めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

金時を探せ

2007-11-15 | Weblog
先日5年ぶりくらいに豚カツを食べ肉の美味しさに目覚めてしまい いまだにその余韻に浸っております


豚カツと言えばヒレ肉!豚カツはロースでしょ


と言う関係だし、揚げているとそれだけでお腹いっぱい。その上夜の9時頃に豚カツなんて食べたくない、、、等の理由で長く食べていなかったのですが、先週末寝床に入った時に急に「ヒレカツが食べたい!」と言う強い欲求がムクムクと

2日後に宅配のキャベツが届く予定だったので、それを待って豚カツディナーに

見た目だけでもロースカツ風にしようと思い、ヒレ肉を一口サイズではなく横に半分に切って叩いて伸ばして、、、形だけはロースの切り身風に。

95%くらいの火の通りで、中はきれいなピンク色に仕上がりとってもジューシー衣の香ばしさ、サクッて食感、全てがベストに仕上がり大大大満足

一口食べるごとに「美味しい~」と呟き“うっとり”しながら食べてしまいました。

大黒柱サマも「そういえばヒレカツ初めてかもしれないけどなかなかイケル」と、彼の場合は久しぶりの豚カツで大満足な様子(フライは手間がかかるので頻繁には作らない

さすが!某料理人が「豚肉のベストな調理法は“蒸し焼き”で、それに香ばしさが加わる豚カツは最高の調理法だ」とおっしゃっただけの事はある!

本当に幸せな夕食でした。


さてさて、“芋食い熱”はだいぶ落ち着いてきた私でありますが、おやつにはまだ時々食べております。

もう自分の好みの芋がわかったので、苦労することなく?美味しい蒸かし芋を口にできて幸せ

どうやら私の好みは金時種のようです。

主流は“紅アズマ”なのであまり売っていない&値段が倍以上と言うのが難点ですが、主食代わりに食べるほど量は食べないのでいいかな~と思っています。

“鳴門金時”も美味しいし、写真の“坂出金時”は特に美味しかったこれは“特別栽培農産物”(←農薬を5割減、化学肥料不使用)なので美味しいのかな?

同じ“紅アズマ”でもパルシステムの宅配で届くの(←同じく“特別栽培”または“有機”)は美味しいから、栽培方法も美味しさのポイントになるのでしょうね。


“ホクホク”よりも“しっとり”がお好みの方は是非“金時”系の品種の芋をお探し下さい




今朝も朝3時半~4時半まで姫様の夜遊び(早朝?)につき合ったので朝から頭がくらくら

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ふるふる・ゆらゆら・のーんびり

2007-11-13 | Weblog
昨日は久しぶりに茶碗蒸しを作りました

私はフルフルとやわらか~い茶碗蒸しが好きなので自分用は出汁の割合を多めで。その食感を楽しみたいので具は入れずに。

火加減もちょうどよく理想の茶碗蒸しが出来上がり大満足


一人酔いしれながら食べていると、、、

「あれ?具は???」 と大黒柱サマ。

「無し」

「・・・・・・」


中国では具に何も入れず、上から具入りのアンをかけて食べる事が多いです。

初めて聞いた時は私も「ええーっ具が無いの?寂しい~」なんて思いましたが、今では具無しこそフルフルの食感と出汁の味が楽しめて良いと思っています。


基本的に考え方のカタイオヤジな大黒柱サマの事、納得いかないんだろうな~ と思い、具にはどんな物が欲しいのかを聞いてみると、

「百合根必須!鶏のささ身、あとは、、、何が入ってたっけ?」との事。結局あと青物(特にこだわり無し)、キノコ、かまぼこ、銀杏(どちらでも良い。缶詰ならいらない)と言う意見に。

百合根は私も入れたい食材ですが、手に入りにくいのですよ

年末になってお正月準備用に食材が並ぶ時以外はあまり見たことが無いかも。

今週の金曜にまた遠出をするので帰りに駅ビルの地下でも覘いてこよう~



フワフワした物って気持が緩むのでリラックスできるような気がします。あと“ゆらゆら”する物も

写真の急須は“起き上がりこぼし”みたいに揺れてお茶の時間が楽しくなります

初めて見た時にものすごーく気に入ったけど「いや待て!じっくり考えてから、、」なんていつものように自分をセーブして買わずにいたのですが、次にお茶屋さんに行った時には品切れで

