藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

我が家の夕食

2017-12-12 17:57:30 | 日記・エッセイ・コラム

今夜の夕食は、鯵の刺身。 中華スープ、山芋、サトイモの煮っ転がし、大根葉の煮しめ。 スーパーへ行くと、秋鯵の良い物がきれいな瞳で私を連れて帰ってと訴えていた。 奥様からは、庭の山芋の処分と、大根葉の料理だ。 大根葉は奥様に任して、私は秋鯵の刺身を作り、中華スープを準備した。 

この時期の秋鯵は、・・・・・。 言わずもながである。 ここから奥様、いつも古文書を教えていただいている方の元へ、一人前お持ちになった。 庭で育った、サトイモの煮っ転がし。 山芋がこれまた美味しい。 今も口の周りが「かゆーい」。 今夜のお風呂は中止。 さあ寝るぞ・・・・・。

一日三回ブログの更新を行うことにした。 理由 ボケ防止である。 ただそれだけ。

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モンテンルパからの帰還

2017-12-12 08:51:00 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜夢を見た。 それは昭和27年か、28年どちらか判然としない、ある出来事の夢である。 夢の中では、着ているものが冬用でないところから、それは28年の夏休み前のことであったのではなかろうか。 授業中、小遣いさん(当時、用務員さんをそう呼んでいた)が、廊下を走って我々の教室にやって来て、「梶山君、直ぐに校長室に来るように」と、連れて行った。 その日、同学年の男の子三人が同じように校長室に呼ばれた。 それは、我々の学年だけだった。 三人の名前は、前記の梶山君、四年生から同じクラスになった山澤君、今一人は、この事件後直ぐに転校して行ったので氏名がわからない。 呼ばれた三人は、校長室から帰ってくるとそのまま下校していった。 先生の説明で初めて彼らの身に何が起こったのか知ったのは、脱脂粉乳の給食後であった。 戦死したとされていた父親が、生きて帰還してきたのだそうだ。 彼らの父親は、全て偽名で「モンテンルパ戦犯収容所」で生きていたのだった。 同じクラスの梶山君とは、下校道が同じなので仲良かった。 加えて、私の父親から彼は父が戦死しているので、優しくしてやる様にと言われていたので、何時も一緒にいた感がある。 私がいじめの防波堤となっていた。 突然に父親が生きていたと知った彼は、相当に戸惑っていた。 夏休みになる前に、彼は引越しして行った。 閉鎖になっていた引揚者住宅が、再開されそこに引っ越したのだった。 一度その家まで彼を送ったことがある。 その道々、彼が語った言葉が未だに耳の底から離れない。 「父親が本当に父親なのかが信じられない。」と、大田川放水路の土手道で語った。 秋、彼は隣の草津小学校に転校して行った。 以来、彼には会っていない。 四年生から同じクラスになった山澤君の場合は、もっと複雑である。 終戦時戦死公報をうけっ取った母親は、戦死者の弟と再婚して、三人の弟、妹を設けていた。 それには理由がある。 大きな酒店の長男と結婚していたため、店の存続の為、義理の両親から、次男と再婚することを求められて、それにしたがうしか無かった。 戦死公報から八年、突然生きて帰られた家族の混乱は、想像しただけでも・・・・。 事実同級生の彼は、日々悩んでいた。 成績は学年で飛び抜けて良かった。 私がどんなに頑張っても彼には敵わなかった。 同級生の中で、彼こそ東大に行けるだろうと思っていた。 がしかし、彼は中学卒業すると、家出同然に東京へ出て行った。 それから幾十年して、あるTV番組で東京での彼の成功を知る事になった。 彼は東京に出て、バーテンダーになり、名声を博していた。 自らの店も三軒経営していたようだ。 TV局にお願いして、住所に手紙を書き、ぜひ一度会いたいむね伝えたが、「二度と広島の地を踏む気は無い」との返事を最後に、手紙の受け取りを拒否をされた。

なぜその二人の夢を昨夜見たのか考えた。 先ほど気が付いた。 BS日TVの「フォレスタ」の録画を見たからだった。 その中に「ああモンテンルパの夜は更けて」が有ったのだ。 先ほどから再度見てみると、涙で画面が見えなくなった。 捕虜になった事で、家族が周囲から村八分になる事を恐れ、偽名を使い、その事でより家族の生活を複雑にしてしなった事実。 保守政治家の皆さん、こんな悲しい思いを国民に再びさせまいと、戦争放棄をした事を忘れてしまったのですか。 資本家の利益のために、再武装の道を急ぐ政府。 近隣国に、核武装の理論を補強させてはいませんか?。 その後、梶山君には再び会うこと無かった。 ぜひ今一度会いたいものだと思う。

追記

この頃ではなっかろうか、「高 英雄」が歌う「雪の降る町を」という曲が冬空に流れていたように思うのだが。

こんなに降ってます。

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寒さで目が覚めた

2017-12-12 06:24:45 | 日記・エッセイ・コラム

真夜中二時、寒さで目が覚めた。 窓の外は・・・・・・・。

深深と雪が降っている。 ベランダまでも白くなって、 屋根が有ろうが、風に乗って吹き込んでいる。 今年初めて電気毛布にスイッチを入れた。 布団から出たくないが、尿意には勝てない。 昨夜水分を取りすぎたのだろう、四度もトイレ通いをした。 夕食は、水分を控えめにしたほうがよさそうだが、高血圧を発症した身ではそれも叶わぬ思いである。 なんだかんだと寒い中、PCの前に座っているほうが「バカ」である。 寒いときは寝るに限る。 

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