まさかまさかの、35℃。 セミも小鳥も・・・・・しーん。 声が聞こえて来ない。 皆木陰の涼しいところに身を隠し、今日の暑さから身を守っているようだ。 聞こえてくるのは、隣のTVの音ばかり。 暑さに負けてはと、素麺を頂いてみた。 久しぶりの食事らしい食事。 今夜も素麺で何とか暑さ対策を考えてみた。 庭の冥加は未だでない。 何か良い薬味は無い物か・・・・。
蜩が早朝から啼いていたが、気温が上がるにつけ別のセミが鳴き始めた。 「ジーーーー」、なんというセミか解らないが、余計に暑さを感じる声である。 被災地の苦労が・・・・・・。
体調が良ければ災害の整理にボランティアに行けるのだが、残念ながらからだが・・・・・。 悔しい思いである。 土木建築で六十年生きてきた私なので、前回の災害時には素人の皆さんを陣頭指揮のもと働いてもらったが、今回は、足手まといにならぬよう家でじっとしている。 それにしても甚大な犠牲者数である。 私の知人も被災したが、命だけは守り通したそうだ。 これからの二か月が大変な避難生活となる。 工務店や、畳や・・・、建築関係の各種職種は長い不況で数が少なく、こうした災害時には昔の様に対応できない。 総合的な住宅政策が日本にはないから、若い人たちは持ち家がなかなか持てない。 例えば、高齢者の古い住宅を建て替えて、その代金は、その居住者の死後その住宅を若い世代に譲り、長い期間の返済で家賃以下の支払いで住めるような制度を行政が中心でやるべきではなかろうか。 そうすれば、安全な昔ながらの住宅地のスムースの世代交代が出来、危険な開発や、安普請の住宅が排除され、安全な生活が出来るのだが・・・・・。 金持ち優先のアベチャンでは出来ないなー・・・・・。