tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ならならのお弁当

2008年12月23日 | グルメガイド
12/18(木)、奈良県下のセブン-イレブンとイトーヨーカドー奈良店で、「ならならのお弁当」の販売が始まった。今年4月の「奈良のうまいもの弁当」に次ぐ第2弾だ。
※奈良のうまいもの弁当(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/4a536818e9c4099985f26c6b8d2322c0

今回は《奈良女子大(奈良市)の学生も開発チームのメンバーに加わった》《開発チームに参加した栄養学などを専攻する大学院生、学生5人の意見をもとに、サケを混ぜご飯にしたり、ハート型の卵焼きをのせたりするなど工夫を凝らした》(12/20付 読売新聞)という
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/society/20081220-OYO8T00232.htm

早速、発売初日(12/18)のお昼に、セブン-イレブンで買い求めた。それが、ここに掲載した2枚の写真だ(ただしこの割り箸は、私が吉野のイベントでもらってきたもの)。
http://narashoku.blog32.fc2.com/blog-entry-74.html

県のHPからメニューを拾うと《・大和まなの菜飯(特産品料理・奈良県産農産物を使用)・鮭混ぜ飯・星型の薄焼き卵・鶏ささみカツ・肉じゃが(御所片上醤油を使用)・豚の生姜焼(御所片上醤油を使用)・大和まなの煮浸し(郷土・特産品料理・奈良県産特産物を使用)・大根となすの田楽(郷土料理・奈良県産農産物を使用)・かぼちゃとさつまいものきんとん風・わさび海苔(野迫川村沢わさびを使用)・きんぴら (カロリーは634Kcal、野菜量128g)》。これは盛りだくさんだ。
※ならならのお弁当(県農林部「奈良のうまいもの」ホームページ内)
http://www.pref.nara.jp/norinbu/umaimono/2007seven-bentou.html



この商品の特徴は5つあって、

1.「奈良のうまいもの(郷土・特産品料理)」の要件である「郷土料理16品の内2品以上と特産品を使った料理を盛り込んだ奈良らしい料理」を満たしている。
なお郷土料理2品は、大和まなの煮浸し、県産大根となすの田楽。特産品は大和まなである。

2.「健康なら21応援団」(ヘルシーメニュー)の要件である「主食・主菜・副菜が揃っていて、エネルギーが550~700Kcal(1日の食事摂取基準量の1/3程度)、野菜の量が120g以上)」を満たしている。
なおカロリーは634Kcal、野菜量は128g。

3.奈良県産農産物である「大和まな、大根、わさび」が使われている。野迫川村産沢わさびの茎は、わさび海苔として使っている。

4.県産丸大豆を使用した醤油(御所市の片上醤油製)が、豚生姜焼きと肉じゃがに使われている。
なお片上醤油はウチの遠縁であるが、香り高い無添加無調整の醤油には定評がある。
http://www.asm.ne.jp/~soy/

5.奈良女子大学生がメニュー考案(彩りや飾り、栄養バランスなど)に参加している。

能書きが長くなったが、いただくと、とても美味しい。菜飯と鮭ご飯は、塩加減も水加減もちょうど良い。まなの煮浸しやわさび海苔などの脇役も頑張っている。女子大生が企画しただけあって、見た目がとても可愛い。

なお、この弁当でも使われているカラーのおかずカップ(プラスチックフィルム製)は、葛城市の奈良アルミ箔(株)が考案したもので、今もシェアは日本一だと聞いたことがある。

ささみカツ、肉じゃが、生姜焼の3点セットは、ボリューム感とともにぜいたく感が味わえる。これをそれぞれ大和肉鶏、大和牛、ヤマトポークで作れば売値はハネ上がるだろうが、いちど食べてみたいものだ。

このお弁当は、1か店で1日40食ほど用意され、1月中旬まで販売されるそうだ。関係者のブログによれば、発売初日のセブン-イレブン1店舗あたりの売上げは44個で、これまでの全国のセブン-イレブンでの弁当売上げの最高記録38個を上回ったという。なおヨーカドー奈良店では200個売れたそうだ。
http://narashoku.blog32.fc2.com/blog-entry-77.html

第1弾の「奈良のうまいもの弁当」は、好評につき県内限定から広く関西地域にエリアが拡大され、70日間で4万食以上も売れたそうだが、今回はこれを凌ぐヒットになる可能性がある。今から楽しみにしている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする