社会福祉士「とど」の うつ病と脳卒中の闘病日記

医療ソーシャルワーカーだった「とど」が、うつ病と脳卒中に。
それからの闘病の様子や趣味の事などをつらつらと…。

脳梗塞発症 (2012年8月31日)

2015年08月31日 22時42分40秒 | 自宅療養
2012年8月31日

朝6時頃、激しい頭痛に目が覚めました。
まるでアイスピックで頭部の右横を突かれたような感じ、というのが自分としては一番しっくりくる表現です。
この時は、妻に痛み止めをもらって内服し、痛みも落ち着いてきたので再度寝ました。

8時頃、朝食に起こされた時、顔の右側にシビレ(顔面麻痺)を感じました。水分を摂ろうとペットボトルを口にしたのですが、水分が全く飲み込めなくなっていました(燕下障害)。

こうした状況から、職業柄、脳血管疾患の患者さんに関わる機会も多かったので、現場で培った知識から、自分が脳梗塞を発症した可能性が高いと考え、妻に救急車を呼んでもらいました。

救急車は5分程で到着するというので、まだ体に麻痺を感じていなかった私は、自力で動けるうちにと、急いで着替え、トイレに行って、二階の寝室から一階のリビングへ移動しました。
リビングのソファーに座って数分後、救急車が到着し、救急隊員の方に症状の確認等をされた後、救急車へと搬送されたのですが、私としての記憶はこれ以降しばらく跳んでいます。
救急車の中で救急隊員と話した覚えはあるのですが、その内容はまったく覚えていません。
気が付けば、急病センターへ到着した時、MRを撮りに行く時、後は救急治療室の白い天井をじっと見ていた記憶しかありません。

ところが、実はこの記憶、最初から違っていたようです。
奥さんから聞いた実際は以下のようでした。

私は、朝5時過ぎに目が覚めてごろごろしていたそうです。
6時過ぎに頭痛の訴えがあって痛み止めをもらい、目と鼻の奥が熱いと訴え、アイスノンをもらって冷やしたそうです。
8時頃、頭痛は軽減されたものの、顔のしびれを訴え、手指の動作確認をしていたようで、奥さんから水分補給を促されたところ、嚥下困難で吐いてしまったらしく、飲み込めないと訴えたそうです。
この段階では奥さんが車に乗せて病院に行くつもりだったようですが、着替えてトイレに行って戻ってくる時、支えがないと歩けないような状態だったらしく、この時点で救急車を呼んでもらう事にしたそうです。
二階から一階のリビングへは自力で降りてソファーに座ったそうです。

救急車内でのバイタルは、BP178/112、P82だったそうです。

血圧高っ!

急病センターではCTでは診断出来ないとの事で、MR検査も行う事になったとの事で、その結果、「首の後ろの動脈が一部詰まった事による脳梗塞で、原因は不明」という説明があったそうです。
その後、神経内科のDrから、「最初は内科的治療をする。一週間は症状が安定せず、悪化する可能性もある(悪化したら脳神経外科へ転科)。血圧、血糖値が高いため、このコントロールも必要。」との説明もあったそうです。

入院はSCUと言うことでしたが、急病センターに搬送されたのが8:50過ぎで、SCUに搬送されたのは13時頃だったそうです。

SCU入室後は、家族に「ごめんね」と繰り返し言っていたそうです。


で、SCU(Stroke Care Unit:脳卒中集中治療室)に搬送されてからの記憶は、経鼻経管栄養の管(NGチューブ)を挿入される時でした。
看護師が飲み込むようにしろと言うのですが、嚥下障害で飲み込みが出来ないのだから、これは無茶な注文です。
とりあえず、飲み込むつもりでじたばたしてたらNGチューブは無事胃に入ってくれました。
これが気管支にでも入ろうものなら大変ですから…。
その後、尿意をもよおしたので、看護師に訴えたところ「おむつの中にしていいよ」と言われました。ところが、出したくても出ません。
そこで、導尿してもらおうとたのんだところ、おなかを押して「まだ300ml位だから大丈夫だよ」と言われました。
しかし、こちらは排尿したいので、しつこく頼んだらやっと導尿してもらうことが出来ました。
そしたら何と『800ml』出た!
看護師の見立て違い。勘弁してほしいです…。
排尿はそのままバルーンカテーテルを留置してもらいました。

食事はNGチューブからの流動食と点滴。
こうなっていると、おなかは空かないもので…。

こんな時「」と思いました。

『人間て普段は何気に食べたり飲んだりしているけれど、これって実は凄い事だったんだ!』

食べられない事に対する悲観的感情よりも、そんな気持ちになって、不思議と嚥下障害自体を受け入れていました。
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NRD-505受信不能…

