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今こそ個客管理の徹底をー3.できたら顧客カードを作ろう

2011年07月27日 | 営業・フロント全般

 おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、今こそ個客管理の徹底をー3.できたら顧客カードを作ろう、です。

エー、コンピュータ全盛の時代に、ローテクの「顧客カード」と、思われていると思う。
結構これが便利なのである。

どう便利かと言えば、電源を入れる必要がない。
何かを操作する必要がない。情報が一覧できる。枠にとらわれないで書き込みができる。
など、意外と便利なのだ。

で、このカードに計画(目標)した売上アイテムに相当するマークを付けておくのだ。
個客管理だから、情報提供などの販売促進以外の絆を保つためのアクションも、同様に
マークを付けておく。

該当のお客さまが来店されたら、カードを取り出し、どのアイテムをお勧めするのかをマークで
確認し、提案を行うのだ。

購入いただいたら、マークを剥がすのである。
あるいは、情報提供を行ったらマークを剥がすのだ。

このようにして、計画したアイテムに何があるのか、何が未販売(アクション)アイテムなのかを確認して、
それに応じた対応を行うのだ。

来店でなくてもいい。電話がかかってきたらカードを取り出し、前述のようにマークを確認し、
電話の用件が済んだら、マークに関するアクションを取るのである。

手間暇かけて計画したものを、漏れなく活動することで、目標に近づける。
また、絆を絶やさないようにすることで、脱落防止やファンの度合いを高める。

カードは、入庫促進活動の見える化にも使える。
促進活動を表札につけた「BOX」を用意する。

例えば「DM発送BOX」「電話コールBOX」「予約BOX」などのカードを入れる箱を
作っておき、一つのアクションが終わったら、次のアクションBOXにカードを移動する。

このルールが実行できていれば、BOXを見ればアクションが分かるし、お客さまの
状態が見える。どこまでアクションが進んでいるかも見える。

こうしたことによって、やり切れる促進活動、漏れのない促進活動が可能になる。
ところが、台帳管理などでは、本人だけが分かるだけになてしまい、アクションにムラが
出てしまうことに繋がりやすい。

これでは、後悔が残る促進活動になってしまって、大切なお客さまの脱落を自らが
作ることになっていまう。

こんな芸当ができるもの、カードだからである。
如何だろうか、カードを見直した方もいらっしゃるのでは。


株式会社ティオ
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