初めて自分で買い揃えた「元宵節」のお供えもののお味は、
「紅亀」=あっさり甘。餡はピーナッツ餡。「煎」してみたけど、上手にできなくて、フライパンにひっついて、破れたり、焦げたり。想像したより「香」じゃない。上手に「煎」方法、教えて~。
「花糕」=ほんのり甘。蒸しケーキ。
「桃の形のパンみたいなの」=ぱさぱさっぽい。中のアンコも少ない。
総合的に言えば、お供えものはお供え物。おいしさよりは、吉祥感優先かな。
初めて自分で買い揃えた「元宵節」のお供えもののお味は、
「紅亀」=あっさり甘。餡はピーナッツ餡。「煎」してみたけど、上手にできなくて、フライパンにひっついて、破れたり、焦げたり。想像したより「香」じゃない。上手に「煎」方法、教えて~。
「花糕」=ほんのり甘。蒸しケーキ。
「桃の形のパンみたいなの」=ぱさぱさっぽい。中のアンコも少ない。
総合的に言えば、お供えものはお供え物。おいしさよりは、吉祥感優先かな。
元宵節などの特別な日のお参りに、お供えするのが、「紅亀(アンクゥグェイ:台湾語発音)」などの紅くそめられたアンコいりの白玉粉で作ったお餅や、桃やお金とか丸い吉祥スタイルの硬い蒸しパンみたいもの。それと花糕(ファーガオ)という蒸しケーキ、麺線(素麺)も、お供え用に包装されたものなど。
何をお供えするか、各家庭によって違います。普通は、母や婆婆さま(姑さま)から教えてもらって準備するんでしょうけど、私の婆婆さまは、私が嫁に来てまもなく亡くなって、たくさんの張家の祭事のことなど習わぬままでした。料理も上手だった婆婆さまだったので、少しでも習っておけたらよかったのに、残念。
今年、初めて自分で選んで買ってみました。もともと買うつもりは無かったんだけど、この日の昼前、会社で同僚とおしゃべり中、この「紅亀」の話になって、日が過ぎて硬くなったら、フライパンで「煎(少ない油で焼く)」して食べると「很香!」と語るので、たまらくなって向上市場へとバイクで急行。すでにほとんど売り切れ状態の中、見つけ出して買い揃えてみました。写真のもの全部で150元。我が家用と会社用と2セット準備。しっかりとお参りしました。
軽トラックの荷台に、山のように詰まれた爆竹とロケット花火を、おそろいのジャンパー着た信徒さんたちが、道路に並べて行きます。私の見てた限りでは、この人たち、約2キロ(大敦路のずっと北から、向上路まで来て、さらに向上路を東へ)くらい、こうやって並べて点火して、バンバン、ピューピュー鳴らしてました。12時から聞こえて、1時半くらいまで。
これも慣れてくると、爆竹で、邪悪なものたちが駆逐されて、清められていく気分になるから不思議。私って、ほんと台湾習俗に馴染んできたのね。
今日は、旧暦の1月15日の小正月で、「元宵節」といいます。1年の中で初めて満月になる日。昼ごろから、あちらこちらで、また爆竹が景気よく鳴り始めました。
台湾では、街のあちらこちらに、大小さまざまな廟があって、そこの信徒(氏子)たちが、祭事があるごとに、街路で爆竹やロケット花火を鳴らしています。祭事の内容や日によって、爆竹を鳴らす(祭事の開始を意味することが多い)時間が、真夜中だったり、早朝だったり。あんな大きな爆竹の音が、連続で真夜中に1時間も聞こえたら、普通は「110」に電話しますよね。でも、誰もそのことに文句を言わないんです。暴走族が、パラピラブンブン街路で騒げば通報しますが、爆竹は諦めます。ロケット花火が窓に当たっても、気にしません。
今日は、昼に一斉に、あちらこちらの街角で始まりました。会社は9階にありますが、窓を開けているので、うるさいことといったら、電話の声がよく聞こえません。怒鳴り声でしゃべってます。こんなことも台湾では、ごく普通なんですね。
昼休みに自宅へ戻ろうとバイクに乗ったら、ちょうど爆竹鳴らすどこかの廟の信徒団体の横を通ることに。ヘルメットとマスク、手袋してるので、「半武装」ですが、そばを通るときは、さすがに怖かったです。だけど、好奇心満々で、ヘルメットしたままバイクをおいて、写真撮っちゃいました。
台南の塩水という町では、元宵節に、ものすごい爆竹祭りがあります。そこの完全武装もすごいですが、それでも、毎年火傷する人続出とか。カメラマンも必死で撮影してます。それを撮影するカメラもあるくらい。日本のニュースでもやってたのを見たことあるから、知ってる人も多いかな。
そういえば、今日、北京で、元宵節のロケット花火だか、花火を景気よくぶち上げて、国営テレビの建物がになったとかいうニュースが。ここでも火事にならないのが不思議なくらい。
騒音度: