めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

陰陽の相対性

2006-10-27 | 薬膳&食療(その他)
陰陽学説は、相対的に物事を陰と陽にわける考え方。

食材も温性や熱性の物は陽に、逆に寒性や涼性の物は陰に分類される。

自然界はよく出来た物で、冬には陽性の食べ物が実り、夏には陰性の食べ物が旬を迎える。

暑い国では陰性の物がよく食べられていて、寒い国では陽性の物がよく食べられている。

今日は茄子をメインに夕食を作ったのだけど、茄子に限らずいつも迷う事がある。

皮をどうするか??? 

陰陽の分類は相対的で、例えば茄子は陰性の食材。でも、茄子だけを見て考えると、皮は陽に、身は陰に属するのである。

皮も食べた方が栄養も良いし、陰陽のバランスも良いかな~

とも思うし、農薬の事が心配になったりする。

有機農法や無農薬栽培の野菜を毎回買えるわけではないから

なので私は、料理法や気分によって適当に処理している。茄子は焼き茄子にすると剥くし、煮物にするときはまだらに剥いたりする。

大根なんかは皮が好きだから皮を厚めにむいてそれで一品作るし、あとは見た目を気にする時に皮をむくくらいかな?

こうやって陰と陽を深く突き詰めて考えると、何でもかんでも厚く皮を剥いて食べる人は食材からの摂取は陰に偏っている事になるのかな?

それがどの程度影響するのか調べると面白そうだけど、他の要素も大きく影響するだろうから一概には言えないだろうな~

それとも、そういう人は陽性の食材を体が欲して好んで食べていたりして。

こうやって考えると面白いな~

ええっと、さらに突き詰めると、、皮の外側は陽で、内側は陰で、、、、、もういい!

細かく考えずに、良い方に楽に考えるようにしないと自然に生活できないからね~

快適な生活の為の薬膳だと言う事を忘れないようにしないとね。



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