tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

トリカヂイッパイ(生駒市)、渾身の醤油らぁめん!

2015年10月14日 | グルメガイド
昨日(10/13)、初めて「らぁめん トリカヂ イッパイ」(生駒市俵口町1093)にお邪魔した。昨年(2014年)6月に彗星の如く登場した有名店である。ほぼ昼だけの営業、最寄りの生駒駅からは1km以上、土日は行列必至なので様子を見ていたが、ちょうど昨日は人間ドックで会社はお休み、しかもドックは早く終わるので、午前11時の開店には何とか間に合う、という算段をしたのだ。


お店の貼り紙

車で店先に到着したのは10:45。ギリギリ5台ほど駐められる店先の駐車場には、すでに3台が駐まっていた。通行量の多い幹線道路沿いに面した狭い駐車場は、駐めにくいことこの上ない。何とかマイカーを押し込んだが、あとで聞くと、近くのコインパーク(有料)に駐め、お店で駐車券を提示すると、「麺大盛」「味玉」または「ごはん」の無料サービスがあるのだそうだ。次回からはそうしようっと。なお近くの「ローソン」には、ゼッタイ駐めてはいけない。



開店時間の11:00にはお客が7人ほどになったが、平日の早い時間帯なので、まだ行列はない(席はカウンターのみ10席)。シックで清潔な店内。ここは食券を自動券売機で買うシステムだ。私は「定番 醤油らぁめん」700円と「そぼろごはん」200円をチョイス。ラーメンは他に「こだわり 塩らぁめん」と「ボリュームたっぷり 和(あ)えそば」(醤油は御所の片上醤油を使っている)があり、いずれも700円だ。券売機から自動的に情報が流れるのだろう、あまり待つこともなく、写真のラーメンとそぼろごはんが運ばれてきた。

丼の中の小宇宙、とつぶやいてみたくなるほど見事な盛りつけ

見るからに美味しそうな盛りつけだ。まずはスープをひと口。おおっ!これは清らかでしかもコクと深みのあるまさに清湯(シャンタン)スープ。そこに上品な味わいの鶏胸肉チャーシューが載る。白髪ネギや糸唐辛子もムードを盛り上げる。ストレート細麺が、またこれによくマッチする。店名は「鶏味一杯(トリアジイッパイ)」のもじり?とあてずっぽうに推測した。

同じ鶏白湯でも、奈良市大安寺の「麺屋 NOROMA」の「こってりスープ」とはまた違い、どちらも甲乙つけがたい美味しさだ。そぼろごはんもあっさり甘口で、ラーメンのスープとよく馴染む。naranaraさんの「奈良グルメ図鑑」には、このように紹介されている。

阪奈道路、生駒インターすぐ。写真の醤油らーめんは島根県出雲の生醤油タレに魚醤を加え、京赤地鶏のスープを合わせたもの。無化調でコクがありながら、すっきりときれいな味に仕上げる。かんすいを使わない麺は細麺ながらシコシコした食感のストレート麺。鶏胸肉を使ったチャーシューは低温調理でしっとりと。白髪ねぎ、水菜、糸唐辛子、海苔。



私は常々「ラーメンなど、奈良県下で美味しいものを食べるには『るるぶ』を心がけて」と申し上げている。JTBの「るるぶ」は「見る、食べる、遊ぶ」、私の奈良版「グルメるるぶ」は「調べる、探し回る、並ぶ」だ。ネットやグルメ本などで美味しい店を調べ上げる、それをもとに店の場所を探し回る、着いたら黙って並ぶ。

 究極のラーメン 2016 関西版 (ぴあMOOK関西)
 今年の必食531杯
 ぴあ

奈良県は人口当たりの飲食店数が、日本で一番少ないし(市町村別では生駒市が日本一少ない)、美味しい店はたいてい分かりにくく行きにくい場所にある。だから奈良版「グルメるるぶ」なのだ。しかし苦労して良い店に当たったときの喜びは、限りなく大きい。

それにしてもこのラーメンはおいしい! 食べてすぐ、また行きたくなった。皆さん、「らぁめん トリカヂ イッパイ」は、ピーク時を外し、お車はコインパーク利用でお訪ねください!
食べログは、こちら

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