めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

陽を養う方法

2020-04-22 | 健康・養生
温かくなったと思えば、やっぱり寒い日もあるのでまだまだ油断はできませんね。

先日寒くて一日雨だった日、どうしても出かけないといけない用事があり自転車で行ってきました。

ギリギリまで迷ったんだけど、電車は避けることにしたのです。小雨になったとは言え自転車で1時間近く走っているとけっこう濡れて冷えます。特に帰りは夕方で寒くて…

と言うわけで、またもや半身浴+時間医学本の読書をやりました。今回はもっと読みたかったけど湯温の設定が高くなっていて(汗) 後半は罰ゲームのようでした。

つぎは温度設定を低くしてアロマオイルも使おう。


夕食のおかずを作っておくと帰宅後のストレスがかなり減ります!




今日は子の時間についての記載から少し紹介を。

陰陽の特徴のひとつに「陰陽消長」があり、陰と陽は絶えず勢いを増したり衰えたりを繰り返します。

陽のピークは夏至といい、昼間(陽)の時間が一番長くなります。暑さに影響するのは時間差があるようで一番暑くなる時期は少し遅れます。この日を過ぎると山を下る様に陽の勢いは衰えていき、それに伴い昼間の時間は短くなっていきます。

一方陰はこの日を境に勢いを増していくので夜の時間が徐々に長くなっていきます。そしてどんどん勢いを増して…

陰のピークは冬至といい夜間(陰)の時間が一番長くなります。寒さに関して時間差があるのは夏至と同様。

陰陽は相対的なものなので、一年だけでなく一日をあらわすことも出来ます。

夏至は昼の12時で冬至は真夜中の0時に相当します。

前置きが長くなりましたが、夜中の0時を過ぎると人体の陽気も生じます。陽気は活動エネルギーになるので、活動していると消耗します。

だからこの時間に起きているとせっかく生じた陽気を消耗してしまうそうで…

自然界の万物は太陽のエネルギーに頼って生長しています。人体も同様で、陽気のエネルギーがじゅうぶんあることで、気血の循環や、臓腑の生理機能が正常に保たれます。

やる気の「気」も元気の「気」も気力の「気」も抵抗力もすべてこの陽気がモトになっています。

つまり、例え8時間たっぷり睡眠を確保したとしても、就寝時間が午前0時を過ぎて遅くなればなるほど陽気を消耗するので起床後の活動にパワーが不足しやすくなりそうです。

睡眠の質を高める為にも就寝時間には注意が必要ですね。

もちろん、コロナに負けないためにも早寝が必要だと言う事です。

その他に白髪が増えたり太りやすくなったり…等にも影響があるようなので、「健康である必要が無い!」という人以外は11時までには寝たほうが良さそうです。

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