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玉川上水みどりといきもの会議

玉川上水の自然を生物多様性の観点でとらえ、そのよりよいあり方を模索し、発信します

仙川のタヌキ 15/12

2020-05-12 21:21:25 | タヌキ
5/12
 朝9時過ぎに現地に行ってみると確かに下水管がありました。ただ高さが70 cmもあり、タヌキが登れるとは思えませんでした。中を覗くと深さ1.5mくらいのところで横に曲がっているようでタヌキや痕跡は見えませんでした。でもこの奥から子ダヌキの鳴き声がしたのは確かです。
 
下水管と中をのぞいたところ
 
 この橋の左右を200mほどずつ「探検」しましたが、全て高さ2mあまりの鉄壁で、とてもタヌキが上り下りできそうなところはありませんでした。ただし東側は200mくらい行くと、鉄壁がコンクリートの1種のブロックになり、垂直ではなくやや角度がついていたのでここならタヌキが上下できるかもしれないと思いました。
 
仙川の壁面/ コンクリートの壁面
 
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仙川のタヌキ 5/11

2020-05-11 20:00:52 | タヌキ
5/11
 2020年5月11日に小金井にお住いの知人から連絡がありました。要点から書くと「うちのすぐ近くから子ダヌキの鳴き声がする、どうしようか」ということでした。
 この知人は去年の今頃も連絡をもらい、小金井公園で子ダヌキを見つけて、飼い始めたということでした。私は、「野生動物だからいつまでもは飼えないので、拾った場所に戻したほうがいいだろう」と答えました。彼女としては「自然に戻す方がいいが、それなら小金井公園よりはもっと自然の豊富な場所がいいだろう」と八王子の方に放したということでした。
 その人が今年は住んでいるアパートの2階から見える仙川から、この3日ほど子ダヌキの鳴き声がする。仙川は三面張の川だが水はない。深さは3mくらいある。その底に小さな子ダヌキが1匹落ちているということでした。親ダヌキは地上にいるのだが、川底には降りられなくてウロウロしながら鳴いているので、スノコのようなもので降りれるようにしたが、降りないので、どうしようということでした。
 息子さんがアパートから撮ったという子ダヌキの写真は次のものです。
 
「川底」で鳴く子ダヌキ
 
 息子さんが仙川に降りてみると、橋の下に下水管が開口していて、その中からたくさんのコダヌキの声がしていたそうです。その動画と音が確認できました。