ホリデイ現役添乗員日記

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スペイン巡礼の道~アストルガはカステラの故郷~

2011-10-07 22:47:44 | デイちゃんスペイン
デイちゃんです

レオンからアストルガの国道は

巡礼の道と重なっており

沢山の巡礼者をバスから見ることが出来る

今回の運転手さんは
自分も昔サンティアゴまで歩いたことがあり
ほらあれが巡礼宿
一泊5ユーロ位で安いんだよ
巡礼メニューも5ユーロ位で腹いっぱいになるんだぜ

でもレオンからアストルガまで48キロ以上
バスでは50分位でも
歩けば2日はかかる
北スペインといえど夏は酷暑
朝5時位から歩いて11時位には宿に入るそうだ


アストルガに到着してローマ時代からの城壁を抜けると
見えてくるのはカテドラルと司教館

ここの司教館はカタルーニャの天才ガウディが作ったものだから
どこにでもあるカテドラルよりよほど目立つのである

ガウディと同郷のカタルーニャ出身のグラウ司教が1887年に依頼したこの司教館

かなり奇抜なデザインで
ふたりは夢をそのまま形にしようと
建設に夢中になった
しかしグラウ司教が建設途中で亡くなってしまうと
ここはお堅いカスティーリャ=イ=レオン地方
時代を先取りしたガウディの感性を理解出来るはずもない
天才ガウディといえど
お金の出所が無くなってしまえば建設は続かず
あっさりクビ

でもだからといって建設途中の司教館を壊すわけにもいかず
嫌々ながらやっと1909年に完成させたものの
歴代の司教はとっくに別のまともな司教館に住んでいたので
現在は巡礼博物館として使っている


でもアストルガの名物は他にもあって
デイちゃん司教館の見学よりもそっちが気がかり
なんと日本のカステラのルーツはアストルガにあるというのだ花より団子だね

カステラのルーツは諸説あるが
要はカステーリャ地方のお菓子で
昔日本に来た南蛮人がおいしそうに食べているものを
これなあに
これカスティーリャのお菓子
からカステラになったと言われている

ではいただいてみましょう

1箱3ユーロ位で12個も入っている

スペイン人は朝こういうお菓子をチョコレートに浸して食べるのが好きだが
デイちゃん日本人だからこのまま食べる
カステラより軽い感じのスポンジで
お砂糖がしゃりしゃりしてる
でもちょっと脂っぽいような・・・

それもそのはずこのお菓子はマンテカーダMANTECADAと言って

豚の脂MANTECAを練り上げて作っているのである
う~んここでも豚と出会うとは
スペイン恐るべし最後はやっぱり食べ物の話だね期待を裏切らないね
スペイン巡礼の道はまだまだ続きます

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