しみじみと・・・嫁は、大事やぞーーー大事にせいや！嫁が六分でワイが四分じゃった？

　今日はかみさんが居るので朝の段取りが楽でした。偉大ですなー、かみさんの力。昔、奈良の代々造り酒屋の分限者、橿原神宮から、二駅向こうの壺阪寺迄彼の土地を踏まずに行けなかった大金持ちの得意先の社長が居ました。訪問は昼前に限定さていて、その度に、「林よ今日は飯に行こう・・・」（飯でなく酒飲み目的）でした。「握り寿司」は上に乗っている魚だけを食べて、シャリは食わなかった人です。何故か、気に入られて居たのですが、帰ろうとすると急に怒り出す・・・「いぬルンか！」「注文は要らんか！」でした。其の社長が「ワイが七分で、嫁は３分ジャー・・・と豪語・・・と、思っていたが、おーミステイク！儂が４分で、嫁の方が六分ジャッタ。」と、しみじみ云った時が有りました。嫁は、大事やぞーーー大事にせいや！・・・が口癖でした。オッチャンとは、中国広州に旅行もしました・・・（嫁に見つかったら怒られると・・・）京都の割烹の女将に買った「翡翠の指輪」を飛行場で預けられて往生した思い出もあります（自分は掛け軸）。　彼の家の回りの高さ５尺の白壁・瓦の塀を修理すると２千万円を越す修理費用だった敷地の家で、オッチャンの寝間（２４畳）のふすまは「狩野派の墨絵」の襖でした（酔っぱらって寝ても此の襖は大丈夫でした）。写真は、津野町姫野々の小川横の「鑞梅」の大木です。

　　日本製紙連合会：2015年1月「紙・板紙需給速報」・・・紙・板紙全体の国内出荷：１９７万t（前年比96,1％・前前年比103,３％）10ヵ月連続の減少でした。印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比3.7%減で、10ヵ月連続の減少。輸出は10.1%増で、2ヵ月連続の増加。
　新聞用紙は前年同月比6.1%減。

　段ボール原紙は4.3%減で3ヵ月連続の減少。白板紙も1.5%減で4ヵ月連続の減少。
　従って、紙・板紙の「在庫」は前月比45千トン増、前月の 減少から増加。うち、紙は16千トン増、新聞用 紙の増加により5ヶ月ぶりの増加です。

　是を見る限り、ものを入れる用途が多い「板紙」は景気に正比例しますから、株式の調子の良さとは裏腹に実体経済では「消費」には繋がっていませんね。
　紙業界は値上げを打ち出していますから在庫が増えるのは良く有りません・・・「春需」で、値上げ前の仕入れが増える予測に、「メーカーの減産」が入れば何とか条件は整いますが。苦しくて抜け駆けするのが出るとぶちこわしになります。しかし、今は「メーカーの合併が進み」メーカー数が少なくなっていますから、これは多分無いと思います。

　カタログ通販大手の「ニッセンHD」が９日発表した2014年12月期の連結決算は、最終損益が「85億円の赤字」と前の期（28億円の赤字）から赤字幅が拡大しました。「カタログの発行回数」を増やしたが、インターネット通販の普及に押されて売り上げ減が続いているのです。
　カタログでの紙の需要家先は「ロイアルボックス客」扱いですが、量が大きいので減ってくると困りますね。カラー印刷を見て買うのが一番間違いが無いのですが、今はインターネットで色や、実着例を見て買うのです・・・色ずれのクレームは厳しくなくなっています。資材でも、「施行例」のカラー写真カタログが必須で、「５色・6色・・・補色」や、版下でも２校正、３校正、４校正での印刷の腕の見せ所でしたが、現実ではネット写真と、実際の色ずれはユーザーが了承済みの風潮で、営業が校正刷りを持ってネゴを取りに走り回る事も無くなりました。

　高知県しんじょう君のキャラクターの街・「すさき手帖」はＡ５判３１ページ、市は１４年３万部を発行。須崎市に「転勤した恋人を持つ女性」が、市について作ったという設定で、地元デザイナーが作成しました。
　・・・名物の鍋焼きラーメンや、メジカの新子には、「８、９月に須崎に来たなら必ず食うべし！」と付箋に書かれたデザイン。見出しは「食には絶対自信があるき。魚は旨いに決まっちゅう」と“土佐弁”・・・是が日本全国・第２回「ふるさとパンフレット大賞」で、全国パンフレット約２３００点の中の「最優秀の大賞」です。津野町のジムで出会う楠瀬市長さんもよくやりますね。