マクロ経済そして自然環境

経済的諸問題及び自然環境問題に感想、意見を書く事です。基本はどうしたら住みやすくなるかです。皆さんのご意見歓迎です。

維新+みんな=第三極???

2012-10-05 13:52:02 | Weblog

 維新橋下氏が再びみんなの党に接近を図っているそうである。8月末のみんなの党との協議は物別れに終わりそのママ行くのかと思いきや、月初めのマスコミ某新聞の世論調査が芳しくなく、再び方針を変えた物と思われる。そうでなくとも最近は維新も往時の勢いはやや傾き始めているようであるが、その様なことから方針変更があると思われる。

 

 さてここで維新橋下氏等は”第三極”を目指すと言っているのであるが果たして其の意図する所が何か些かと言うよりかなり判然としない。ここ最近の一番の重要問題は当然あの一応可決はされたが今後の状況はそれ程判然としているわけでは無い消費税問題であるが、当面8%への引上げ実施は2014年4月であり、それまでに衆議院、参議院の選挙があり場合によってその結果如何では元に戻る(引上げ延期や中止)こともありうる。そこにおいてみんなの党は先般の議決で”増税の前にやる事がある”として反対投票をしたが、(”行革”をやれば賛成と読めるが)この消費税問題では維新は”地方税化にする”と言うだけで先般の増税法に反対なのか賛成なのか言辞を明言していない。

 

つまりこの両党が一緒になった場合でも衆議院選挙後には必ずこの消費税問題は再び浮上してくる事は間違いなくその意味ではきちんとして政策提言をしているわけでは無く、民・自・公がそれらに賛成であることと比べ談合3兄弟と呼ばれているがこの形からいえばその3兄弟の中に組みこまれ4兄弟になるのではと言うのがまず一般的観測でありましょう。

 

”みんな”も消費税地方税化に賛成と言っていますがしかし次期衆議院選後の国会でこれら両党が果たして明確に反対と言うかは極めて怪しいというべきでありましょう。特に維新は全国的に公明党と選挙協定を行っており、公明党が消費税引上げ賛成である以上、維新も同意見と取るのが普通でありましょう。つまりはこのみんなの党と維新が”協定”したとしても明確な消費税引上げ阻止派にはならないと言うのが客観的観測であり、其の真の意味での第3極は先般の国会で反対投票をした中小党派でありましょう。(”国民の生活”も増税の前にやる事があると言っていますので、その反対を貫く姿勢は変えて欲しく有りませんが)それら中小党派こそがその意味での第3極にふさわしいかも知れませんが(そういった意味ではそれら諸党派の大幅前進を期待したいですが)其の中のどの党に投票するかは有権者諸氏の賢明なる判断を期待したいと思います。

 

コメント
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