2~3年後にようやく手に入れる事ができ、今では宝物

中国では“不倒壺”(倒れない急須) と言うそうです。短い手の様にびよんっと伸び出たような左右の注ぎ口がカワイイ



ハーブティーを入れてきれいな色を眺めながらゆらゆらと揺らしてのんびりティータイム

と言うのが憧れですが、未だに実現されておらずまだまだ優雅な生活とは程遠いのが現実であります

気持の問題なんですけどね

簡単なようで難しい

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冷え性向きの甘み~黒砂糖~

2007-11-12 | 薬膳&食療(その他)
うう~

寒くて朝が辛い~

なのに相変わらず姫は5時前からハイテンション 昨日は「そろそろ寒くなってきたので布製の敷物を敷こうかな~」なんて用意していたら、、、やってくれました!場外ウ○チ

いつまで続くのやら


昨日はクマ子へケーキを買いに行き、いつかは買いたい!と思いつつ、いつも新作ケーキやらお気に入りケーキに目を奪われたどり着く事の出来なかったロールケーキを購入。 長かった・・・・

とは言え定番の“クマ子ロール”は売り切れており(3時頃売り切れているのを見たこと無いのにつくづくタイミングの悪い私達だわ) 最近新登場した“ジャージーロール”に。

今流行のフワフワ&しっとり、口の中でとける~ ってタイプではなく程よいフワフワ感の素朴な感じのスポンジで、ミルク感たっぷりのクリームが適量入っていてとーっても美味しい

2人で1本食べそうになったけど、晩御飯のことを考えて我慢ガマン

よく考えたらコチラのショートケーキが大好きなのでロールケーキも好みに合うのかもしれませんね。



私は甘い物好きなので“料理にはめったに砂糖を使わない”事を口実に毎日何らかの甘みをつまみます。平日は手作りでなるべく甘さを控えてヘルシーに作っているのですが、時々ガツンと甘い物が欲しくなって、、、



