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TAR-KUNこと林岳史さんと選ぶ/決定版!2018 奈良のラーメン ベスト20

2018年08月26日 | 奈良ものろーぐ(奈良日日新聞)
毎月第4金曜日、週刊奈良日日新聞の「奈良ものろーぐ」欄に寄稿している。先週(8/24付)紹介したのは、今までとは少し趣向を変えて「ラーメン王子 林岳史さん/奈良にうまいラーメンあり」だった。林さんはTAR-KUN(たーくん)のハンドルネームで「麺バカTAR-KUN~全国制覇の野望~ 麺伝説」というラーメンブログを毎日更新されている。そこには

ラーメンとつけ麺が大好きなTAR-KUNが、全国のラーメンを食べ歩くブログです。奈良を中心に10代の頃から食べ歩きをスタートさせ、24歳で【ラーメン全国制覇】を達成。コレクタータイプで、ご当地ラーメンや地ラーメンも沢山紹介したいと思います。

年間200~300杯のラーメンを食べ、毎日ブログで紹介する27歳の林さんは「ラーメン王子」(私がつけた)の称号にふさわしい。記事の紹介に先立ち、林さんと2人で選んだ「ベスト20」を紹介しておく。なお並びは市町村の「北から順」であり、ランキング(順位付け)ではないので念のため(林さんもご自身のブログで、写真入りでベスト20を紹介しておられる)。



順序が逆になった。以下に記事全文を紹介する。

ラーメン王子 林岳史さん/奈良にうまいラーメンあり
「麺バカTAR-KUN(たーくん)」というラーメンのブログがあり、毎日更新されている。書いているのは宇陀市在住・在勤の林岳史(はやし・たけし)さん(27)。北海道から沖縄まで、全国津々浦々のラーメンを紹介していて、写真と短いが的確なコメントがつく。色白・肥満のラーメンおたくが書いているのかと勝手に想像していた。

本年6月29日の「ならフライデー9(ナイン)」(奈良テレビ放送)で林さんを初めて見た。よく日焼けした好青年で、想像とは全く違う。テレビ初出演だそうだが、県下のラーメン史や新店を紹介し、お店も取材されていた。さしずめ「奈良のラーメン王子」といったところか。「すごい青年が現れたものだ」と、私早速も取材を申し込んだ。私とは年の差38歳、しかしラーメン好きという共通点のおかげで、すぐにうち解けた。



林さんご推薦の「麺処と市」(めんどころといち 橿原市十市町)のラーメン

彼は19歳のとき無鉄砲の「つけ麺無心」でラーメン開眼、以来毎日ラーメンを食べ歩き、ピーク時には年間550杯、今も年間200~300杯は食べるという。もとサッカー少年で「ランニングなどで肥らないように気をつけています」。過去の最高記録は1日11杯(11店)で、広島から山口のお店を食べ歩いたとか。自らの結婚披露宴でもラーメンをふるまうという筋金入のラーメン好きだ。

彼によると県内のラーメンは①天理スタミナ系②無鉄砲などの濃厚とんこつ系③富雄などの新世代ラーメン、と進化してきたそうだ。次の台風の目は王寺あたりか。「ラーメンは安価なのに技術を駆使し手間をかけて美味しいものを提供している。そこに惹かれる」「県内には美味しいラーメン屋さんがたくさんある。ラーメンで『奈良にうまいものあり』をアピールしたい」と頼もしい。



私が推薦した「中華そば丸昌」(奈良市富雄元町)のラーメン

ラーメン店の数は全国で約1万8千店、うち奈良県内は90ヵ店、わずか0.5%。それなのに数多くの名店があるのは奈良県の誇りだ。「和歌山ラーメンがあるように奈良ラーメンがほしいですね。奈良は野菜が美味しいので、農家と契約して地場の野菜を仕入れ、そのダシをスープに加えるとか」、なるほど。ヤマトポークのチャーシューなども良いかも知れない。

インタビューの最後に互いの「県内ベスト10」を選んだ。順番はランキングではなく北から順である(このクラスになると、もはや甲乙つけがたいのだ)。

林さんのベスト10は▽ラーメン家みつ葉(奈良市)▽中華そばおしたに(同)▽麺人ばろむ庵(同)▽MENYA BIBIRI(同)▽がむしゃら(大和郡山市)▽麺屋一徳(天理市)▽ちかみちらーめん(川西町)▽麺食堂88(同)▽麺~leads~なかの(大和高田市)▽麺処と市(橿原市)。

私は▽トリカヂイッパイ(生駒市)▽濃とんこつラーメン一望(同)▽にぼしこいし(奈良市)▽ふじ門製麺(同)▽梅光軒奈良店(同)▽丸昌(同)▽麺屋NOROMA(同)▽力皇(天理市)▽くろす(大和高田市)▽麺屋いちびり(橿原市)。

奈良はラーメン王国。おいしいラーメンで国内外から多くの観光客を引きつけよう!

(写真キャプション)林さん(右)と私。写真右は麺処と市、左は丸昌(まるまさ)。


やはり20歳代と60歳代では、選ぶお店が微妙に違う。やはり私はあっさり系(清湯系)のトリカヂイッパイ、梅光軒、丸昌を選んでいる。かたや林さんはこってり系のがむしゃら(無鉄砲)、麺処と市などを選んでいる。しかし38年の年の差を超えて盛り上がれる「ラーメン」という料理は、素晴らしい。

奈良県は、県下の美味しいラーメンをネタに、外国人観光客の誘致に取り組んでいただきたいものである。林さん、楽しい取材をありがとうございました!

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