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福島沖M7.3=震度6強による福島第一原発の損傷と放射能汚染

2021年02月23日 | 未分類
 
 2月13日 福島沖でM7.3という阪神大震災と同規模の大地震が発生した。
 https://weathernews.jp/s/topics/202102/130175/

 直後に、「この地震による原発への影響はない」と早すぎる報道が行われたが、フクイチの揺れ映像を見た「事情通氏」(元テレ朝の渡辺さん?)が、「凄まじい揺れで恐怖を感じた」と本沢氏に報告している。
 こんなもの凄い揺れで「タダで済むはずがない」と感じたと。

 私は2014年頃から、中津川市の自宅で、ほぼ毎日、シンメトリックス社製、IFKR254というガンマ線測定スペクトラマで24時間の観測を続けている。
 実は、セシウムは当地まで出ないだろうとタカをくくっていたが、本日、1月31日のデータをBGとして、2月12日・16日・18日のデータを差し引き、比較してみると、16日にセシウムのピークが立っていた。

 地震前日、2月12日のデータから1月31日の BGデータを差し引いたスペクトル
 これが放射能の飛散がない正常な状態。

20210131=20210212.jpg


 地震三日後、2月16日のデータから1月31日のBGデータを差し引いたスペクトル
 662K(グラフでは331K)付近に、わずかなピークが見える。

20210131=20210216.jpg



 すべて、測定時間は、24時間=86000秒台である。キャリブレーションをしていないので、精度は多少問題だが、K40ピークの数値から、それほど大きな狂いはない。
 (グラフに明るい緑帯が出るのは、測定時間のわずかな差異によるが問題はない)

  2月18日のデータから2021年1月31日BGデータを差し引いたスペクトル

20210131=20210218.jpg


 
  以下は、地震十日後、2021年2月23日のデータから1月31日のBGデータを差し引いたスペクトル
 これも、18日と同様にピークが立っていないので、セシウムが記録されたのは、ほぼ2月16日だけである。


20210131=02010223.jpg


 
 二つ目の、地震三日後の16日のデータを見ると、明らかに、わずかなセシウムピークが見えている。18日と、23日、今朝のデータには、ピークは埋もれて見えない。
 だが、地震から数日間、セシウムが飛んできている疑いが非常に強い。
 
2月13日地震当日は、400Km以上離れた当地に地震の影響によるフクイチ放射能は来ないと判断した。
 まさか、出るとは思っていなかったので、地震翌日から公開すればよかったと後悔している。

 2018年9月の北朝鮮水爆実験のときも、ほぼ同じくらいのセシウム三兄弟ピークが出た。
 フクイチの場合は、事故から10年を経て、セシウム134は見えなくなっていて、137の662Kピークだけが見える。新鮮な核分裂から来るスペクトルには、必ず「セシウム三兄弟」が現れるが、今回は10年目のセシウム137だけだ。まだ8割残っている。

 当地では、こんなものだが、幾何学的性質から、フクイチ近辺では、桁違いの高濃度汚染があった可能性がある。
 10年の間に、セシウムは雨に打たれて酸化して、飛散しにくくなっていると思い込んでいたが、そうではなく、まだまだ強い汚染や放射能飛散が起きていることが分かった。

 なお、この地震の結果、フクイチ1・3号機に損傷が出ている模様だ。
 
1、3号機格納容器の水位低下 福島第1原発、地震の影響か 2021年02月19日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021901167&g=soc

 炉心の水量が30センチほど減っていると発表されているので、おそらくフランジ接合部分の亀裂から漏れているのだろう。放射能が強すぎて修理もできない。
 漏れた高濃度汚染水も回収できずに垂れ流しになってしまうはずだ。
 地震のたびに、こうした欠陥漏水は増えてゆく一方であり、安倍晋三の嘘八百=「福島はアンダーコントロール」から、ますます遠くなってゆく。

  東電福島・東芝製3号機が心配<本澤二郎の「日本の風景」(4002)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28150983.html
2021年02月22日 
以下引用
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 <全く信用できない真実を伝えない東電情報!?>

最大震度6強を記録した福島県沖を震源とする巨大地震発生直後、国民の多くは、道路や住宅の被害よりも、手が付けられない(NOアンダーコントロール)の東電福島原発の重大被害を想定して、本気で震え上がった。上空を旋回する報道ヘリの映像に注目したが、それは全くなかった。その後に「何も起きなかった」という1秒程度のコメントで、新聞もテレビもやり過ごした。

 本当に何も起きなかったのか。ありえない。そんなはずはないと身構え・警戒する国民は、今も少なくない。案の定、6日後の2月19日になって東電が口を開いた。といっても、深刻な被害はない、という前提での情報発信である。余計に不安をかき立てている。