“甘い物は身体を冷やすからよくない”とよく言われます。確かに白砂糖は身体を冷やす作用がありますが、その影響がどれほどなのかは疑問。

“甘い物を過剰に摂取する食生活が栄養バランス的によくない”と言うなら少しは納得するのですけどねぇ



冷えが気になり温かい場所が好きで飲み物も温かい物じゃなきゃ!って言う人は、これからの寒い時期は“黒砂糖”をオススメします。

“黒砂糖”は身体を温める作用があるので、ヨッシーは生理痛の時によく黒砂糖を溶かしてフーフーと飲んでいました。

彼女の飲んでいたのは血の巡りをよくする生薬エキスの入った特別の黒砂糖だったのですが、民間療法でも黒砂糖ドリンクや黒砂糖&生姜を飲むそうです。

季節を意識して夏の煮物は白砂糖で、冬の煮物は黒砂糖(←黒色食材!)で甘みをつけてみるのも もちろんデザートにも応用できますね

ぜんざいを作る時に黒砂糖で甘みをつけるとやわらかい甘みになり、一方味は少し複雑になるような気がするので満足感が 是非一度お試しを







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1匹でじゅうぶんな煮干し

2007-11-11 | Weblog
先日参加した講習会でぐっったりと疲れ

週末と言う事でわざわざ飲みに出かけて終電で帰ってきた大黒柱サマ、昼間はおとなしくスヤスヤと眠り姫状態の姫ともども昨日は昼から家でゴロゴロしておりました。

朝もぼ~っとしていたおかげで煮干しを水に浸すのを忘れていたので、夕食は簡単鍋料理に。あったまるし美味しいし、鍋料理って最高


この“朝に煮干し(+昆布)を水に浸す”のは私の日課です。以前はそれほど違いを感じなかったのですが、パルシステム煮干しを購入し始めてからはずっと続けています。

パルシステムの煮干しは大きいので“ゆっくり”“しっかり”時間をかけてもどした方が美味しい出汁が短時間の煮込みで出る様な気がします。

はじめはお試し感覚で購入したこの煮干しですが、届いた時に今まで使っていたのとは見た目でマッタク異なりました。新鮮なのです。

そして封を開けた時の匂いがい~い香り オドロキです。煮干しってこんなにいい香りだったの

酸化防止剤も使っていないとの事。へぇ~

 酸化防止剤を使うと多少質が悪くてもツヤのある銀色に仕上げる事ができる。

 パルシステムについて詳しくはこちら→生協の宅配パルシステム



一般的には頭とハラワタを取り除いて使うようですが、この新鮮さ!アラ好きの私としては頭を捨てるわけにはいきません!しっかり使っています。

この煮干しのおかげでこんなにお味噌汁を美味しいと思え、大好きになり、夕食はまずお味噌汁から手をつけるようになりました。姫も匂いに誘われてよってくるし、晩酌をするので汁物はあからさまに軽視していた大黒柱サマも「美味しい!」と温かいうちに飲んでくれるように



煮干しの香りがプンプンするお味噌汁もいいですが、我が家のお味噌汁は“ホンワカ”香る程度にしてあります。ホンワカで十分なのもダシが美味しいからこそ!

それに私が作るお味噌汁は具沢山なので、野菜やキノコからもいいダシが出てそれらと合わさってちょうどよくなるのです。そんなお味噌汁だから他のおかずとも喧嘩をせずにいい感じで調和が取れるのだと思います←自画自賛


毎日のお味噌汁に使う煮干しの量は1人当たり0,5匹! 購入当初は「きらさない様に計画的に購入しなきゃ~(←毎週購入できるわけではない)」なんて思っていましたが、1日に1匹ずつしか減らないので今ではノンビリかまえてます。

市販品と比べて特別高いわけでも無いのにこの質の良さとコストパフォーマンスの良さ!素晴しい~


毎日飲むお味噌汁はこんな“ホンワカ”美味しいお味噌汁がいいような気がします。パルシステムを紹介してくれたNちゃんにも感謝しなきゃ!

Nちゃん、本当にありがとう~

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レンコンのお粥+キンピラ

2007-11-09 | 薬膳&食療(野菜)
11月からは生まれ変わるぞ!

と誓いつつも早速くじけてしまったりしていますが、まあボチボチと上昇していこうと思っています。



昨日は久しぶりにレンコン料理を作り、「やっぱりレンコンっていいな~」としみじみ思いました。

骨付きの鶏肉とじゃが芋を煮ようと思っていたので一緒に入れちゃえ~ と考えていたのですが、すっかり忘れていて

結局“キンピラ”を作りました。このシャキシャキ感、いいですね~


そして中途半端に残ってしまった分をどうしようか?と考えてふと思いついたのが、「“おじや”に混ぜちゃえ」

ちょうど夕食に食べようと思っていた“おじや”を温めるところだったので、残りのレンコンをすりおろして加え加熱しました。

焦げやすいので気をつけて混ぜつつ温めていい匂いがしてきたら出来上がり


これが予想以上に美味しくて2食分くらいあるのをペロリとたいらげてしまいそうなくらい美味しかったです。

少しだけ出来た“おこげ”が香ばしくてこれまた最高

レンコンのお粥にはまりそう~


寒くなってくるのはイヤだけど、レンコンが美味しいってのはいいですね

そんなレンコン、効能はどうなっているのかと言うと、、、


蓮根:味甘、性平、無毒。主に熱病の渇きを解き、血の滞りを散らし、肌を再生する。また、消化を促し酒の毒を解く。絞り汁を飲めば食欲を促し下痢を治す。産後の血の滞りを排出する。蟹の中毒を解く。蒸して食べると五臓を補い食欲を促す。


となっています。ちなみに蓮根の“節”の部分は漢方薬として使われており、収斂(引きしめる)効果があり止血の目的で使われることが多いです。


また、こんなのもあります

李時珍(昔の偉いお医者さん)曰く、「白い花の蓮根は大きくて扁平で生で食べるととても美味しいが煮て食べると美味しくない。赤い花及び野生の蓮根は生で食べると渋みがあるが煮て食べると美味しい」