2015年08月31日 16時32分13秒 | Radio
1977年6月~1979年11月の間製造された日本無線(JRC)初の民生用受信機NRD-505



当時の定価が389,000円で、学生の身分では到底手が出る代物ではありませんでした。

JRCはその後、アマチュア無線機(JSTシリーズ)を含めて幾つかの機種を発表し、価格も頑張れば手が届く所まで来ましたが、現在は残念ながら民生機、アマチュア無線機から撤退してしまいました。

NRD-505とNRD-515を併売していた時期がありましたが、その時にJRCの担当者の方と話をした事があります。
NRD-505はアナログダイヤルも付いており、調整に手間がかかるため、メーカーとしてはNRD-515の方が楽なんだとか言われていたように記憶しています。

現在のようにデジタルのみの表示が当たり前になる前は、デジタル表示機でもアナログダイヤルが付いていました。

その頃にアマチュア無線を知って、憧れた機器が多かったせいでしょうか?

私にはNRD-515よりもNRD-505の方が圧倒的に憧れでした。

幸い、10年程前に手に入れる事が出来、その時は感慨もひとしおでした。

まだJRCマークは赤バッジではありませんでしたが、受信機のメインに据えておりました。

が、

この度、よる年並みに逆らえなかったのか、近接放送局の受信さえままならない状態に感度低下してしまいました。

残念ながら自分で修理出来るスキルも機材もなく、メーカーも修理受け付け終了を宣言していますので、一時はこのままオブジェに…と思ったのですが、奥さんから修理費用の臨時経費の歳出が許可されましたので、某所へ修理を相談したところ、「対応出来ますよ」との事。

故障内容をA4紙に書いてそれを添付し、本日くろねこさんで発送してきました。

直るでしょうか?

直って欲しいものですが。

FT-1021に続き、古い機械が悲鳴を上げている私のシャックです。
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脳梗塞から丸3年

2015年08月31日 16時27分25秒 | 自宅療養
アテローム性脳梗塞になったのが2012年8月31日。

今日で丸3年が経ちました。

最初に症状として出現したワレンベルグ症候群の嚥下困難も、今は一応問題なし。

今日は1日静かにしていようと思います。

そろそろ、脳梗塞の闘病記も整理しなくちゃ…。
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雨ですねぇ

2015年08月30日 14時41分34秒 | 自宅療養
朝から雨降りです。

やんだかな?

と思ってもまた降ってきます。

今日はこんな1日っぽいですね。

歩行訓練も無理そうだし、今日は屋内で出来る事をやっていようと思います。

・手指運動いろいろ
・ストレッチポール
・ひめトレ

頑張ります。

ただ、1日じっとしていると、体幹のふらつき感は顕著になりますので、そのあたりをどうしていくかが課題です。

脳梗塞、脳出血になった時期なので、メンタル的にあまり気合いを入れた運動は避けておきたいのです。

なので、プールへのお出掛けも一人で行くのは避けておこうと思います。
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親バカと指導者の基本不足

2015年08月29日 19時15分36秒 | 自宅療養
朝から雨が降っていましたが、午後にはあがったので、夕方歩行訓練に行ってきました。

いつものコースで歩く予定で出かけました。

駐車場にはいつも以上に車が止まっていて、場所がなかったのか、車道の隅、ロータリー、果ては歩道にまで停まっていました。

管理者がOKを出したんだと思いますが、いわゆる第二駐車場は閉鎖されていたので、すごく違和感を感じました。

駐車場が完全にいっぱいになっての措置ならまだしも、空いている駐車場が有るのにグラウンドに近い所へ停めようという考えが納得いきません。

ここは、管理者がしっかりして欲しいところです。

で、グラウンドでは中学生の野球の試合が行われていたんですが、歩道には応援の保護者が大勢!

まぁ、これは歩いていけばどいてくれるので、目くじらを立てる事もないのですが、問題は中学生の荷物の置き方!

一部チームですが、歩道に置いてました。

置く場所は他にもあります。それをあえて歩道にならべていました。
さらに、バット、バットケースといった長尺物やキャッチャーの防具を入れる大きなバッグが歩道を塞ぐような置き方になっていたんです。

保護者、教育者(監督、コーチ等)の指導不足が明らかです。

少年野球に限りませんが、スポーツ、武道は勝つ前に覚えること、教えることがありますね。

こけるのが嫌なので、コースを変えて約1時間歩行訓練をしてきました。

ふらつき感は相変わらずですが、様子を見ながらいい汗をかいてきました。
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