失敗は成功の元

　体力があるときの失敗は挽回できるし、正しく反省できれば、成功の元にもなる。

　しかし、体力がなくなってくると、それがたやすくできなくなってくる。

　失敗したら、まずそれを認め、今までのやり方のどこが悪かったのか見直そうと考えるのが順序だと思うが、その作業が億劫になるため、失敗に目を瞑ったり、否認したりするようになるのだ。

　でも、そういう人を断罪しても始まらないので、周囲の人はまずは信じてあげて、安心して心を休められる環境を整えてあげるのがいいと思う。

反省というのは精神的な余裕あってのものだと思う。

そして精神的な余裕は感覚的な余裕あってのものだと思う。

　物事を弁証法的にとらえるのは大切だと思う。

　ただ、それには体力が必要なので、まずは体力を、と言いたいのである。

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