偉いお医者さんですが、食べて美味しいかどうか?について語っているかどうかが面白い。さすが中国



蓮根は調理法によっていろんな食感を楽しめるので楽しい食材私はすりおろしてひき肉料理に加えたり、お焼きにしたり、ポタージュスープ(よいとろみづけになる)にするのがお気に入り
お粥もお気に入りメニューに追加決定 肌に良さそうなのがいいわ~

“サラサラ”お粥でなく“とろんっ”と糊状になったお粥が好きな人は是非お試し下さい



今日は朝から遠出で一日仕事。帰りにお気に入りのパン屋さんへよるつもりなので、ノンスライス食パン(←端っこがあるから)が残っている事を祈る

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冬の薬膳

2007-11-08 | 薬膳&食療(その他)
今日から冬です

街では既にクリスマスの飾り付けがされているので既に冬を感じている方も多いと思いますが、今日からは本当に冬が始まります。

昨日は“立冬”について書きましたが、今日は冬全般について。


冬の薬膳の大原則は鹹味を少なく、苦味を多く


冬は腎の気が盛んな時。鹹味は腎に通じ、苦味は心に通じます。五行説の考え方では“腎が心を抑制している”と言う関係にあるので、鹹味の物を多く食べると本来やや盛んであった腎が益々盛んになり、心を抑制しすぎてしまう事になるのです。

だから、盛んな腎に対抗する為に苦味の物を多めに摂るよう心がけるのです。

それぞれどんな食材があるのかというと、、、


鹹味…味噌、食塩、粟、大麦、海草、くらげ、昆布、蟹、なまこ、タニシ、豚肉、豚の骨髄、豚腎、豚心、豚足、ハム等

苦味…苦瓜、キャベツ、タンポポ、ラッキョウ、酒、酢、茶、杏仁、百合根、銀杏、豚肝等


百合根や銀杏はこれからの季節に食べる“短い旬の食材”です。本当はさらに柑橘系の果物が2種類ほどあるのですが、日本にあるかどうかがわからず これからの季節に大活躍の“ゆず”に相当するのでは??と思うのですが・・・・

季節の食材を食べていればそれで なんですね。



夜が長くて温かいお茶が美味しい季節

こんな茶漉し&茶漉し置きでゆっくりお茶を楽しむのもいいですね


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いよいよ・・・・・冬

2007-11-07 | 二十四節気
うう~っ

朝が辛いです。寒さにはまだ耐えれるけど、水が冷たいのは耐えれない!早く湯沸かし器を買ってくれないかしら?→→→


明日からはいよいよ冬の始まり“立冬”です。

来ましたね~冬ですね~っ

今年は暖房器具を1つ買い足す予定で色々と検討中。燃料費の事をマッタク考えなければオイルヒーターがベストなんですけどね。

アレを一日中フル稼働させたら快適なんだろうな~



立冬を過ぎると外では氷がはったり、地面が凍ったりと言う現象が見られるようになります。そして大型の野鳥の姿が見えなくなり、一方海辺では蛤(たぶん)が見られるので、模様が煮ている事から古人は“大型の野鳥が蛤に姿を変えた”と考えたようです。

自然界は皆“冬眠モード”に入ってしまいます。人体の陽気も相対的に内の方にあり、寒気に傷つけられないようになっています。

寒気が体内に入ってこないようにしっかりと服を着て防御しましょう。


飲食面では冬季は寒いので温性のものを食べて寒さに対抗する。つまり生ものや冷たい物を控える。でも燥熱の物を摂り過ぎてはいけない。適度に陰を補い陽を抑える効果のあるものも摂るべきである。

