リカバリー志向でいこう !  

精神科医師のブログ。
弱さを絆に地域を紡ぎ、コンヴィヴィアルな社会をつくりましょう。

気=エネルギー

2006年09月19日 | Weblog
一日、そして一生にに使えるエネルギーや注意力、すなわち"気"には限りがあるように思われる。

自分は気の使い方が下手で、常に気が張っており、気が早く、気が多くすぐに気がそれてしまい、ちょっとしたことで気が散る。
なかなか気が利かず、気が小さく要らぬことを気にしすぎ、仕事にもなかなか気が乗らない。そして気が沈み、気が滅入って、気が塞いでしまう。

気が短く、気に入らないことも多く、ささいなことに気が上る。しかしそれをうまく発散できずに気疲れしてしまう。
要らぬ気を使い、気まぐれな人に振り回される。細かいところに気が回らず、ミスにも気がつかない。

夕方ともなると気が切れたとたんに動けなくなるくらいどっと疲れが押し寄せ、気が抜けたようになる。

そんなことを続けていると気が腐り、やがて気が触れて、気が違ってしまうだろう。

変わることにはエネルギーがいる。
生きるだけでも気が必要だ。

毎日を元気よく過ごし、気持ちよく、気合を入れて働ける環境が必要だ。


こうしてみると気というのは面白い概念だ。
気を上手く操れるようになって、うまく気を補充できるようなサイクルを作らなくてはならない。
お互いに気を高めあえるような関係を人と結ぶことも必要だろう。
気功や風水のようなものも馬鹿にはできなさそうだ。

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