 今朝ほどの事情通が「今朝のテレビで、すごい揺れる原発を流していて震え上がった」と連絡してきた。映像を流布しないように、報道規制をかけているのである。

 福島東電について「アンダーコントロールしている」という首相が、国際社会に大嘘をついた。さらに、国際オリンピック委員会関係者を買収した。フランス検察の捜査は、現在も継続している。不条理極まりない利権五輪を獲得した、電通・東京都・JOCを率いる日本政府である。したがって、一度ついた嘘は、安倍事件でも露呈したように、次々と嘘つく必要がある。五輪利権ぶら下がる新聞テレビは、かりそめにも「福島が心配」という情報発信は出来ない。

 以上の経緯から、余計に福島原発1号機から2号機、3号機について、東北の人たちのみならず、日本国民と世界各国の選手1万人は、今回の地震の本当の被害を知ろうと、躍起になっている!1万人以上の奉仕団も。

<1、3号機水位低下で超高濃度の放射能漏れが危惧!>

 友人は「セクハラ女王の橋本は森の配下でないという証に、真っ先に原発現場を視察することが先決である。まずは安倍も菅も寄り付こうとしなかったフクシマを視察するしかない」と叫んでいる。

 「電通五輪の強行には、コロナを封じ、アンダーコントロールされていない東電原発放射能封じという、不可能な二つの、高くて乗り越えられない恐怖の壁を、乗り越えなくては不可能である」とも強く指摘している。

 バイデンではないが「科学で証明されなければ、アメリカは決断できない」と事実上の不参加を表明している。

 東電が重い腰を上げて、19日になって公表した1,3号機の水位の低下についての科学的根拠を示すしかない。示せないのだ。

<事実を科学的根拠に基づいて明かせ!五輪開催は不可能>

 科学が暴走して、地球と人類を危機に陥れてしまったことに、人々は気付き始めている。コロナにしても、科学の暴走と無関係ではあるまい。

 科学の暴走が、地球を温暖化させて、本来の地球を変異させて、破局へと向かっている、そんな中で東アジアでは、小さな人間の住めない岩の分捕り合戦を、本日も韓国と争っている。おかしい、狂っている人間社会は、政治が変調をきたしているからである。狂った為政者を、狂った大衆が支えている!それが日本で盛んだから、利権亡者が権力を掌握して、そこで利権ビジネス・利権イベントを強行しようとしている。

 科学は、人類を暴走させる元凶である。ゆえに科学を科学する科学能力を有している。「コロナも放射能も心配ない」という科学的証拠があれば、それを人類に証拠として示す必要がある。むろん、ない。

 放射能とコロナを阻止した、という証拠はない。大嘘で人類を騙すしかない。騙せないと、電通利権五輪は、バイデンの言い分に屈するほかないだろう。五輪開催はゼロ、不可能である。

<いまだに東芝製3号機核爆発をひた隠し=国民を欺く東電と東芝>

 筆者は何度でも、繰り返し発信する。フクシマ3号機のことである。東芝製であることを、いち早く知って驚いた。どうしてか。東芝病院の看護放棄で、信じられないような医療事故で、窒息死させられた次男の無念に、東芝は反省も謝罪もしない。刑事告訴しても検察を抑え込んで、不起訴にさせられた。

 犯人は東芝と電通である。次男の怒りの死が、東芝の3号機を見つけ出してくれたのだ。日本でたった一人、次男の死を乗り越えて、東芝製3号機の核爆発を突き止めた。毎日、次男に感謝している。

 東芝3号機核爆発は、国際社会の常識である。プルトニウム燃料棒の核爆発を、東芝も東電、日本政府もひた隠しして無駄なことである。許せるはずがない!かくして息子にせき立てられて、東芝ビジネスの悪徳を暴くという、厳しい運命に追い込まれてしまった。「原発廃炉運動の先頭に立て」と次男は、泉下で叫んでいる。後追いして逝った妻も、である。真の社会貢献であろう。

 プルトニウムを放出させた3号機、そこでの水位低下である。どこに漏れたのか、接触すれば人間は即死するだろう。核問題の専門家の、さらなる追求と追及が求められている。

 本日、島根県では「竹島の日」という政治的イベントに狂奔するというが、本当の脅威は、県都・松江市内に建設された原発であろう。54基原発廃炉に数百年を要するはずだ。プルトニウムは?

 清和会政治による政治の変調が、この国の将来を絶望視させている。

2021年2月22日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


東京電力は19日、福島第1原発1号機と3号機で格納容器内の水位が数十センチ低下したと発表した。水位低下は1日数センチ程度のペースで続いている。原子炉への注水や、溶け落ちた核燃料(デブリ)の冷却は維持されており、東電は外部への放射能の影響はないとしている。13日には福島県沖を震源とする最大震度6強を記録した地震が発生。東電は「以前から配管などに損傷が見られ、損傷箇所が拡大した可能性もある」との見方を示した。同原発では、格納容器底部にあるデブリを冷却するため、毎時3トンの注水が継続されている。格納容器の損傷箇所から原子炉建屋に水が漏れているが、地震前は1号機では底部から約1.9メートル、3号機では約6.3メート (時事)
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 引用以上