同時に新鮮な野菜を沢山食べてビタミンの欠乏を防ぐ。

牛肉、羊肉、うこっけい、豆乳、牛乳、大根、青菜、豆腐、木耳等がオススメ食材で、薬膳メニューには、黒胡麻粥、鴨の冬虫夏草蒸し、トマトと蓮根の甘煮等があります。

ただ地理的条件や体質等も考慮する必要があるのでお忘れなく


“冬は補う季節”と言われますが、やたらと補うばかりでもいけません。


ちなみに私が今漢方&健康アドバイスでカウンセリングをしている方の一人に「このお薬は立冬から飲み始めてください」とお伝えしています。

急性の症状の場合は速攻飲む必要がありますが、慢性病の場合は状況に応じて飲む時期を決めれるのです。

今回は自然界のリズムに合わせる事で自然界からのパワーを助けに、更に薬の効果を高めようと考えたのです。



今日は朝からコトコトと煮物作り

宅配のカタログに“天然ぶりのあら”があったので迷わず注文!昨日食材が届いたので、楽しみにしていた“ぶり大根”を作ります

“天然物”にこだわるわけじゃないけど、魚のあらは天然物に限る!あぶらが少なく臭くないのでと~っても美味しいから

ぶりも養殖物が多い魚なので、貴重なぶり大根。なので圧力鍋を使わずに弱火でコトコト煮て作るのです。

大根もい~っぱい用意して

大根2本注文すべきだったわ~



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秋は平補~香米と粟のお粥~

2007-11-06 | 薬膳&食療(豆/穀類)
もうそろそろ秋も終わりですが


薬膳や薬(漢方薬)を飲む際には季節も考慮します。「秋は平補」と言われていて、補う必要がある時には、なるべく穏やかな効き目の物を選びます。

補うと言えば朝鮮人参、鹿角等など日本でも有名な物がありますが、これらは効き目が強いので秋には向かないのです。

モチロン、症状によって必要な時は使いますが、比較的健康状態にある人が「冬に備えてちょっと体力つけておくか!」と言う風に摂取するのはあまり良くないのです。


ではどんなものが“穏やかに補える”のかと言うと穀類や豆類、芋類等普段よく食べているものが多くなります。

これらは長期にわたり沢山摂っても身体に害の出難い物なのです。


寒くなってくると朝なんか特に温かい飲み物やスープ、お粥なんかが恋しくなります。私はここ最近朝はお粥ばかり。

今朝は久しぶりに「香米」の香りが恋しくなり、ガサゴソと食料庫から取り出してきて香米と粟(8:2くらい)でお粥を作る事にしました。

「香米」は熱帯アジアでよく食べられているお米だと思います。インド料理やタイ料理を食べに行くと細長くてパラパラのお米が出てくることがあります。

いわゆる「長米」ですが、その中でも香りが特に良い種類を中国では「香米」と呼んでいます。

ヨッシーが大好きで彼女の主食はこれだったので、いつもキッチンにはよい香りが漂っていました。

粘りがないのでお粥がサラッと仕上がり、とにかくいい香り


日本のお米でちょっと粘ったお粥になるのも好きですが、なんとなく今はサラッと食べたい気分。日本のお米で“おじや”や“お粥”を作る時にご飯をわざわざ洗う方法もありますが、「香米」はそれとはまた違った味わい。


本来はインドカレーやエスニック料理に合わせる用に買った「香米」ですが、こうやってちょこちょこお粥を作っているので本来の目的を果たさないまま減ってしまって

1回くらいは目的を果たしたいな
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お好み焼き日和♪

2007-11-05 | 台所で実験
ここ最近我が家で“お好み焼き食べたい熱”がヒートアップしていたので

昨夜は夕食にお好み焼きを作りました

私にとっては欠かすことの出来ない&主役である山芋の薬効についてはもう何度も紹介してあるので今回は省略。

なので実験隊的紹介とさせていただきます。


フタコブラクダのようなこの山芋、一目見て「この子に決めた!」と買ってきて、使う時もなんとなく“コブ”を残すように切ったり、、、

なんだか残りを使うのが惜しいような気がしてきました。


まあそれはさておき

私の作るお好み焼きは山芋タップリ&小麦粉少な目

昨日は4枚焼いたのですが、山芋はこの写真の量と同じくらい入っています。そして小麦粉は半カップ強くらいかな?卵はMサイズ2個。

かなりフワフワなやわらかめの生地になるので、ひっくり返す時は精神集中して真剣勝負

昨日は結局1枚も無傷のままひっくり返す事が出来ず

「どうしていつもこんなにヤワな仕上がりになるんだろうね?」

と大黒柱サマに不思議がられてしまい、

「ちゃんと一般的なお好み焼きにしようと思えばできるんだけどね、なんとなくいつも限界に挑戦しちゃうのよ」

「限界って?なんの?」

「小麦粉の量をどこまで減らせるか?山芋の割合をどこまで増やせるか?って限界」

「何のために?」

「・・・・・・・]


