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自民党支部会でTPPはほとんど話題にされず!?

2013年04月21日 | Weblog
TPP反対で当選した自民党議員からの圧力?の続きです。

4月12日土曜日に松本で開催された長野2区自民党支部会の様子がローカル新聞に掲載されていました。

その会合では今もっとも重要なテーマであるはずのTPPについては、「次の参院選で勝ってねじれを解消してこそ政治基盤が安定して他国に主張もでき議論ができることにつながる」というような選挙に向けての激がとんだだけで、ほとんど話題にもされなかったとか。
そもそも意見交換会などではなく自民党員の政局のための集会でそういう場ではなかったのでしょうが、いまの自民党がこのまま参議院選(衆参両議院戦?)で勝利しても売国が進む一方な気がします。

TPPは、それぞれの地域、文化ごとのルールは非関税障壁として排除しようとする一方、米中心の多国籍資本が軍事力や基軸通貨を背景に自分たちのルールはグローバルスタンダードだといって押し付け、国家主権はないがしろにされ農業や医療や教育、法制度、民主主義、知的財産などといった社会共通資本を破壊して多国籍企業が儲けやすい土壌をつくる企みです。社会の格差が広がり1%が支配する世の中になります。
とうてい許容できる話ではありません。

自民党も務台俊介議員も昨年12月の選挙ではTPP反対を掲げて当選したはずなのです。

しかし、なし崩し的に事前交渉、交渉参加、TPP批准へなだれ込んでいきそうな状況をみて危機感をおぼえ「公約がまもれないなら集団離党するくらいの覚悟を」とメールすると「TPPは国政の争点の重要ではあるけれども一つの争点でしかありません。景気対策、原発、分権、憲法改正などやるべきことは山積です。その届離党していたら、仕事はできません。」と言われてしまいます。この不誠実なやり取りの公表も「信義にもとる」とご不満のようです。どっちが?と思いますが・・。



公約は当選のための嘘で確信犯だとしたら民主主義の否定であり、TPP賛成を掲げて選挙に当選した議員よりもなおさら罪は深いとおもいます。
その議員がTPPについて何も語らなくなったと思ったら、Twitterで最近以下の様なツイートをされていました。




議員は政府の交渉の過程を監視することはもちろんですが、もし政府が国民との約束が守れないことが明らかになった場合には議員はどのような行動をとっていただけるのでしょうか?(現時点でも、すでに守れないことは次々と明らになってきているように思いますが・・。)
また我々はどのような行動をとりうるのでしょうか?

これらを何度もお尋ねしてきましたが、反対派の声が小さい、ネットだけで騒いでいてもだめだ、医療機関がストライキをするくらいでないとはとおっしゃられます。しかし議員自身がどのような行動をされているのか、とるつもりなのかに関してはいまだお返事をいただいてておりません。

その一方で公約であげてもいなかった「山の日」制定に向けての動きは何故か熱心にされているようですが・・。



そもそも今回の混乱は財界が民主党と自民党に二股をかけ、またアメリカの意向を忖度し、TPPの是非という焦点をぼやかして選挙の意味を無効にしたことがそもそもの原因です。
そして衆議院議員選挙で自民党は勝ちすぎました。
明確な反対勢力がない状態なため米をはじめ諸外国にも足元を見られているのです。
コーポラティズムはここに極まれりですが、これに対抗できるのはやはり民主主義でありコーポラティズムに毒されていないネット言論や草の根のメディアであり、市民の代表である国会議員しかありません。党利党略ではなく日本を守るなら勇気ある撤退をお願いしたいと思います。

市民としては、議員の働きをしっかりと応援し、監視していかなければなりませんね。

具体的には先の選挙でTPP反対を掲げて当選した議員、政党に投票したはずが、強力に推進されているのですから、普通は反TPP議員が結集して参加表明撤回を要求し、それができなければ内閣不信任決議をおこなって再度選挙で国民に問うべきだとおもいます。
しかしもしそれすらも出来ないのであれば、この議題に関しては参考意見に過ぎないにしてもインチキ世論調査ではない国民投票をおこない、その上で党議拘束は外して決議するというようなイニシアチブを党内でとっていただきたいと思います。

週刊金曜日4.12号:農業危機の本質を探る 「希望はTPP。」なのか
篠原孝インタビュー 「党議拘束を外せばTPPは批准されないだろう」



市民としてはこれからどんなことができるでしょうか。
皆様からもお知恵を拝借出来ればと思います。


◆◆◆務台俊介議員にはこちらから意見できます。◆◆◆

またTPP反対を掲げて当選した議員に応援のメッセージを送りましょう。
衆議院議員TPP態度一覧


■■■■参考リンク■■■■

「政治家の主張の一貫性を考える」~むたい俊介メールマガジン~
有権者受けを狙い主張を変える政治家についての一考察。著名議員と地元選出議員の事例をみる。それをチェックする仕組みの必要性を主張。

曰く、”政治家の矜持とは何か。それは政策の一貫性ではないか。現在は、その時々の選挙に有利か不利かという理由だけで政策をころころ変える政治家が、政党の幹部から一般議員まで余りにも多すぎるのではないか。そのことで有権者の政治不信が増幅されていく。”

安倍晋三先生 講演会 むたい俊介アワー 2012/03/18 12

安倍晋三氏(16分頃~)
「選挙における約束は政党の命といってもいい。その約束がいい加減なものでいいのであれば選挙戦、論戦を戦わせることも虚しくなってしまうわけです。」

務台俊介氏のフェイスブックより。ブーメランにならないようにおねがいしますね。


自分の放ったブーメランを直撃しないようにしっかりしてくださいね。務台さん。


政府は必ず嘘をつく――アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること (角川SSC新書)
堤 未果
角川マガジンズ

99%の人の必読の書。コーポラティズムとは何か。
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