台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

元宵節の爆竹

2009年02月09日 | Weblog

  今日は、旧暦の1月15日の小正月で、「元宵節」といいます。1年の中で初めて満月になる日。昼ごろから、あちらこちらで、また爆竹が景気よく鳴り始めました。

台湾では、街のあちらこちらに、大小さまざまな廟があって、そこの信徒(氏子)たちが、祭事があるごとに、街路で爆竹やロケット花火を鳴らしています。祭事の内容や日によって、爆竹を鳴らす(祭事の開始を意味することが多い)時間が、真夜中だったり、早朝だったり。あんな大きな爆竹の音が、連続で真夜中に1時間も聞こえたら、普通は「110」に電話しますよね。でも、誰もそのことに文句を言わないんです。暴走族が、パラピラブンブン街路で騒げば通報しますが、爆竹は諦めます。ロケット花火が窓に当たっても、気にしません。

今日は、昼に一斉に、あちらこちらの街角で始まりました。会社は9階にありますが、窓を開けているので、うるさいことといったら、電話の声がよく聞こえません。怒鳴り声でしゃべってます。こんなことも台湾では、ごく普通なんですね。

 昼休みに自宅へ戻ろうとバイクに乗ったら、ちょうど爆竹鳴らすどこかの廟の信徒団体の横を通ることに。ヘルメットとマスク、手袋してるので、「半武装」ですが、そばを通るときは、さすがに怖かったです。だけど、好奇心満々で、ヘルメットしたままバイクをおいて、写真撮っちゃいました。

台南の塩水という町では、元宵節に、ものすごい爆竹祭りがあります。そこの完全武装もすごいですが、それでも、毎年火傷する人続出とか。カメラマンも必死で撮影してます。それを撮影するカメラもあるくらい。日本のニュースでもやってたのを見たことあるから、知ってる人も多いかな。

そういえば、今日、北京で、元宵節のロケット花火だか、花火を景気よくぶち上げて、国営テレビの建物がになったとかいうニュースが。ここでも火事にならないのが不思議なくらい。

騒音度: