藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」  「MOX燃料」

2013-09-02 21:55:41 | 社会・経済

2 私の好物が手に入った。 と言うより私が通院途中に、近所の奥さんを通り道の病院までお送りしたところ、里から頂いたのでお裾分けとして頂いた。

果物の中でイチジクが大の好物である私としては感謝感激である。

近頃では果物やではなかなか見かけなくなった。 どうも果物屋では傷みの早いイチジクは、商売に向いていないようである。

ところで、先日来「MOX燃料」について調べていたが、なぜ危険な「MOX燃料」を使う原発を作るのか見えてきた。 

元来「MOX燃料」は、新型転換炉と呼ばれる原子炉で使用するものとして考えられたらしい。 なぜそうしなければ成らなかったのかは「核保有国」からの圧力が働いたらしい。 特に「アメリカ」からの外圧は特に大きいらしい。 「使用済み核燃料」の中の1%の「プルトリューム」が、日本の「遠心分離機」と技術力があれば「核兵器」に使用できる濃縮がいとも簡単に出来るようである。

元々原子力発電所の建設に当たって、「アメリカ」「イギリス」「フランス」の核保有国が「日本の核保有」を懸念した。

そこで考えられたのが、燃料は輸入、再処理も「フランス」で行うことを前提として「アメリカ」「イギリス」「フランス」との折り合いが付けられたらしい。 

今日本に存在する、「使用済み核燃料」に含まれる「プルトリューム」から作れる「核兵器」は、数十発生産できるそうである。 問題はここにある。 「核保有国」から見ると「いつ自分たちの頭の上」を飛び越えて「核保有国」になられることが嫌なのだそうであるらしい。 そこで考えられたのが、「MOX燃料」として「改良型軽水炉」 での使用を迫られたのが大間原発建設だそうである。

そもそも大間原発の建設については、「MOX燃料」を使用が前提のため、建設費が1995年当時約6000億円と積算され、全ての電力会社から建設を拒否された政府は、一旦建設を諦めたが、外圧が強く「国策」として建設のための法整備を行い「電源開発株式会社」にその建設を行わせたのが実態なのだ。

原発1号機を稼動させた時から、予測出来たことが今や現実となっただけである。

自民党政治の目指した「核保有国」に成る事を「核保有国」が如何にして「核保有国」にさせないかの、「静かな戦争」の結果が、「MOX燃料」原発の建設なのが解って来る。 しかし、そこで使用される「プルトリューム」以上の量の「プルトリューム」が他の原発で生産され続ける。

「核の連鎖」から抜け出せなくなった日本は、どこに行くのだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする