台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

台湾一品宴 ①

2009年12月27日 | 台湾のレストラン 餐廳

2009年も、残すところ後4日と少しになりました。

今週末から、台湾へ遊びに来られる日本人が多いようです。円高なことですし、せっかくの機会、台湾を満喫していただきたいですね。

台湾に行って、何がしたい?というと、ほとんどの方の目的1位が「おいしい台湾料理を食べたい。」ですが、九州の一回り小さいこの島国には、2泊3日くらいじゃ、とうてい食べきれない種類の名物料理があります。

26日、BSハイビジョン放送で、「満漢全席を再現」という番組を放送しているのを偶然見ました。今では、手に入らない幻の食材もあるそうで、(仮)と名をつけて、くまの手の料理をらくだの肉で作っていました。1グループずつ、何品か出てきて、全66品。食べ終わったとき、食べている中尾彰さんや司会者の人が「作る方も大変だっただろうけど、食べるほうも真剣で大変だったよ。」と感想を言われておりました。ご馳走食べて、コメントするだけなんて、何て幸せな仕事でしょう、思いますよね。でも、私も、、中尾さんの気持ち、分かります。

私、時々、アルバイトで台湾の日本語情報誌の取材をします。
今年も、何件か取材をしましたが、一番忘れられなかったのが、台中にある「日華金典酒店」の『台湾一品宴』の取材です。

レストランの取材では、必ず試食します。
このときは3名で取材に行って、説明と取材の後、試食が用意されていると聞いて、3名で分担して食べるのかと思いきや、ご丁寧に、一人一人前でした。

冬瓜茶から始まり、食前酒として「台湾ビール」を飲むときは、「今日の仕事、ラッキー」と前菜のプレートの9品を味わっておりました。このころは、話も弾んでおります。

「東港のサクラエビ、カラスミ、雙潤餅、原住民猪の焼肉、客家風たけのこ料理、宜蘭のアヒルと粉腸、フンフン、、」と。どれも一口サイズなので、ささっと胃袋に収まりました。

「文山包種茶」が供されて、1口飲んだころに、次のグループの料理が出てきました。