むら里の奇神変神「不精も並はずれれば神になる…物くさ大神」


▼むら里の奇神変神「不精も並はずれれば神になる…物くさ大神」

【概略文】
 物くさ太郎は物草、物臭、物苦などとも書かれます。この男が並
はずれた不精者。

 ただ寝ているばかりで人が恵んでくれた餅を取りそこねても、拾
いにいくのが面倒で3日も人が来るのを待ち、取ってもらうありさ
ま。

 ある時、京から村に、長期の労役を課す知らせが届きました。村
人はそれを太郎に押しつけ京に上らせました。

 京に行った太郎はまめまめしく働き、長い夫役も終えて帰京の際、
妻にする人を探そうと清水寺に行き、貴族の美女を見初め、言い寄
って連歌のかけ合いをします。

 女性の方も太郎が見かけによらず和歌の道に通じているのに心を
許し結婚しました。

 やがて太郎が仁明天皇の第2皇子の子で、仁明天皇の3代の孫で
あることが分かりました。帝は太郎を信濃の中将に任じ甲斐、信濃
の国を与えました。

 こうして帰国した太郎は百二十歳まで生き、死後はおたがの大明
神、妻はあさひ(あさい・朝日)の権現となってあらわれ、長生き
の神としてまつられています。

▼さらには説明【本文】と【画像】をどうぞ。↓
http://toki.moo.jp/merumaga/inakamijo/inajo-09.html

 

 

 


★おわり
………………………………………………………………………………

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