めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

レンコンのお粥+キンピラ

2007-11-09 | 薬膳&食療(野菜)
11月からは生まれ変わるぞ!

と誓いつつも早速くじけてしまったりしていますが、まあボチボチと上昇していこうと思っています。



昨日は久しぶりにレンコン料理を作り、「やっぱりレンコンっていいな~」としみじみ思いました。

骨付きの鶏肉とじゃが芋を煮ようと思っていたので一緒に入れちゃえ~ と考えていたのですが、すっかり忘れていて

結局“キンピラ”を作りました。このシャキシャキ感、いいですね~


そして中途半端に残ってしまった分をどうしようか?と考えてふと思いついたのが、「“おじや”に混ぜちゃえ」

ちょうど夕食に食べようと思っていた“おじや”を温めるところだったので、残りのレンコンをすりおろして加え加熱しました。

焦げやすいので気をつけて混ぜつつ温めていい匂いがしてきたら出来上がり


これが予想以上に美味しくて2食分くらいあるのをペロリとたいらげてしまいそうなくらい美味しかったです。

少しだけ出来た“おこげ”が香ばしくてこれまた最高

レンコンのお粥にはまりそう~


寒くなってくるのはイヤだけど、レンコンが美味しいってのはいいですね

そんなレンコン、効能はどうなっているのかと言うと、、、


蓮根:味甘、性平、無毒。主に熱病の渇きを解き、血の滞りを散らし、肌を再生する。また、消化を促し酒の毒を解く。絞り汁を飲めば食欲を促し下痢を治す。産後の血の滞りを排出する。蟹の中毒を解く。蒸して食べると五臓を補い食欲を促す。


となっています。ちなみに蓮根の“節”の部分は漢方薬として使われており、収斂(引きしめる)効果があり止血の目的で使われることが多いです。


また、こんなのもあります

李時珍(昔の偉いお医者さん)曰く、「白い花の蓮根は大きくて扁平で生で食べるととても美味しいが煮て食べると美味しくない。赤い花及び野生の蓮根は生で食べると渋みがあるが煮て食べると美味しい」


偉いお医者さんですが、食べて美味しいかどうか?について語っているかどうかが面白い。さすが中国



蓮根は調理法によっていろんな食感を楽しめるので楽しい食材私はすりおろしてひき肉料理に加えたり、お焼きにしたり、ポタージュスープ(よいとろみづけになる)にするのがお気に入り
お粥もお気に入りメニューに追加決定 肌に良さそうなのがいいわ~

“サラサラ”お粥でなく“とろんっ”と糊状になったお粥が好きな人は是非お試し下さい



今日は朝から遠出で一日仕事。帰りにお気に入りのパン屋さんへよるつもりなので、ノンスライス食パン(←端っこがあるから)が残っている事を祈る

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬の薬膳 | トップ | 1匹でじゅうぶんな煮干し »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

薬膳&食療(野菜)」カテゴリの最新記事