青春18きっぷ消化旅行で伊豆へ 前編「河津へ185系とリゾート21で」

2週間前の田切駅掃除旅行の帰りに、K谷さん親子と18きっぷの消化旅行に行きましょうという話をしていて、何所に行くかと言う話をした時に、K谷さんのお子さんが伊豆急行に行きたいと言い出しました。それで調べてみたら、今年は河津桜が記録的な遅咲きでして、3/20でも咲いているかもということで天気を見て決めましょうとしていました。結局、河津桜は先週末に雨が降ったこともあってだいぶ葉桜になってしまったんですが、まだ咲いている木もあると言うことで河津へ向かうことに。ちょうど朝の185系普通列車運用に合わせると、かなり理想的な乗り換えが可能と言うこともわかり、河津へ行ってきました。

2012/3/17のダイヤ改正で373系の普通列車が終了しましたが、今回も存置された185系の送り込み回送を兼ねた普通列車521M。鉄道ファンには有名ですが、一般では知らない乗客もいますので、東京駅の構内放送では特急用車両だけど普通乗車券で乗れることを何度か流していました。7番線ホームの新橋寄りNEWDAYS前で待ち合わせして、K谷さん親子と一緒に185系に乗り込み、一路熱海へ向かいました。

まずは武蔵小杉から横須賀線で東京へ。まだE217系の未更新車って残ってたんだなあ

253系が無くなって、ホームの「成田エクスプレス」乗車位置案内もE259系用に直されていました

E217系の普通列車に乗って東京駅へ

こちらは乗車予定の185系の一本前に7番線ホームを発車したE233系3000番台

521Mの発車案内は12両2ドアと2ドアが強調される

乗車位置案内もこの列車専用で用意されている

7番線へ入線する521Mの普通列車

行き先は「伊東」だが、今回は乗り継ぎの都合で、熱海で下車する

熱海ではすでに入線していた伊豆急2100系「リゾート21　ドルフィン号」に乗り換えます。185系で伊東まで乗っていくこともできるのですが、どうせなら「リゾート21」の前面展望を楽しみながら河津まで行きたいということで、ここから伊豆急下田行きの「リゾート21　ドルフィン号」に乗り換えるのです。以前は白字に赤と青のストライプ塗装だった伊豆急2100系「リゾート21」3次車は、現在は100系電車をイメージした塗装になっていて「ドルフィン号」の愛称を設定されています。

熱海駅に到着すると、伊豆急2100系「リゾート21　ドルフィン号」の姿が

素早く移動して、先頭車の展望席を確保！

もう少し引くとこんな感じです

1986年の鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞しています

展望車以外の座席は、向かい合わせのクロスシートと、海に向かったくの字状のシートです

座席は赤色系と青色系の2色があります

塗装変更時にイルカのマークが追加されていますね

今日は非常に天気が良く、伊豆急2100系の前面展望からの景色は爽快でした。海も非常にきれいで、室内からの写真だと表現できていないんですけど、きれいなコバルトブルーでした。列車は1時間少々かけて、ほぼ定刻で河津へ向かいました。

私が最初に座った席は前から3列目でした。山側でしたのでこんな感じに見えます

海側には美しい景色が広がります

海が見える度に「きれいだなあ」と自然と声が出ます

伊東駅の手前で、関東の30～50代くらいの人にはおなじみであろう「サンハトヤ」の姿が。「伊東に行くならハトヤ～電話はヨイフロ(4126)～」って懐かしいですねえ

所々、沿線では河津桜と思われる桜と、ヒカンザクラ系の桜、梅が咲いていました

前面展望からもこんな感じ

途中の富戸駅で8000系と行き違いに。伊豆急行線は単線です

伊豆高原駅では251系「スーパービュー踊り子」と行き違いに

伊豆高原駅ホームの河津桜はもう半分ほど葉桜になっていました

さらに185系「踊り子」に追い抜かれました

車窓の海は本当にきれい

片瀬白田駅では伊豆急2100系「リゾート21EX　黒船電車」と行き違いに。今日は普通列車運用ですよ。このあと、隣に座ってた老人から、鉄道うんちくの質問攻めにあって、海の見える前面展望の写真は取り損ないましたが・・・

河津駅に到着。この100系塗装は晴れた日に良くマッチしますね

河津を発車し下田へ向かう伊豆急2100系「リゾート21　ドルフィン号」。すでに河津桜はピークを過ぎ、葉桜になってきていました

次回は河津を歩きます。