台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

猪頭担々  ~台湾雑菜麺~

2010年05月20日 | 台湾のレストラン 餐廳

大墩17街と文心路の交差点付近の川沿いにそってあるのが、大容西街。
この川の真ん中に橋のように木材で作った広場があり、近所の人々の憩いの広場になっています。
その広場のすぐ傍に、目立たないたたずまいであるこのお店。
客家料理の食堂です。
目立たないけれど、新聞や雑誌で何度も紹介されています。
平日でも、そこそこお客さんが入っています。
おすすめは、「台湾雑菜麺(スープ有り/スープ無し)」90元。
スープありを頼むと、Y子ちゃんが、
「あ、日本のラーメンだぁ。」
というので、食べてみると、あっさりした長崎チャンポンのようでした。

雑菜麺というだけあって、豚のレバー、豚肉、アサリ、カキ、イカ、スルメイカ、もやし、にら、キャベツなど、具が豊富。また食べてみたくなる1杯です。

「豬頭担々」
     住所:台中市大容西街49號1階
     電話:04-2310-2113
     営業時間:11:00~14:00  17:00~21:00


TTLの酒甕の壁

2010年05月19日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル
鹿港の甕牆のことを書いて、甕を並べたものを思い出しました。

台湾の各地にある台湾公賣局(TTL)の休憩・展示施設には、前に使っていた紹興酒の醸造甕を並べて壁やオブジェにしてあるのを見かけます。
台中は、庭園部分にあります。

写真は、南投県埔里にある酒廠の2階にあります。
この壁の後ろは通路になっていて、40メートルくらいあります。細い通路を通って、前にでると、甕を担いで撮影する場所があるので、ここで記念写真ですね。

鹿港  ~甕チャン~

2010年05月18日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル
鹿港には、市内にたくさんの史跡があります。
観光マップにも、丁寧に紹介されていますが、実際に、その場所を探すのは、難しいのです。

これまで何度も鹿港に行って、今回、初めて見たのは、写真の「甕牆(オンチャン)」です。
メインストリートでもある中山老街の警察署の所に看板があったので、細い路地へ。
「甕牆は?」
警察の白いスクーターが数台止まっているバイク小屋のところに、「甕牆↑」と書いてありました。
上を見ました。???
隣家の屋根のところから、甕(かめ)がいくつか並んでいるのを発見。
長さ4メートルくらいです。
なるほど、甕を並べてベランダの柵のようにしてあります。
今は、欠けたり色あせたりして、風化した雰囲気が歴史を感じさせます。

鹿港には、そのほかにも、たくさんの史跡が紹介されていますが、街の中にちょこんとあるものだったりするので、以外と見つけにくいのです。
鹿港老街オリエンテーリングなんかをすると、面白そうですね。

鹿港の人間国宝が作るちょうちん。名前を入れたオリジナルも作ってもらえます。

『寛心園』 ~ポルトガル風味細めん~

2010年05月17日 | 台湾のレストラン 餐廳
写真は、「葡國天絲麺」(単品240元、セット+180元)です。
葡國=ポルトガルの意味で、「ポルトガル風細めん」です。
カレー風味の牛乳ベーススープ、微辣(少し辛い)と説明がありました。

私ともう一人の友人が、これをオーダー。
野菜たっぷりで、薄味で、ヘルシーです。
が、、、次は頼まないだろう、という結論に。


セットについてくるサラダと健康ジュースです。体が浄化されていく感じがします。
そのほかにも、スープとデザート、フルーツがつくので、最後はおなかいっぱいになります。

『寛心園』 大業店     
     住所:台中市南屯区大業路287號(大英街と文心路の間)
     電話:04-2310-7571
     http://www.easyhouse.tw/html/visit_05.asp
『寛心園』 漢口店 
     住所:台中市北区漢口路四段393號(崇徳路交差点付近)
     電話:04-2238-1636
☆漢口店のほうが、席数も多いです。

『KOI Cafe』 ~新鮮百香果緑茶~

2010年05月16日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ
「百香果」は、パッションフルーツのこと。
台湾では、1年中出回っているフルーツです。
半分に切って、中の種と果汁のはいったところを、スプーンですくって食べるのが一般的。
完熟していても、けっこう酸っぱいフルーツです。

