岐阜県上宝村。
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