tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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紙遊苑で「民芸和凧展」

2007年05月01日 | 九度山町
紙遊苑(しゆうえん)は和紙の資料館で、手漉き体験もできる町営の施設だ(和歌山県伊都郡九度山町慈尊院)。すぐ横を世界遺産・高野町石道(ちょういしみち)が通る。

同町には、弘法大師(空海)が製法を教えたといわれる「高野紙(こうやがみ)」「古沢紙(こさわがみ)」と呼ばれる和紙が伝わる。

4/29(日)に訪れると、無料の企画展「民芸和凧展」が始まったばかりだった。真田十勇士を描いた凧など、日本各地から集められた色とりどりの和凧がずらりと並ぶ。写真は常設展示室天井に掲げられた大凧で、古くから九度山町に伝わる原画をもとに制作したものだそうだ。
※紙遊苑(町のホームページ)
http://www.town.kudoyama.wakayama.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC02000&Cc=7D1333E32D&DM=&Tp=&IM=

帰省の折に立ち寄ったのだが、苑長は私の九度山中学時代の恩師・松山健さんである。松山先生はのちに(1995年)町教育委員会・文化財担当となり、手漉きができる体験型資料館を提案、99年に紙遊苑をオープンされた。現在、年間の来苑者は約5千人で、地元の小中学生は自分で漉いた紙で卒業証書を作っている。
※「手漉き高野紙の魅力伝え」(ニュース和歌山 04.7.7付)
http://www.nwn.jp/kakokizi/20040707/itimen/itimen.html

同苑は勝利寺(しょうりじ)の境内にあり、今は藤の花も見頃だ。近くには町石道の起点で世界遺産の慈尊院や丹生神社もある。この企画展は、ゴールデンウィーク後半の5/3~6にも催される。真田祭り(5/3~5)と併せ、ぜひお訪ねいただきたい。

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