Nuforce社のプリメインアンプ「ICON2」を導入しました。
以前から気になっていたのですが、生産終了ということ在庫処分価格であったことで
購入を決めました。
ICON2のカラーラインナップは、ブラック、レッド、シルバー、ブルーの4色。
店頭にてブルーが輝いて見えたのでブルーに決定。
NuForce社の商品を購入するのは今回で2度目ですが、
この会社のパッケージは少しオシャレになっています。
箱に入っている商品の配置や見せ方がとてもよく美しく見えます。
開けながらワクワクするような梱包になっています。
自分の中では開封時にこのワクワクする気持ちにさせてくれるかどうかで
その会社の商品に対する姿勢を確認しています。
最近このワクワクをさせてくれる会社が減ってしまったように感じますが、
ICON2にはワクワクさせてもらいました。
ICON2の主な仕様は、小さいながらなかなかのスペックになっています。
デジタルアンプであるということはもちろんですが、入力端子にUSBがあるので
PCから直接USBで接続できることが大きな特徴です。
USB接続のDACは、96kHz-24bitに対応しています。
スピーカーの最大出力は30W×2。前面には3.5mmヘッドフォン出力端子もあります。
ICON2があればDACもアンプもヘッドフォンアンプも1台で
ほぼ網羅できる仕様になっています。
入出力端子のなかでも特徴的なのがスピーカー端子。
スピーカーケーブル付属なのですが接続方法がLANケーブルでお馴染みの
Ehernet端子を使用しています。
この仕様のお陰で簡単に他のケーブルを試すことが出来ません。
もしくは、これでチューニングをしたので「このまま楽しんで!」と
いうことなのでしょうか?
初めはこのスピーカー端子が残念な部分だったのですが、ICON2をつかっていると
何となくこの端子で良かったように思えてきます。
このアンプ価格の割にSN比がよく、透明感があるのですが、なんとなく
このケーブルがこの透明感に必要な一部になっている様な気がしてなりません。
他のケーブルと比べることが出来ないので確定は出来ないのですが。
ICON2のサイズでメインアンプとして使用する方も少ないと思います。
そのような時にオーディオアクセサリーに気を使わずにNuforce社の音を再現させる
コンセプトを感じられます。
だからICON2のスピーカー端子はこれでOKなのだと思います。
最後にICON2の音について。
一言で言うと、とてもよくまとまっています。
全体的に無理をせずどんな曲をかけてもICON2の音というスタンスが感じられます。
最も特徴的なのが透明感。
少し低音部分の張りが足りない、高音の伸びが少し足りない部分もありますが
そんなことを忘れさせるくらいの透明感があります。
レベルは違いますが少しだけハイエンド・オーディオを感じさせる音作りになっています。
エージングもせず音を出した瞬間にそれを思いました。
小型スピーカーのみで試聴すればこの価格帯でICON2に匹敵するアンプを
見つけることが出来そうにありません。(少し褒めすぎかもしれませんが・・・)
Nuforce社の音作りの方向性をこのICON2で感じることができました。
ほとんどは、MacBook ProからUSBで接続をしてICON2のDACを利用して
スピーカー出力していました。
このDACの調整もとても良く出来ていてUSB接続も安定しています。
前面の表記も数字や文字でなく「マル」だけで表現されているので
縦置きにしても横置きにしても違和感無く使用できそうです。
ほぼすべてを卒なくこなしてくれるICON2アンプ。
PCに使用するセカンドアンプとしては、この価格と安定感は他の追随をゆるさない
ものと思います。数年間も人気機種として君臨しているだけのことはあります。
そしてNuforce社の音作りの方向性がかなり気に入ったので
他のアンプやDACも試してみたくなってしまいました。
ニューフォース USB DAC搭載プリメインアンプブラック ICON2/BLK | |
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