昨日のブログでは2003年に清水市と合併した、新・静岡市のマンホールを紹介しました。そこで今日は、合併以前の旧静岡市のマンホールの紹介。トップ画像は、静岡駅前で「采配」を手にする『徳川家康公』像。背景には葵のご紋がド~~~~ン(笑)。「市の花:たちあおい」「市の鳥:ヒメアマツバメ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、安倍郡50町、有渡郡静岡宿と74町、南安東村の一部を統合、市制を施行し静岡市が発足。
安倍郡豊田村・南賤機村・豊田村・賤機村・千代田村・麻機村・長田村・大谷村・久能村・美和村・服織村・中藁科村・南藁科村・大河内村・梅ヶ島村・玉川村・井川村・清沢村・大川村、庵原郡西奈村が発足。
1908年、安倍郡豊田村南安東の一部を編入。
1909年、安倍郡南賤機村の一部を編入。
1928年、安倍郡豊田村を編入。
1932年、安倍郡賤機村を編入。
1934年、安倍郡千代田村、麻機村、長田村、大谷村、久能村を編入。
1948年、庵原郡西奈村を編入。
1955年、安倍郡美和村、服織村、中藁科村、南藁科村を編入。
1958年、清水市中吉田、平沢の全域と、谷田、中之郷の一部を編入。
1969年、安倍郡大河内村、梅ヶ島村、玉川村、井川村、清沢村、大川村を編入。
静清浄化センターの展示蓋は市章を中心に「市の花:たちあおい」、中央には下水構えに「市」の文字。
道路維持のマンホールは、市章に「静岡庁舎本館の望楼」と「市の鳥:ヒメアマツバメ」。(久能山東照宮参道付近に設置)
モザイクタイル画は、「富士山」と「静岡庁舎本館の望楼」。
静岡市西ヶ谷運動競技場だけに設置されている、「市の花:たちあおい」と「市の鳥:ヒメアマツバメ」のマンホール。地色は濃いピンクと薄いピンクがありますが、薄い地色の方が「たちあおい」の花も「アマツバメ」もくっきりと見えて好み。
「市の鳥:ヒメアマツバメ」が描かれたタイル。
「富士山・安倍川・登呂遺跡」がデザインされた消火栓。
同じく「富士山・安倍川・登呂遺跡」がデザインされた量水器二種類。
「東名高速道路・日本平PA」の記念スタンプは、登呂遺跡の「竪穴系平地式住居」がデザインされています。
大正3年(1914)4月11日制定の市章は「徳川家の紋章「葵」を外側にし、「し・づ・岡」を組み合わせたもの。」
弱電・高圧・低圧の大型マンホール。中央に旧静岡市章。いずれも駿府城公園内に設置。
キャブ(CAB)用マンホールカバーは、キャブの上部に設置される化粧蓋。蓋を連結したり、蓋の持ち上がりを防止するロック機構を備えたマンホールの事を言います。
火事火消しの「纏」と「ヒメアマツバメ」が描かれた消火栓、旧静岡市水道局章のマーク付き。旧静岡市水道局章は市章の葵の中の文字が岡ではなく、水です。
三つ並んだ火事火消しの「纏」。中央の頭には旧静岡市水道局章、左右は「水」の文字で。
中央には、下水構えに「市」の文字
「雑排」「汚水」のマンホールには「静岡市水道局指定工事店協同組合」のロゴ。
静岡市と書かれた電気用の大型マンホール。
中央のマークは「工業用水」。水力発電用と飲用を除く工業の用に供する水を指します。
消防水利の蓋は宇津ノ谷峠の集落に合ったもので、中央に「井」のマークが入っています。
「国調図根」は国土調査の図根点の事で、地面などに埋められた赤い角形が良く見られます。 これらは地中深く埋められているケースもあり、この蓋はその目印的な用途なのかもしれません。
撮影日:2011年11月12日&2016年12月11日
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