障害者差別解消法について精神障害者の僕が思うこと
① まず、行政機関が監督できるのは、障害者に対する差別行為(作為と不作為がある)だけであって、それには人間の差別意識までは変えられないという共通認識がほしい。
② なぜなら、法的な根拠があるとはいえ、上から指図して取り締まるには、限界があるから。
③ 要するに、罰則が怖いから差別行為をしないだけであって、それでは不十分だということ。
④ しかし、差別意識は抑圧すると、怒りが蓄積して、いずれ暴発するのではないかという危惧もある。
⑤ だから、根本的な解決には、障害者に対する愛や理解や信頼が必要になる。
⑥ そして、一般人を啓蒙する際には、論理的な言葉よりも、むしろ態度が重要になる。なぜなら普通の人はそちらを重視するから(自分に守れないことを他人に守らせるなよ)。
⑦ 最後に「できないこと」と「しないこと」の区別をできるだけ明確にする。つまり一般人には障害者は怠けているわけではないことを知ってもらう。
以上