山の談話室。「奥多摩・三頭山と人里(へんぼり)、数馬(かずま)集落の名」




【概略文】
 奥多摩三山の三頭山の山麓には人里(へんぼり)などという変わった
名前の集落があります。千数百年前、大和朝廷の東国開拓の施策で先
進技術をもった渡来人たちがやってきて、ここに土着したという。


 地名の「へんぼり」は、蒙古語で人を表す「フン」と、里を表す新羅語の
「ボル」をくっつけたフンボル(人の住む里)が、ヘンボリに訛っていった
のではないかといわれています。また、数馬は南北朝時代、この土地を
開拓した南朝ゆかりの中村数馬という人の名前から来ているという。


 ここ三頭山のふもと、笛吹(うずしき)という村に、オマンジャという美し
い娘が洪水で流されましたが、池のヌシとして生きているとか、同じ村の
美しい娘が池のヌシの子を宿しましたが、菖蒲を入れた酒を飲んで、邪
気を免れたという伝説などが残っています。
・東京都奥多摩町と檜原村、山梨県小菅村と上野原市との境。
【さらに本文といらすと・文献】をどうぞ↓
https://toki.sakura.ne.jp/melmaga/gate-meru/gate02.html


-【広告】-
…………………………………
▼【お誘い】▼
毎月、山旅通信【ひとり画っ展】(イラストと解説文)を郵送しま
す。詳しくは下記筆者のページへどうぞ。
https://toki.sakura.ne.jp/haga-kai/haga-kai.html
…………………
▼【書店で発売中】▼
『日本百霊山』(山と渓谷社)968円(天狗・仙人・鬼・怪人・妖怪
はみんな神さま)
書店にないときは店員の方に注文してください。
・アマゾンだと確実に入手できます。↓
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4635510387/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4635510387&linkCode=as2&tag=toyotatoki-22
・楽天ブックスだと確実に入手できます。↓
https://books.rakuten.co.jp/rb/14400530/?l-id=c-as-img-02
…………………………………
▼CD本(パソコンで読む本)▼
★『全国の山・天狗のはなし』1500円(送料とも)
https://toki.sakura.ne.jp/cd-mihon/temg/mokuji/mokuji.html
★『新・丹沢山ものがたり』1500円(送料とも)
https://toki.sakura.ne.jp/cd-mihon/tanzawa-new/contents/mokuji.html
メールマガジンの方、そのまま「天狗の本希望」と返信して下さい。
…………………
【とよだ 時】山と田園の伝承探査・画文著作業(漫画家)
https://toki.sakura.ne.jp/




★おわり
………………………………………………………………………………






























コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )