車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

岡宮(おかのみや)神社 in 長野県松本市旭

2022年07月16日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・長野県

松本市旭に鎮座される「岡宮(おかのみや)神社」。本殿主祭神に『健御名方命』・左座相殿神に『伊邪那美命』・右座相殿神に『誉田別命』

重厚な造りの御神門

由緒「『健御名方命』は信濃の国を切り開らいた国づくりの神、郷土開拓発展の神であり、松本城築城以前よりの氏神として信仰を集め、松本城築城後は信府鎮護の社として崇敬されてきた。寛文三年(1663)には松本藩主水野忠職公による社殿の再建。三間社流造り、銅板葺。用材には上質のヒノキを使用し、松本地方としては、数少ない江戸時代初期の建造物で繁雑な組物や彫刻がなく簡潔な力強さを感じさせるものであり、市重要文化財に指定。昭和14年(1939)に県社に列格。」公式HPより抜粋

神門を潜り参道正面に破風屋根付きの拝殿。社前幕には「梶の葉紋」

拝殿前左右より神域を守護されるのは、チャーミングな頬っぺキュッの松本型狛犬さん一対。

「石工:田近勝之助(二代目)、田近正一(三代目)。鬣や大きさなど他の松本式狛犬との共通点が多く標準的な松本式狛犬といった雰囲気。境内入り口の巨大な石の鳥居も当社の先祖が製作したもの。」田近石材本店HPより

田近石材より奉納された大鳥居の画像が何故か行方不明😥  鳥居額しか見つからない・・・

御本殿は装飾を持たない簡潔な造りですが、拝殿向拝には見事な彫刻の数々。鮮やかに羽を広げる鳳凰、装飾的な唐草、そして隙間から身をくねらせる龍。

持ち送り彫刻は流麗で華やかな「波に千鳥」

拝殿屋根留め蓋には、高く後ろ足を蹴り上げて参拝者たちの様子を眺める、飾り瓦の獅子一対。

境内社「事代主社」。御祭神は『事代主命』。豊葦原水穂国を天津神に譲れと迫られた『大国主神』は二人の御子神に判断を委ねます。で・・あっさりと国を譲る事を承知しちゃった『事代主命』と、異議を唱えた結果、信州の諏訪に鎮まられ、そうしてこの地を豊かに潤された『健御名方命』・・・感慨深いものが有ります😊

摂社群

手水舎・・・隅にさり気なく、我が家の初代車泊車。

参拝日:2010年10月16日

 


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