新青森開業ダイヤ発表。南武線に快速登場！

えー・・・川崎市民としては待ち望んでました南武線の快速運転開始が来年3月から開始されることが発表されました。
まあ、新青森開業ダイヤ発表のついで記事みたいなもんだったんですが。
JR東日本が本日出したプレスリリース(PDF)によると、日中の10～15時限定ですが、川崎～登戸を快速運転、登戸～立川は従来通りの各駅停車のようです。快速の停車駅は、川崎、鹿島田、武蔵小杉、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口、登戸です。尻手がすっ飛ばされましたが、まあ、日中の南武支線は本数が少ないので問題ないでしょう。しかし、武蔵中原は追い抜き駅だろうからともかく、武蔵新城は飛ばしても良いのでは？

南武線の205系先頭車化改造車

かつて、数少ない臨時快速運転だった、201系四季彩快速「川崎・奥多摩ハイキング号」

さてメインの新青森開業ダイヤです。
まず「はやて」の運行は現行から結構時刻がずれてます。これはまあ、先行して発表されていたから分かっているんですが、以前より微妙に利用しづらいダイヤだな。

八戸駅で撮影したE2系1000番台「はやて」

懸念だった新青森駅での「スーパー白鳥」接続ですが、新青森から一度青森へ入って、スイッチバックする形になりました。
さすがに青森を飛ばすことはしなかったようです（線路の配線上は可能）。
また、意外にも定期「白鳥」が2往復存置されました。とは言え、485系3000番台は余剰になるでしょうから、一部は新潟転属でしょうか？

三沢駅へ入線する789系「スーパー白鳥」。三沢での姿はもうすぐ見られなくなる

八戸駅での485系3000番台「白鳥」。盛岡「はつかり」撤退、八戸「白鳥」「つがる」撤退でついに青森発に

一方、八戸～青森～弘前を結んでいた特急「つがる」が名前そのままに特急「かもしか」の置きかえになるようです。上沼垂車の「いなほ」運用も含めて置きかえとなるので、これで「白鳥」分割系統だった「いなほ」は再分割ということになり、上沼垂車の運用範囲が狭まりました。と言うことは、やはり485系が余剰になるので（「かもしか」用3連と「いなほ」「北越」用6連）、廃車でしょうかねえ・・・・

川部駅で撮影した485系「かもしか」

青森発の485系3000番台上沼垂車「いなほ」

弘前へ入線するE751系「つがる」

さて、今回で快速「リゾートしらかみ」の初代編成である「青池」編成が引退。おそらく廃車でしょう。新「青池」編成はハイブリッドディーゼル車が投入されます。また「きらきらみちのく」はおそらく引退する「こがね」の代わりに仙台へ転属。ハイブリッドディーゼル車の「リゾートあすなろ」が投入されます。

引退するキハ48形「リゾートしらかみ」青池編成（4両時代）

改造年次が浅いので転属と思われるキハ48形「きらきらみちのく」

11月で引退するキハ58形「こがね」。残り少ないキハ58系だったが・・・

この他にも武蔵野線の大宮直通列車常設（海浜幕張方面は新設）とか、特急「水上」の臨時化格下げとか、185系使用の特急列車がほとんど一部または全部の廃止とか、房総特急の一部廃止とか。東京近郊の特急列車がまた一段とさびしくなりますな。