tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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奈良検定 認定支援セミナー

2008年12月10日 | 奈良検定
1/11(日)の奈良まほろばソムリエ検定(奈良検定)まで、あと1か月となった。皆さん、準備は進んでいるだろうか。

私はこないだの日曜日(12/7)、「奈良通1級 認定支援セミナー」(奈良商工会議所主催)に参加してきた。《歴史、自然、神社仏閣、史跡・名所、仏像等奈良県全域の歴史や文化に関する事項を、公式テキストに沿って解説します》(公式HP)というもので、奈良大学で開催された(10:00~16:30)。要は、直前対策授業である。
http://www.nara-cci.or.jp/narakentei/04/index.html



認定支援セミナーは一昨年、2級受験の前に受けたことがある。主催者にとって全くの初回だったせいもあるが、半分は「直前対策」というより「教養講座」のような授業で、期待外れだったという記憶がある。昨年は、初回の1級対策用にこのセミナーが開かれると思っていたが、どういう訳か行われなかった。だからこの日は主催者にとっても、全く初めての「1級対策用セミナー」ということになる。



当日、近鉄高の原駅から大学行きの臨時バスが出ていて、アクセスはとても便利だった。肌寒い日だったが、天気は快晴。キャンパスではピンクのサザンカが咲き、白い校舎の壁によく映えていた。



1時間目は鹿谷勲氏(奈良県立民俗博物館)の授業だった(下の写真。プロジェクターを使っているので、室内が暗くなっている)。同氏の話は一昨年の2級用セミナーでも聞いたことがある。試験対策としては「?」だが、県下各地の祭りに関する貴重な画像をたくさん紹介していただいたので、雰囲気がつかめた。



2時間目は関根俊一氏(帝塚山大学教授)による「国宝の仏像」の授業(冒頭の写真)。関根氏は、1級受験の要件である「体験学習プログラム」で、「大和の仏たち」のコースをご案内いただいた。お話はとても分かりやすい。

この日は「脱活乾漆造の仏像が大切」「止利仏師、運慶・快慶など、著名な仏師の像に注目」など、具体的なアドバイスをいただいた。重要な仏像の一覧をプリントにして配布していただいたので、いつか「ズバリ!奈良検定2級の要点整理」にも引用させていただこうと思っている。



昼食をはさんで、午後からはすべて来村多加史氏の授業。歴史、神社仏閣、史跡、自然などに関する練習問題を作成されていた。その1ページ分を最初の5分間で解き、その後で解説していただくというスタイルだった。問題を解くことで、自分の弱点がよく分かる。走り書きした解説は、これからじっくり読み直そうと思っている。



参加者の中には、私のブログ読者が何人かいらっしゃり、声をかけていただいた。とても嬉しいことである。会社の同僚にも、2人出会った。

試験まであと1か月。このブログでも、奈良検定に関連するお寺の記事などを紹介させていただこうと思っている。

受験される皆さん、お互い頑張りましょう。
コメント (5)
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