何のためって?ナゼでしょうねぇ いつも同じじゃツマンナイからかな~?←そういう事は一人でやってくれ


昨日は今までのお好み焼きの中でも1,2を争うくらいのアッサリ仕上がりだったのですが、あることが発見できて私にとっては成果大でした。

ものすごく昔に食べた「フワフワで粉っぽく無いんだけど、山芋をすりおろした生地のフワフワとはまた違った感じ」のお好み焼きをお店で食べてその美味しさに大感動した事があったのですが、その食感の秘密がわかったような気がします

ナルホド~そういう事だったか


私同様お好み焼き愛好家のNちゃんに研究成果?を味わってもらう為に久しぶりにお好み焼きランチをしたくなったわ

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豚のモツ煮

2007-11-03 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
昨日は少し肌寒い1日でした。

おかげで姫が私の肉座布団を求めて近づいてくるので、隙を見せない様に必死でした。湯たんぽも用意しているのですが、やはり「温かさ+ぷにぷにの太もも」の方が魅力的なようで

春先に体調を崩し運動をしなくなってから→“夏バテ”へと続いたので身体はすっかりたるんでしまい、ジーンズが入りません

来年の初夏にはジーンズが入るようにしたいなぁ



寒く感じるようになってから「モツ煮」が作りたいなと思っていたのですが、あまり良い状態のモツが見つからなかったのでずっと実現せず。

昨日パンを買うために出かけたついでに駅ビルの地下の食料品売り場にフラ~っと立ち寄り、何気なくお肉屋さんを覘くと豚の白モツ発見!

さすがお肉屋さん!新鮮で形もしっかりして大き目の塊になっているので、もう迷わず買いました。

家に帰って早速圧力鍋で煮込みます。

新鮮だからか?臭みはほとんどなし。デモ一応生姜を一かけ入れて、モツだけをシュッシュッと一煮込み。アクと脂を簡単に取り除き、あとはゴボウ、大根、葱(白い部分)、白菜、木綿豆腐を入れて味噌を入れてぐつぐつ

仕上げに葱の青い部分をみじん切りにしたものを加えて味を調えて完成

ゴボウが甘く感じて美味しかった~


モツ煮は牛スジやその他の内臓ほど頻繁に食べませんが、たま~に作りたくなります。そう、「食べたい!」って言うよりは「作りたい!」って感じ。

そんなモツ。皆さんご存知かと思いますが、豚さんの腸でございます。

“肝には肝臓を”“心には心臓を”って流れから考えると“腸には腸を”でしょうか? 食材辞典を開いてみると、、、


豚腸味甘、性寒、無毒。腎を補い膀胱及び腸の機能の虚弱を治す。熱性の腸出血の人は食べるべし!腸を潤し乾燥を治す。


となっています。

内部の痔の人用の薬膳メニューに“もち米の豚腸詰(生薬ともち米入り)”なんてモノもあったりして

日本では食べやすく切ったものが売られていますが、中国では長~いままだら~んと無造作に置かれて売ってあるので、かなりリアル

ヤギの貧血顔(血はぬいてあるので、、)生首とか見てもマッタク食欲が落ちない私ですが、さすがに取り出したまま?って感じの長~い腸が清潔感を感じない(←これが一番問題か?)台の上に無造作に置いてあると、、、

日本でも簡単に手に入るしって事で中国では1回も買うこと&食べる事はありませんでした。



腸の弱い大黒柱サマにはピッタリのメニューでしたわ

と言うわけで、残りのモツ煮は彼に食べてもらいましょう~

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