昨日に続いての浜松市マンホール、今回は旧浜松市の紹介。ホンダの発祥地として知られ、スズキが本社を構えるなど全国でも有数の自動車工業都市であり、東海工業地域の中心的地域。また、ヤマハやカワイ、ローランドや鈴木楽器製作所といった多数の楽器メーカーが立地する「楽器の街」として知られ、「楽都」とも称されています。戦国時代には浜松城の城下町として、また江戸時代には、東海道の宿場町として栄えてきた浜松。 新東名「浜松SA」の記念スタンプには、家康の居城であった「浜松城」がデザインされています。「市の木:マツ」「市の花:ハギ」「市の鳥:ツバメ」を制定。
旧キャッチフレーズは「産業と文化の調和ある豊かな人間都市」
明治22年(1889)、町村制の施行により、敷知郡浜松町他20村、長上郡に15村が発足。
1896年、郡制の施行により、浜名郡および長上郡・敷知郡の大部分、豊田郡の一部の区域をもって、改めて浜名郡となる。
1911年、浜名郡浜松町が市制を施行、浜松市が発足。
1936年、浜名郡曳馬町、富塚村を編入。
1939年 、浜名郡白脇村、蒲村を編入。
1951年 、浜名郡新津村、五島村、河輪村を編入。
1954年 、浜名郡笠井町、長上村、和田村、中ノ町村、芳川村、飯田村、吉野村、三方原村を編入。
1955年、引佐郡都田村、浜名郡神久呂村を編入。
1957年 、浜名郡入野村、積志村を編入。
1960年 、浜名郡湖東村を編入。
1961年 、浜名郡篠原村を編入。
1991年、浜名郡可美村を編入。
浜松市中区千歳町にある浜松モール街には独自のマンホールが存在します。旧市章と左右に「二匹の鮭」、周囲には「カモメ」がデザインされています。
同じようなデザインですが、旧市章の左右には「ヒラメ」と「水玉」がデザインされています。
浜松モール街の側溝蓋にも同じように「ヒラメと水玉」がデザインされています。
こちらの側溝蓋には「カツオと波」がデザインされています。
「旧町の花:ハギ」がデザインされた側溝蓋もあります
浜松モール街の公式キャラクター『モルン♪』。「モルン♪」は、昔お母さんたちが持っていた「買い物籠」の妖精です。
旧市章を中心に幾何学模様を重ねて、紋章のようにデザインされています。
樹木カバーには、旧市章と「旧町の木:松」がデザインされています。
明治44年(1911)7月1日制定の旧市章は「浜松市が波濤逆巻く遠州灘に臨み、古くから松の景勝をたたえられた事を象徴している。周囲は遠州灘の浜に打ち寄せる波を表し、色は波の白で、波に囲まれた部分は、松の字体(公と木)をデザイン化し、色は松の緑。」HPより
旧市章の規格蓋。おそらくその気になって些細な違いなども見分ければ、掲載するのが嫌になるくらいあると思われます。
ちなみに浜松市の上水道が完成したのは、まだ浜松町であった昭和6年(1931)の事だそうです。
下の三枚は、最近良く見かけるようになった「可愛い消防士」と「いかつい消防士」がデザインされたもの。一見同じに見えますが、一番上は消火栓、下の二枚は防火貯水槽で、これも一応規格蓋です。
電気用のマンホール、市章はありませんが下に「浜松市」の文字があります。
撮影日:2010年4月18日&2016年12月15日&2018年11月15日
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