でも、そのさわやかな甘酸っぱさが、熱い夏の午後、冷たい緑茶の渋みと一緒になると、熱でぐたっとしていた体が、一気にしゃきっとなります。
私の夏の定番飲料です。

このお店のもの百香果のシロップは、毎日生の百香果から作るそうです。
もともとシロップにしたときの甘みがあるので、微糖(1/4甘さ)で注文するといいでしょう。
子供は、半糖くらいで。

「新鮮白香緑」 M35元 L50元

『KOI Cafe』大墩店
      住所:台中市西屯区大墩十七街116號(文心路口)
      電話:04-2328-0938

『KOI Cafe』  ~タロイモ味の粒粒~ 

2010年05月15日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

ランチの後、昼休み時間が残っていたので、近所のKOI Cafeへ。
「新貨到(芋円系列)」と書いてあるので、興味津々、店のスタッフに聞いてみました。

このお店の「芋円」は、写真にあるように、小粒でプリプリ。
おなじみの珍珠(タピオカ)が、タロイモ味になったわけです。

物欲しそうな顔でもしてたのか、「試しにどうぞ。」と小さな紙コップに入れて、泡沫紅茶を入れてくれました。
タロイモ好きの私には、タピオカよりも、タロイモのやさしい炭水化物の甘みと、かぐわしい干草のような香りが、口の中で恥ずかしそうにプニュプニョと回っている食感に感動

でも、この日は、すでに別の飲料を注文済み。
次は、必ず頼むからね、と心に誓ったのでした。

タロイモ好きな私は、ケーキでもタロイモ味のものが好き。
近所のパン屋さんの新商品のタロイモケーキ。「低カロリー、低コレステロール、高ファイバー」と書いてあったので、速攻買いです。


『KOI Cafe』大墩店
      住所:台中市西屯区大墩十七街116號(文心路口)
      電話:04-2328-0938


『阿舎茶樓』   ~鹿港 瑤林老街の杏仁茶 ~ 

2010年05月14日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル
杏仁豆腐の香りは、好き嫌いがあります。
嫌いな人にとっては、薬品臭い匂いで、好きになれないといいます。
私も薬品臭いとは思いながらも、嫌いでは無い香りです。

台湾では、国内観光の柱として、「老街」の復活・整備を進めていますが、その老街には、かならず、杏仁茶のお店があります。
その昔は、コーヒーや紅茶、烏龍茶よりも、庶民の飲料として定着していたからでしょう。

杏仁茶は、肺をきれいにする効果があるというので、咳がよく出るときに飲みます。
それに、街の排気ガスをすい続けて生活しているので、時々飲んでおいたほうがいいだろうと思い、老街あたりに来て、お店を見つけると、杏仁茶で休憩します。

この日は、鹿港の瑤林老街
一角にある「阿舎茶樓」で休憩。
お客様の一人が、ずっと空咳をされていたので、「杏仁茶で喉がすっきりするかもしれませんよ。」と誘ったのです。

初めての方には、ぬるめの甘さ半分の杏仁茶。(温的冰糖杏仁茶 半糖)。
私は、ぬるめの小豆入り杏仁茶。
揚げたての油條ももらって、杏仁茶に浸しながらいただきます。

お店の人がいうのは、
「挽きたての良い杏仁茶は、香りが強くないから、初めての人でも飲みやすいよ。」

店の前で杏仁の粒を挽いていました。
粉の香りをかぐと、香りは強くなくて、柔らかな湿った甘い香りです。

油條と杏仁茶でおなかはいっぱい。
この後も、鹿港の観光スポット巡りを続けました。

『阿舎茶樓』
     住所:彰化県鹿港鎮埔頭街32號
     電話:04-776-1527
☆店には、昔の衣装があって、それを借りて着て写真を撮る事もできます。


『浩源活海鮮餐庁』   ~三杯ワニ~

2010年05月13日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ
お店の前にいたワニが、テーブルに運ばれてきたときの姿は、「三杯ワニ」でした。
すぐさま、食事会をしていた奥の個室から、店の前に行って鱷魚の檻の中を確認。
店に入る前に見たのと同じワニがいました。

店の人には、
「店の前のワニは展示用ですよ。料理には、冷蔵庫にある食肉加工した肉を使いますから。」
と笑われました。
仕事も忘れてワニに興奮してしまった私、、、。

