おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、今こそ個客管理の徹底をー3.できたら顧客カードを作ろう、です。
エー、コンピュータ全盛の時代に、ローテクの「顧客カード」と、思われていると思う。
結構これが便利なのである。
どう便利かと言えば、電源を入れる必要がない。
何かを操作する必要がない。情報が一覧できる。枠にとらわれないで書き込みができる。
など、意外と便利なのだ。
で、このカードに計画(目標)した売上アイテムに相当するマークを付けておくのだ。
個客管理だから、情報提供などの販売促進以外の絆を保つためのアクションも、同様に
マークを付けておく。
該当のお客さまが来店されたら、カードを取り出し、どのアイテムをお勧めするのかをマークで
確認し、提案を行うのだ。
購入いただいたら、マークを剥がすのである。
あるいは、情報提供を行ったらマークを剥がすのだ。
このようにして、計画したアイテムに何があるのか、何が未販売(アクション)アイテムなのかを確認して、
それに応じた対応を行うのだ。
来店でなくてもいい。電話がかかってきたらカードを取り出し、前述のようにマークを確認し、
電話の用件が済んだら、マークに関するアクションを取るのである。
手間暇かけて計画したものを、漏れなく活動することで、目標に近づける。
また、絆を絶やさないようにすることで、脱落防止やファンの度合いを高める。
カードは、入庫促進活動の見える化にも使える。
促進活動を表札につけた「BOX」を用意する。
例えば「DM発送BOX」「電話コールBOX」「予約BOX」などのカードを入れる箱を
作っておき、一つのアクションが終わったら、次のアクションBOXにカードを移動する。
このルールが実行できていれば、BOXを見ればアクションが分かるし、お客さまの
状態が見える。どこまでアクションが進んでいるかも見える。
こうしたことによって、やり切れる促進活動、漏れのない促進活動が可能になる。
ところが、台帳管理などでは、本人だけが分かるだけになてしまい、アクションにムラが
出てしまうことに繋がりやすい。
これでは、後悔が残る促進活動になってしまって、大切なお客さまの脱落を自らが
作ることになっていまう。
こんな芸当ができるもの、カードだからである。
如何だろうか、カードを見直した方もいらっしゃるのでは。
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