山の伝説【ひとり画信】「北ア・東天井岳のホソバツメクサ」

某年8月24日(木曜日 天気・快晴)
「北ア・東天井岳のホソバツメクサ」

北アルプス大天井岳から常念岳・蝶ヶ岳方面へ延びる常念山脈。そ
の尾根道はなだらかで、夏などは子どもたちも歓声をあげながら歩
いていきます。

常念岳への中間あたりにある東天井岳の登山道わき、砂礫地に大き
なかたまりになって咲いているホソバツメクサを見つけました。ホ
ソバツメクサはコバノツメクサともいい、牧野植物図鑑ではコバノ
ツメクサの名で出ています。

高山の砂れき地に生えるナデシコ科タカネツメクサ属の多年草。固
まっている中心の株から外側へ5~15センチくらいの細い茎が枝分
かれして伸び、ほぼ円形になって白い花を咲かせます。

花は5弁の星形で平らに開きます。ジリジリと照りつける8月の太
陽の下、物陰ひとつない稜線ではそよぐ涼風とともにちょっとした
清涼剤です。

暑さにウンザリした顔の登山者も次々と立ち止まり、カメラに納め
ていました。
・長野県安曇野市と松本市の境

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