リカバリー志向でいこう !  

精神科医師のブログ。
弱さを絆に地域を紡ぎ、コンヴィヴィアルな社会をつくりましょう。

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日々コウジ中(高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック)

2010年08月31日 | Weblog
うつ病を描いた「ツレがうつになりまして」に始まり、統合失調症を描いた「私の母はビョーキです」などなど精神障害をネタにしたコミックエッセイが注目を集めている。

??な内容な本もあるが、多くは精神障害とともにある日々の生活がリアルに描かれており病気とつき合っていかなければならない人やその家族にとってクールに役立つガイドブック的な内容となっている。

そんな流れの中で高次脳機能障害を扱ったコミックエッセイが発売された。
著者の夫はクモ膜下出血後の高次脳機能障害となり、リハビリテーションを経て、それから就労へと奮闘する(家族)の日々をかわいらしいイラストで描いている。

またこれがリアルなんです。

頭部外傷や脳血管障害(特にクモ膜下出血)の後遺症としての高次脳機能障害の方々とは何人もおつき合いさせていただいてきたがまさにこんな感じである。

高次脳機能障害をかかえての就労の現場もまさにこんな感じでした。

この著者も民間の保険会社の「高度障害状態」の解釈が保険会社と異なり闘ったが結局支払われずというエピソードが出てくるが、自分も場合も頭部外傷後の後遺症で民間保険からRBMTなどの検査結果まで詳細につけたのにかかわらず保険会社の3人の医師がみてダメだと却下された。
どう考えても「重度かつ継続」で苦労しているのにね。

こういう本がでることで今まで知られていなかった障害のことが広く知られるようになり支援が広がっていくことを期待したい。


日々コウジ中―高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック
柴本 礼
主婦の友社

Yosakoi安曇野

2010年08月01日 | Weblog
第27回信州安曇野わさび祭(第11回Yosakoi安曇野)が穂高駅前通り~穂高神社で開催されました。
NPO法人ほたか野の花でも出店。



ごまクッキーなど自主制作品の他、子どもたち対象のおかしのつかみ取りや、冷やしキュウリの浅漬け(20円)が大人気でした。
こういう出店は楽しいですね。
そうそう、長野県知事候補の「松本たけし」氏も登場してあいさつして握手して回っていました。
自分はもう投票は期日前にすませていますが・・・。






Yosakoiはもともと高知のよさこい祭り、それが北海道は札幌に伝わり(一人の学生が中心となってはじめたそうです。)Yosakoiソーラン祭りになり、老若男女いろんな人がみんなが主役になって踊れる軽快な祭りとして全国に広まっています。

Yosakoi安曇野では地元中学生のベーシックなYosakoiソーランもありましたが(自分も一応踊れます)、オリジナル曲でオリジナルな振り付けで衣装も手が入ったチームもたくさん。
大学のYosakoiサークルは出会い系として有名でしたが・・・。
親子連れでYosakoiの衣装の家族なんかもチラホラ。

パソコンなどで音楽も自分たちでつくれるんでしょうかね。
新潟や山梨など近隣の県からの参加もありにぎわいました。

Yosakoiでもソーランでもないダンススクールの子どもたちのヒップポップや「そばかす」にあわせて踊ったりなんでもありでした。
AKB48なんてのもありますが、ダンスなんかの踊りの裾野も広いですねぇ。