三杯○○料理になると、どれも味は似た様なものですが、それなりに素材の元の味と食感で、様々に変化します。
ひねしょうがやネギ、ごま油、調味酒でくさみが消されているとはおもうのですが、柔らかい豚肉と言って出されたら、ワニだと思わないでしょう。

日本でもワニを食用として養殖して販売している店もありますね。
そこのHPの説明によると、低脂肪・低カロリー・不飽和脂肪酸を多く含む白身の肉だそうで、淡白な鶏肉と似ているとも。しゃぶしゃぶや生の刺身でもおいしいそうです。

三杯ワニになると、鶏肉というより、豚肉に近い食感と味でした。

けっして「ゲテモノ」料理ではないので、美容と健康のために食べてみるのもいいかもしれませんね。
『浩源活海鮮餐庁』
     住所:台中市南屯区忠勇路133-6號
     電話:04-2381-4425
(中港路から安和路に入り、五権西路に向かって行くと、途中から忠勇路になります。五権西路に行き当たる少し手前です。)

「浩源活海鮮餐庁」  ~ワニ~

2010年05月12日 | 台湾のレストラン 餐廳

ある晩のこと。
仕事で、お客様と一緒に食事へ。
招待する側の指定のお店へ、お客様と一緒に行ってみたら、店の前には、「鱷魚」と書かれた赤い入れ物が。

「鱷魚」=「ワニ」


さて、なぜ、ここに「ワニ」が?
店の番ワニ?×
答えは、食べるため。
さて、どうやって食べるのでしょう。オーストラリアやアメリカなんかでは、ステーキとかハンバーガーみたいにして食べると聞いたことがありますが、台湾=中華料理では、、、
「三杯鱷魚」

『浩源活海鮮餐庁』
住所:台中市南屯区忠勇路133-6號
電話:04-2381-4425
(中港路から安和路に入り、五権西路に向かって行くと、途中から忠勇路になります。五権西路に行き当たる少し手前です。)




『寛心園』~百松露飯~

2010年05月11日 | 台湾のレストラン 餐廳
台湾は、もともと宗教の関係で、素食(精進料理)を食べる人が多いのです。
お坊さんや尼さんはもちろん、信徒も自分の信じる心に沿い、素食(精進料理)を食べています。
農暦の毎月1日と15日だけ、精進料理、或いは、朝だけ精進料理という方もいらっしゃます。
そのほか、方便素食といって、グループの中に自分しか素食の人がいない場合は、同席の人と同じものを食べるということで、柔軟な考え方です。

台湾のお客様を日本(或いは他の国)へ送客する際には、「特別食(特餐)はありますか?」と、必ずチェックします。飛行機の機内食のみ、農暦の1日、15日に当たる日のみ、或いはその日の朝のみ、朝食のみ、そのほかにも、牛肉食べない、など。

日本の大型ホテルなどでも、こういう台湾のお客様の対応になれてきたホテルだど、バイキングであっても、精進料理とリクエストすると、鰹節、肉類のエキスの入った調味料を使わない、別の料理も用意してくれます。反対に、慣れていないところだと、お客様の前に出て、食べてみたら、「鰹節の味がした、、。」など、トラブルも出てきます。厳密に卵も乳製品も駄目という方の食事は、もっと大変です。

限られた食材で料理を作るとどうなるのだろうと、考えることがあります。
でも、案外、色鮮やかで、おいしい素食もあるのです。

会社の近所に、「寛心園」という素食餐庁があります。商店が並んだ中の1つで、色合いも茶色なので、わかりづらいのですが、営業時間は、お客様でいっぱいです。

メニューは、1年ごとくらいに、変わってます。
先日行ったときは、百松露飯(写真:240元、セット+180元)を、試してみました。
トリフ味のソースで味付けしてあり、数種類のキノコと色とりどりの野菜が入っていて、見た目にもきれい。
五穀米の香ばしさと植物油の滑らかさ、そして、薄味なので、しつこくなく食べられます。
台湾の薄味に慣れない人でも、けっこう食べられるようです。

おなかはいっぱいになるけれど、胸焼けせず、体に優しく、そしても心も、イライラ感や仕事のストレスから開放された、穏やかな気持ちになれるみたいで、時々ランチに行きます。

『寛心園』 大業店     
     住所:台中市南屯区大業路287號(大英街と文心路の間)
     電話:04-2310-7571
     http://www.easyhouse.tw/html/visit_05.asp