松本市寿北に鎮座される「竹渕諏訪社」。御祭神は『建御名方命・稲荷大明神』。
「正徳六年(1721)の造営で、明治四十二年に稲荷社が合祀され石像の神狐が向き合っている。田の耕地が広い事を物語っている。末社に八坂大社・山神社・雷神社・疱瘡社・蚕玉社がある。」境内案内より
二の鳥居左右より神域を守護されるのは、天保十五年(1844)建立の神狐さん一対。
すでに表情もおぼろになり、どのようなお顔だったのか想像に任せるだけですが、全体を包み込む雰囲気は非常に柔らかく、また丁寧に補修された跡などからも大切にされている事がうかがえます。
「境内社:雷神社」。御祭神『火雷命(ほのいかづちのみこと)』は雷を神格化したもので、稲妻と共にもたらされる雨の恵みに対する古代日本人の信仰から生まれた神とされています。
ひょうたん池
「由緒碑 竹淵の地名は、牛伏川や田川の沢にある事に由来し、かってはしばしば、牛伏川の水害に苦しめられた。平安・鎌倉期は竹淵郷、戦国時代を経て安土桃山器から竹淵村と称された。江戸期は松本藩領から諏訪高島藩領、さらに旗本諏訪氏の所領となった。」
手水鉢
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松本市今井西耕地に鎮座される「諏訪神社」。御祭神は『建御名方命』。お日様の光を失いつつある神社参拝は何となく気が急かされ、拝殿への参拝のみとなりました。
「大正四年(1915)の神社合併において、諏訪神社に八坂神社、八幡神社の三柱を合祀。そのため、拝殿の裏にはそれぞれに本殿が設けられている。拝殿は昭和22年9月27日竣工で、正面6間、奥行き2間。これは三社の拝殿となっている為、正面は三部に分かれている。拝殿には、左右神様とよばれる随神像と紙張の狛犬が置かれている」Wikipediaより
拝殿褄下に、見事に羽を広げる鶴の彫刻
拝殿屋根の御神紋は「諏訪梶の葉」
御神木
参拝日:2010年10月17日
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